残暑厳しい毎日で開花の様子も全く見当つかないこの頃です。
今日は予報も寒いくらいと成り絶好の観察日和と
なりました。
9/13日前回勉強会で見つける事の出来なかった雌花を探しへ
アマチャヅル雌花
雌花の場所を探して転々と~見つかりませんとうとう
他の地域でどの様に咲いているか見て来る事にしました。
16日別の場所を歩きまわること
犬も歩けば棒・・・いろんな花に別の所で出会います。
カワミドリ(河緑)シソ科
彼方此方歩きまわっていると思わぬ花の群生に
カラスノゴマ コバノボタンヅル
カラスノゴマ (烏の胡麻)「シナノキ科カラスノゴマ属」
学名:Corchoropsis crenat
シナノキ科には珍しい1年性の草本です。
コバノボタンヅル(小葉之牡丹蔓) キンポウゲ科 センニンソウ属
つる性の木本植物。
9/19野草調査へボランティア
中々面白いコースでした。この時期の井出浦は何時も見ています。
9/20日何時もの同行の氏と一緒に下見へ
シバハギが近くに咲いていると言う。早速見に行く事に
シバハギ
シバハギ(芝萩)マメ科ヌスビトハギ属
学名:Desmodium heterocarpon (L.) DC.
花は大きさ5ミリほどで、翼弁は旗弁より紫色が濃い。
ガクは深く5裂して見え、先は尖る。
シバハギ、タヌキマメは行橋と思っていましたのに
ノゲイトウ等、色々悩みましたが観察会午後からは此処へ行く事に
ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)マメ科ササゲ属
学名は、Vigna angularis var. nipponensis
中央の竜骨弁はねじれ、左の翼弁がかぶさる。
右の翼弁は竜骨弁を抱くようにつきでる。
ヒメシオン(姫紫苑) キク科
葉は非常に細く、縁には僅かにギザギザがあり、茎の先で枝分かれしながら
多数の花を枝分かれしながら多数の花が大きな塊になって付く
勉強会当日、年々少なくなる姫紫苑が気になっていましたが
茫々の藪の中精一杯伸びあがり
けな気に咲いていました。
撮影:森
ヤマジソ
ヤマジソ「シソ科」
国:準絶滅危惧 県:絶滅危惧Ⅱ類
個体数も少な、く絶滅が危惧されている植物です。
昨年何時もと違う所で発見大喜びしましたが
今年は草刈りに合い何度行っても姿を見る事は出来ませんでした。
一本だけ咲いてたと大喜びの報告でした。
ヤクシソウ メリケンカルガヤ ノゲイトウ
ヤクシソウ(薬師草)「キク科」
学名:Youngia denticulata
メリケンカルガヤ(米利堅刈萱)イネ科雑草の一種。
学名:Andropogon virginicus)
アメリカから侵入したカルカヤということで名付けられた。
ノゲイトウ(野鶏頭 )「ヒユ科」
学名 Celosia argentea
原産地は熱帯アジアの外来種
花序は細長く、花の色は赤から銀色へと変化する。
ツクシハギ
ツクシハギ(筑紫萩)「ハギ科」
学名は、Lespedeza homoloba
旗弁はふつう龍骨弁より短く、耳状突起はよく発達し腎形である。翼弁は龍骨弁より短く、明るい紅紫色である
萼は5裂、裂片は萼筒とほぼ同長、先端は円~三角形で鈍頭。萼裂片の脈は不明瞭。
マルバハギが終わる頃咲きだしますのでより美しく感じます。
撮影:釘宮
ベニバナボロギク「キク科」(紅花襤褸菊、原産地はアフリカ
学名:Crassocephalum crepidioides)
特に森林が伐採された際などに一斉に出現し、パイオニア植物としての姿を見せている。
サイヨウシャジン
サイヨウシャジン「キキョウ科」細葉沙参
学名:Adenophora triphylla (Thunb.) A. DC.
シャジン(沙参)の細葉形という意味です。
夏の暑さに耐え秋色の美しさを増しています。
殺意:下猶
コシオガマ
コシオガマ(小塩竈)「ゴマノハグサ科」
「葉まで美しい」と言われるピンクの花もきれいです。
自分でも光合成をしながらイネ科の植物に寄生する半寄生植物だそうです。
センニンソウ カラスウリ マメアサガオ
センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科センニンソウ属の多年草。
学名 Clematis terniflora)
果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことから
この名が付いたようです。なお、有毒なので、注意を要する。
カラスウリ(烏瓜)「ウリ科」
つる性の多年草。朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。
マメアサガオ(豆朝顔)ヒルガオ科サツマイモ属
名前の由来は アサガオに似た花が小さいことを豆に例えたことによります。
学名は、Ipomoea lacunosa
撮影:山中
タヌキマメ
タヌキマメ「マメ科」学名:Crotalaria sessiliflora
マメ科のなかでも国内では、このように直立する総状花序を持ち、
鮮やかな青紫色の蝶形花を開花するものはなく、とても愛嬌のある花。
珍しさのあまり探し回り、踏み荒らしの対象となり平尾台では絶滅寸前です。
別の場所へ観察へ出かけました。
ヤブマメ
ヤブマメ「マメ科」
ふつうの花のほかに土のなかに「開かないつぼみ」(閉鎖花)をつける
このつぼみは、開かないまま果実や種をつくり、土のなかで冬越しをします。
撮影:吉松
ヒキオコシ
ヒキオコシヒキオコシ(引起こし)シソ科ヤマハッカ属
別名:エンメイソウ(延命草)
学名:Isodon japonicus (Burm. f.) H. Hara
あの風の中小さなヒキオコシをこれほど鮮明に写しています。
ヤナギハナガサ 葉 アレチハナガサ葉
ヤナギハナガサ(柳花笠)クマツヅラ科クマツヅラ属の多年草
学名: Verbena bonariensis)
園芸植物として導入されたが、野生化して空き地や道端などに生える。
シバハギ(種) ヤマボウシ(実)
シバハギは、早くも種になっていました。野草の命は短く
あっという間に種になっています。
ヤマボウシ(山法師、山帽子)ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。
学名 Benthamidia japonica )
果実は集合果で9月頃に赤く熟し食用になる。
果肉はやわらかく黄色からオレンジ色でありマンゴーのような甘さがある。
撮影:桃坂
草原は心地よい風の中、山麓ではやはり暑い中の
開花調査と観察会を終えました。
各班に分かれての調査は少人数でしたが、テキパキと進みました。
みなさんの気持ちが一つになりより成果があがりました。お疲れさまでした。
残り3回と成りましたお身体に気を付けて最後まで頑張ってください。
次回勉強会
10/9日(水曜日)
平尾台自然の郷 花工房 発9:30分