ひらりん

ベース弾きのブログ

履歴書#3

2013-11-06 10:00:00 | Life
 ミュージシャンとして生計を立てられるようになって、唯一残念な事は「名をあげる事」
ができなかったことです。

「名をあげる事」とは僕個人の解釈ですが、例えばTVの歌番組等でアーティストのサポート
ミュージシャンとして、またはスタジオミュージシャンとしてCD等で名前がクレジットされ
ることです。

バンドでメジャーデビューしていれば、極端な話し技量やルックスに関係なく、解散しても
「○○バンドのベースです(でした)」って肩書き残せるから、本人さえ頑張れば業界がその
ネームバリューで放っておかないけれど、セッションミュージシャンはそうはいかない・・・
そもそもスタート位置が違う。

僕はバンドデビューを諦め20代半ばで脱サラしてホテルやキャバレーのハコバン(店の専属バンド)
時代に多くを学び、オーディションもいくつか受けて、歌手の専属バンドの仕事を得たのは30歳
の時でした。

その後 J-popと呼ばれる前の Pops系アイドル、ニューミュージックやロックのアーティスト
達のサポートをさせていただけたことは大変感謝していますが、「名をあげる事」なく歳を重ね
てきました。


コメント
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