スケッチブック

しずかに、のんびり、ゆるやかに

おでかけ*4 好文亭のふすま絵

2022-05-12 07:50:00 | 音・ことば・本・モノ・偉人さん
花の時期がすぎて
のほほーんとしている偕楽園



その中にたたずむ好文亭
とても素敵でした

好文木・・は
「梅」の呼び名

梅は
なにかを学ぶひとを
そっと応援してくれる、、と
昔から思われていた木

白い梅、大好きです

文武両道の
水戸藩の9代藩主
徳川斉昭さん

しっかり学ぶところ、弘道館
ゆったり休むところ、好文亭
水戸に
ふたつの建物を作られたそう

きのうは
ゆったり休むほうへ
行ってきました




ごめんください

靴はぬぎます




1階をめぐりながら





ひと部屋ひと部屋
とても小さいのに






ものすごく
広いところを
歩いている気になるのは

ひとつひとつの部屋に
名前がついていて
ふすまいっぱいに
絵が大きく
描かれているからかもしれません


中庭の緑を
写しているような
菊の間や




灯ると、うっすら桃色に染まる、
桃の間




元気な竹の間





上の欄間の棒が
木の枝風・・
かわいい・・



ここまでの襖絵は
田中さん作


紅葉の間





四畳半が
すっかり秋です
きれいな色・・





藩主夫人が来た時に
おつきの女中さんたちが控える間だそう

ふ、と見ると
紅葉の中に、鳥が・・




ここにも







とりを見つけるたび
ふっ、となる
外の世界でも、そう

これを描いたかたに
時をこえて
親近感が、じわん・・

しばらく
紅葉の秋から
うごけなくなりました


つづく