今はブラインドタッチと言わずにタッチタイピングと言うようですね。
これ、あんまり適当で、前に一度書きかけて恥ずかしくてやめたんですけど
パソコンのスキルは高いのになぜかタッチタイピングだけ苦手、
かなり高度なことをしながら(私なんか見当もつかない)
ずうっと一本指でキーを見ながら打ってああ肩が凝る、という人が身近にいたりするので書いてみます。
あほらし、って笑っといてください。
タッチタイピングの練習ってやっぱりかなり我慢がいりますよね。
何がしんどいって、覚えてないのに見ずに打て、っていうのがまず耐えられない。
ついついキーボードを見たくなる。ここ、かなり我慢です。
で、私は50過ぎて練習を始めた時、カンニングペーパーを作りました。
白い紙の上に手を乗せて、周りをサインペンか何かでグルグルっとなぞる。
とりあえず両手の形が描けますね。
指の真ん中、指紋のど真ん中のところに、ホームポジションになるキーを書きこみます。
アルファベットの3列の真ん中の列ですね。
最初に指を置くところ、必ずここに指を戻す位置です。
特に突起のあるFとJが大事です。
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画面から切れるのでもう一度図を入れます
それからその周りにその指で打つ他のキーを、ホームポジションのキーから
右上、とか左下、とかおよその位置に書きこみます。
左手の小指だったらど真ん中がA,左上にQ,右下にZ。
この図をキーボードと画面の間に置いて、ふんわりとホームポジションに指を置き、
キーボードは見ずに図を見て打つわけです。
ホームポジションから指全部を離さないでさえいれば、図を見て必ずキーの位置がわかります。
自分の指をなぞった絵なので、指の先にキーをくっつけていくような感じです。
カンニングじゃん、だめじゃん、と言われるかもしれませんが、
苦痛を感じて投げ出すよりずっといい。
やっているうちに指が覚えてしまいます。
何を打ち込むかですが、あまり文学的な文章は変換にてこずってストレスがたまります。
一番楽なのはビジネスの定型的な文章です。かなり長くても一発変換してくれます。
でも面白くないので(笑)
中をとって新聞のコラムなんかがいい、ということになります。
毎日新しい話題が出るので10分とか15分とか決めて、打てるところまで打ってもいいですね。
生きている文章を打っていると、よく使うキー、使わないキー、よくセットで使うキー、
とキーの個性が感じられて覚えやすいように思います。
「を」「だった」「しましょう」とか、セットで指が動くようになります。
日本語の文ばかりで練習していて私が困ったのは、アルファベットを意識しないで打つようになるので
英語を入れようとすると頭の中でアルファベットに分解するのに時間がかかることですね(笑)
タカタカ打っていて突然「え~っと・・・」になるので、「ブラインドタッチできてるのにどうしました!?」
って言われます。
英文は英文で練習しないとだめですね。
まぁこの程度でいい人はこんな方法もありますよ、ということです。
ビジネスでバリバリやる必要のある方は正攻法で頑張ってください。