ひまりんのつれづれ日記

感じるままに何でも書けたら・・・

母の予想

2018-11-21 18:19:02 | Weblog
ちょっと恥ずかしいのですが、
私は寒くなると毛糸のパンツを引っ張り出してきます。
10年くらい前に母が古セーターで作った毛糸のパンツを5,6枚くれました。
お前はは私の言うことを聞いて、ちゃんと毛糸のパンツをはくからと言って。

母は洋裁をしていたので、コートでも何でも作ることができます。
そんな母のおすすめの毛糸のパンツも、
とうとう最後の一枚、それも破けてきました。

母が私に型紙をくれました。
「私、型紙なんかもらってもわからないよ」
と言うと、母は大丈夫だよといって
お菓子の袋に入れて渡してくれました。



その型紙はたんすの引き出しに10年以上眠っていたのかな。

とうとう私はとりだして古セーターの上にのせ、
やはり母のそろえてくれた洋裁ばさみで裁断しました。



半日かかって毛糸のパンツは出来上がりました。



これは小さな幸せ、いやもしかしたら大きな幸せです。
母の予想は当たりました。
母は私がどうにかして毛糸のパンツを作るのをわかっていたのです。