ひまりんのつれづれ日記

感じるままに何でも書けたら・・・

25年前に逝った友のこと

2005-10-18 15:13:57 | 友のこと
最近天気が悪くてさえない気分。少し体力をつけもっと働こうかなと思う今日この頃。知り合いのご家族が亡くなったなどと聞くと、25年前に亡くなった友、S.さち子さんのことを思い出す。
彼女は花にたとえるなら、さざんかのように清楚で、賢く、性格がよく、まじめな人だった。
私は25年前の12月の半ばに結婚したのだが、彼女はその結婚式の日にスピーチをしてくれ、二次会にも残ってくれ、帰りは疲れたからと言って、横浜青葉区の自宅までタクシーで帰ったと言う。
その2週間後の12月26日の早朝彼女は帰らぬ人となった。折りしもその日はお母さんと沖縄旅行に行くと約束した日であった。お母さんが早朝電話をして、ご主人が見に行くともう息絶えていたとのことだった。心臓系の病気だったと思う。
今で言えば過労死であろう。
彼女は中学の英語教師をしていて、葬儀は自宅近くのコミニティホールで行われ、
生徒さんもたくさん来て、盛大な心うたれるものであった。
善人は早死にをするというのは本当だなと思った。最後までやさしくしてもらい、
お礼の言葉もつたえないうちに逝ってしまった。
私たちが彼女を思い出すとき、いつも28歳のままの美しい姿。
今は天国でお父さんに親孝行をしているのだろうか。あのちょっと理屈っぽい口調と笑顔で・・・

どうもありがとうね。スケッチブックを持って一緒に公園に出かけたりして、その後お食事したよね。この前六義園に行ったとき、ここもSさんと来たなと思い出した。
一生心に残る友達Sさん・・・すばらしい人だった。