台上へ上がるとポツーンと雨粒・・あれー予報は確か午後~
急遽予定変更、朝早めに見てきた山麓へ
下は蒸し暑くお空も晴れ
こんなにも気温が違うのかと驚く。
ヤブハギ「マメ科」
ヌスビトハギに似るが莢は、節の数が3~2、
区切りがはっきりしている。
花は淡紫紅色
または白で唇弁内側はピンク色の種。
薄暗い所が好きな様で撮影には苦しい限り。
最初は涼やかな花から
見慣れぬオトギリソウ発見
ミヤコオトギリ「オトギリソウ科」
花弁や萼片に黒線があり,縁には黒点がある。オトギリソウより花が小さい。葉はオトギリソウより細く,縁とともに黒点がある。
調べてこれと良く似てるのですが?です。
コヤブタバコ
「キク科」
ガンクビソウに似て下部の葉柄には広い翼が在る。
頭花はお椀形で先が細くならない。
コナスビ 「サクラソウ科」
茎は地を這いまばらに軟毛が生える。
名はそう果がナスに似る事から付いたようです。
この時期こんなに大きく開花したコナスビは初めて
見ました。
アオツヅラフジ「ツヅラフジ科」
葉の形はツル植物でよくあるように、変化に富んでいる。
まるでヤマノイモと間違ってしまうような3浅裂するものから、
三角形~広卵形まである。
葉柄が短く、茎には短毛がたくさん生えており、
葉裏にも毛が多いので目印となる。
白くておしゃれな花・・(臭木)
クサギ 「クマツヅラ科 」
木を折ったり葉をちぎったりするととてもいやな臭いがします。 花やそう果は葉の悪臭とはずいぶんと違い
おしゃれな感じです。
キンミズヒキ 「バラ科」
茎は毛が多く直立、茎や枝の先に穂状に黄色の花を付ける。
秋の野山何処にでも見られる花ですが良く観察すると
オレンジの葯を付けた華麗な花です。
静かなイメージの石田さんですが、
マクロ撮影では大胆さと奇抜な構図が目立ちます。
雷雨予報で急遽、此方へ来ましたが、草刈のされる前で
いろんな野の花を観察できました、が
今年は少し時期が早かったようです。
暑いくらい場所を早々に退散。
デジカメ初めて2ヶ月目釘宮さん撮影
カメラが良いからと言われても、大喜び。
イセハナビ 「キツネノゴマ科」
中国大陸原産の多年草草本
茎はやや木質で潅木状にそう生し、
5列した淡紅紫色の花を付け
九州南部では野生化しているようです。
ムラサキシジミ
めずらしい蝶だそうです 羽根を閉じると
地味なのですが広げると鮮やかなブルーが
シンクロナイズスイミングの衣装の様で目を引きます。
やはり台上は涼やか
昼食は日差しも無いので爽やかな風に
誘われて石のテーブルで賑やかに
ヒナノキンチャク(雛の巾着) ヒメハギ科 ヒメハギ属
東北地方以西~九州
日当たりのいい山野。和名は果実を小さな巾着に
見立てたもの。葉は楕円形、1~3cm。枝先に長さ2mmの
淡紫色の花を総状につける。果実は扁円形
まだ若くて貧乏なの・・・と言ってたかな?
名前の”巾着”がまだなのです
最初、(紅・白)の外花被が開き、黄色の内花被が
現れるのでしょうか?
美しい衣を何枚も重ね着
それにお金持ち、ラブリーさんですね。
実際は小さな花ですので
誤解の無いように
コマツナギ 「マメ科」
林縁、土手などに生え上部は草のような
半低木です。
カヤツリグサ・イグサ科等は全く不明なのですが、
何でもありの質問に調べてみました。
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ミヤマホタルイ |
タマガヤツリ |
確かでは有りませんので
ご存知の方は教えてください。
キセワタ 「シソ科」
花弁の表面に白い毛が生えている様子を
綿を着せているように見立てて付いた
名のようです。
最後は赤や黄色の花咲く草原で
自由散策を楽しみました。
観察が終り、郷へ帰る途中雨が降り出し
日頃の行いがよい所為でしょうかねェ。
参加者数17名
開花調査
ミゾカクシ・タカサブロウ・ノブドウ・アキノタムラソウ・
ヌスビトハギ・イラクサ・ソクズ・オトコエシ・ミズタマソウ
アキカラマツ・サイヨウシャジン・ミシマサイコ
クズのはななど
下見参加者
石田 秀幸
石田美津子
桃坂 建信
開花記録
石田美津子
花の過渡期にあたり心配していましたが
充分な花を観察できラッキーでした。
お仕事多忙の欠席届を戴いた皆様
おつかれさまです。
次回は時間が取れますよう~に
次回観察日
2008年9月10日(水曜日)
時間:午前10時
場所:平尾台自然の郷
著作:編集 森ふさ恵