先日お散歩のついでに原宿のコスモスペースさんに寄ったら、やったらきれいな青のクラスターがある。
「カルカンサイト」。しかもえらく安い。カルカン君(ええ?)はわりと安い石だけど、もっと安い。
聞いたら「人工」とのこと。
ええやん。美しければ。もうCZやら何やらで人造宝石には無抵抗になってる。
それにカルカン君はしばしば銅鉱山の坑道に滴る水からできたりする。それも人工みたいなものでしょ。(乱暴だな)
Chalcanthite。胆礬。CuSO4・5H2O。銅化合物の代表みたいな存在。「硫酸銅五水飽和物」。中学校の理科実験室にありました。美しい青に魅せられた記憶がうっすらある。ボルドー液の主成分。これがないとおいしいワインは飲めません。
銅鉱物はそろそろもういいかという感じ。フィナーレを飾るに、この澄んだ青はふさわしいのではないか。
人工のせいか、とても澄んでいる。澄み過ぎてガラスのように見えるところもある。
けれどこの色と光たるや、「青い銅」の絶頂ではないですか。(大げさな) ちょっと写真は青すぎるかな。ごくかすかーに緑が入るんだけど。このピク7は青が強くなるらしい。
自然のもののように母岩にひっついているのもなかなかあざとくていい。(は?)
水に溶けやすいけど、極度に乾くと真っ白に崩壊してしまう。同様の石はほかにもあるけど、難儀な部類。しかし仮に溶けたところで、お安いものだからいいでしょう。(そういう問題か?)
もうこれで銅鉱物はおしまい。と自分に言い聞かせる。(ほんとかね?)
切りがないもの。リロコなんて無理だし。
で、その記念に「少し詳しい銅鉱物リスト」を作ってみた。別項。
こんだけあるんだから、「主なのを網羅してやろう」などという野心は無駄よ、と。(暇持て余しただけなんじゃないの?)
はあ疲れた。
銅よ、さらば。(はいはいw)
……クリノクレースとかちょっとほすぃな。(はは)
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