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元外資系企業ITマネージャーの徒然なるままに

日々の所感を日記のつもりで記録

半藤一利著「昭和史2 張作霖爆殺と統帥権干犯」@Amazonオーディブル聴了。

2016-10-27 21:03:58 | 読書
半藤一利著「昭和史2 張作霖爆殺と統帥権干犯」@Amazonオーディブル聴了。

張作霖爆殺事件で陸軍が暴走を始め、ロンドン軍縮会議で海軍が暴走を始める。軍部が天皇をないがしろにして、暴走することから始まる昭和。
第二次世界対戦の戦犯が靖国神社に合祀されてから、天皇は靖国神社に御参りに行かなくなった、最初の経緯が良くわかる。
やっぱり正しく現代史を中高で教えるのは必須だ。


司馬遼太郎著「王城の護衛者」@Amazonオーディブル聴了。 幕末の動乱機に京都守護職に着いて、京都の治安を守った会津藩主の松平容保の物語。

2016-10-26 21:36:02 | 読書
司馬遼太郎著「王城の護衛者」@Amazonオーディブル聴了。
幕末の動乱機に京都守護職に着いて、京都の治安を守った会津藩主の松平容保の物語。
あまりに政治力と時勢を見る目がなかった松平容保、その律儀すぎる性格が災いして会津藩を不幸にしてしまった。
だが日本史史上、これほど将軍と天皇に忠義を尽くした藩はなかった。これも歴史である。世界に誇れる忠義の美しさである。実際リチャード1世に忠義を尽くしたロビンフッドのようだと例に出している。

翻って徳川慶喜は水戸藩出身だけあって、天皇への不義が日本史の中で如何に逆賊として扱われて来たか良く知っていた。(水戸藩編纂の大日本史など)だから錦の旗を見た瞬間に戦争を放棄してしまった。

一昨年にF1と伊勢参り行って新幹線と近鉄特急に乗って感じたことだが、日本民族高台大移動が必須だなぁ

2016-10-26 06:59:35 | つぶやき
一昨年にF1と伊勢参り行って新幹線と近鉄特急に乗って感じたことだが、日本民族高台大移動が必須だなぁ。

無駄な公共事業やるよりよっぽどGDPは上げるは、国民のためにはなるは、再生可能エネルギーも一挙に導入すれば地球環境にもいいし。

特に新幹線乗ってて、浜名湖辺りを通る時は、ここで南海トラフ地震が起きて、新幹線が止まって津波が来たらイチコロだ。大深度地下で地震で断層が動いたら一貫の終わりのリニアより、南海トラフ地震対策しないと。

柳家小三治一門会@早稲田大学大隈講堂。 またまた抽選で当選してしまって、無料で小三治師匠の落語が聴けるのは、ラッキーです。しかも前から11番目の良席

2016-10-25 21:18:50 | 芸術(美術展・映画・コンサートなど)
柳家小三治一門会@早稲田大学大隈講堂。
またまた抽選で当選してしまって、無料で小三治師匠の落語が聴けるのは、ラッキーです。しかも前から11番目の良席。
柳家小はぜさんに柳家ろべえさん、いつも寄席で出囃子を弾いている柳家そのじさんが出演。

柳家小はぜ-平林
柳家ろべえ-妾馬
仲入り
柳家そのじ-寄席囃子
柳家小三治-千早ふる

ろべえさんは、来年の三月に真打ちに昇進して、小八になると言ってました。いづれは精進して、師匠の喜多八を継いでくれるでしょう。それにしても、たった一人の弟子が真打ちになる前に死んでしまった喜多八師匠は、さぞかし無念だったことでしょう。
こころなしか、ろべえさんは以前喜多八師匠の独演会の時とは、別人のようでした。(小三治師匠の前だからなのか?師匠がいないからなのか?)

寄席小屋と違って若い人達が多く、人間国宝の芸に老若男女、酔いしれました。隣の女子学生は、いちいち「ああ」とか、頷いて笑ってました。
いつものように長めのまくらでは、フランク永井の「公園の魔術師」を歌ってくれました。
また、そのじさんが昔の名人の出囃子をいろいろやったので、小三治師匠が円生師匠とか、物真似をしてくださいました。(相手は人間国宝なので、言葉使いが丁寧)

今まで1〜2回しか大隈講堂に入ったことがないのに、今月はもう3回目。人生って、本当に不思議なもんですね〜と言うか、求めよさらば与えられんって感じです。

外国による植民地政策の恐怖におののく幕末で、水戸学では愚民政策の限界が議論され、国民の教育は福沢諭吉など明治の教育者や思想家の双肩にかかっていた。

2016-10-25 09:17:30 | 読書
外国による植民地政策の恐怖におののく幕末で、水戸学では愚民政策の限界が議論され、国民の教育は福沢諭吉など明治の教育者や思想家の双肩にかかっていた。
(要は政治を行うのは一握りの武士であり、農民は税を納めることだけ、商人は金儲けだけ、国民に国を思う気持ちや国を考える習慣は皆無と言うこと)
丸山眞男セレクション「国民主義の「前期的」形成」より。

現代は、江戸時代と何も変わっていないなぁ。とつくづく感じるのでした。