元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

本日の特別サービス「オムライス」@まりも@日吉。 評判の美味しいオムライス。でも、やっぱり量が多くて学生街の定食はきつい。

2016-10-20 17:59:45 | グルメ
本日の特別サービス「オムライス」@まりも@日吉。

評判の美味しいオムライス。でも、やっぱり量が多くて学生街の定食はきつい。

「まりも」は、昭和レトロの雰囲気がある古い喫茶店。街のおじちゃんおばちゃんに混じって、勉強する慶大生に議論する慶大生。例のレイプ集団広告研究会が、まだ日吉にいるようだが、ほとんどの慶大生は真面目で頭も良さそうに見えます。(まあ昔も今も悪い奴は一握りでしょう)
隣りで議論している一年生らしい女の子と、その先輩の二年生らしい男の子は、結構鋭くしっかり議論している。中身はまだ幼いけれど


町田宗鳳著「法然と明恵 鎌倉仏教の宗教対決」聴了。 疫病の流行と飢饉が重なり、多数の死者が出た平安時代末期の京都

2016-10-20 17:11:47 | 読書
町田宗鳳著「法然と明恵 鎌倉仏教の宗教対決」聴了。

疫病の流行と飢饉が重なり、多数の死者が出た平安時代末期の京都。しかも末法思想が広まった時代の平安時代から鎌倉時代初期に新しい仏教を始めた法然と明恵。

法然は念仏を唱えれば誰でも往生出来ると解き、明恵は厳しい修行が必要と解き、全く正反対の二人。

ただし、二人とも比叡山や興福寺などの、既存の金儲け主義宗教からは迫害される。世の中は疫病が流行り不安な世の中、カルト宗教にとって、これほど金儲けが出来る時期はない。
と聴いて、現代も一緒じゃないか。カルト宗教政党が、戦争と貧困を進める政党を応援するは、当たり前じゃないか。社会不安が増せば信者が増え、お布施が増える。

「クラーナハ大回顧展 500年後の誘惑」@国立西洋美術館。

2016-10-20 15:41:15 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
「クラーナハ大回顧展 500年後の誘惑」@国立西洋美術館。

この時代の画家は注文に応じて描いていた時代であり、大量の注文をこなす為に工房を作って、たくさん弟子を抱えていた時代。クラーナハは宮廷画家であり、宗教改革のマルティン・ルターと友達で彼をサポートした。
注文絵画なので、写真のような写実主義の自画像が多い。貴族はこう言う絵を部屋に飾ったのでしょう。
その為絵は細かいところまで描かれていて綺麗であるが、ほとんどの絵は個性に欠ける。
しかし、「ホロフェルネスの首を持つユディト」は、凄い素晴らしい絵であった。あんな肖像画のような普通の澄ました顔をするユディトの手には、ホロフェルネスの首を持っている。女の怖さを垣間見た作品です。これだけ見られればOK、この展覧会に来た甲斐があります。

酒井抱一の国宝「夏秋草図屏風」が、東京国立博物館で公開されているので行ってきた。写真撮影OKなので、本物を撮影し

2016-10-20 15:29:27 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
酒井抱一の国宝「夏秋草図屏風」が、東京国立博物館で公開されているので行ってきた。写真撮影OKなので、本物を撮影した。

バックの銀色が色褪せてしまっているのが残念だが、急流の群青色や草の薄緑色が残っていて綺麗である。
右屏風の夏の朝顔、百合や輝く草、左屏風の秋には枯れて一部茶色くなった草の対比が美しい。

これは尾形光琳の「風神雷神図屏風」の裏に描かれたもの。今は引き剥がされて、別々に保管されている。

「禅 こころを形に」展@東京国立博物館。実際のお目当は雪舟の国宝「秋冬山水図」。特に冬山図の真ん中にある直線が謎だ

2016-10-20 15:17:56 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
「禅 こころを形に」展@東京国立博物館。

禅は自分で実践しているので、それほど興味はなかったが、白隠の達磨図はとても良かった。これを描いている時が禅そのものではなかったか?要は成るように成る。ケセラセラ、宇宙と一体化して自然に身を委ねる快感。


実際のお目当は雪舟の国宝「秋冬山水図」。特に冬山図の真ん中にある直線が謎だ。何のために、この線を引いたのか?
日本の冬山と言うよりヨーロッパアルプスのアイガー北壁のような難攻不落の絶壁である。ただ、この線がある為に、奥行きが永遠に拡がる。いつまで見ていても飽きない。