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アサギマダラ(タテハ蝶科・10月30日撮影)
強くもない秋風にハラハラと吹き倒される蝶々。
派手な色ではありませんが、白っぽいところが水色がかり、ステンドグラス風の硬質な透明感があって
一度目を止めてみると美しい。
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アゲハの類よりスレンダーな印象。
アサギマダラ、と言う名前がふと浮かんで、調べてみるとやはりそうでした。
日本の東北・時には北海道から、台湾・中国本土まで1000キロから時には2000キロを超える大移動をする。ええ~っ
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蝶に関心のある方にはとても注目されている蝶々のようです。
私もどこかで写真くらい見てたんでしょうね。
以下はネット情報の荒っぽい受け売りです。
アサギマダラ。春から夏にかけて日本の標高1000~2000メートルのところで繁殖。
涼しくなるにつれて南下を始め、国境を越えて台湾・中国に達し、冬は南の島の洞窟などで過ごす。
暖かくなると北上を始め、本州の冷しい高原で夏を迎える。
蝶は普通羽化後一週間ほどで翅がボロボロになり10数日で死ぬが、
アサギマダラの翅には鱗片がほとんどなく、(翅の透明感はここから来るようです)
1000キロ飛んだ後もそのままで、寿命は4ヶ月くらい。
南下する蝶と北上する蝶は別の固体なわけですが、どうして大移動の時期が分かりコースが分かるのか謎。
いやいやすごい蝶々です。
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きゃしゃに見える体形は長距離を走るアスリート型なのか。
詳しいことはこちらをどうぞ。
特別珍しい蝶ではないようですが、わが家のある京都南部は大移動の途中で通過するだけの地域なので
あまり見る機会がなかったのかもしれません。
写真の蝶は力尽きて落伍した一匹。後ろ翅に斑紋があるので男の子ですね。
そのままでは踏まれてしまうので脇の草むらにどけましたが、
昨日見たときは動かなくなっていて、今日は姿も見えませんでした。
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