各地を襲った集中豪雨
被災されたみなさまへお見舞い申し上げます。
多雨・雷予報 もしや中止宣告の中
みなさん出向いてこられます。
ビデオで花のお勉強をしながら早昼食・・・
見る見るうちに青空がのぞき、先ほどとはウソのような
観察日より。皆さんの熱意が通じたのでしょう。
下見では
少し悲しいご報告
湿地の撮影のため、一寸だけと足を踏み込んだ下には小さなサギソウの芽が
そこ彼処と踏まれていました。悲しいですね
長雨のため僅かな日差しにも
ヨロイグサ「セリ科」
早めに開花の終わった株の多い中で、精一杯花を咲かせて虫たちを
呼び寄せています。
ヒメノハギ「マメ科」
小さな花ですが色合いの美しさと可愛さはマメ科一番でしょうか?
可愛い名前にどんな姿なのか探してみました。
コイヌノハナヒゲ「カヤツリグサ科」
小さくて写すのに苦労しました。
調査ではカヤツリグサ科は除外していますが可愛い名前に、つい捜してしまいます。
突然の天気の変化にあわてて開花調査にかかります。
ヒナノキンチャク「ヒメハギ科」
翼のある葉柄をもち 花は黄色味~淡紫色、
白の萼片を持つものと三通りに変化する。花から種への過程が
見れる写真です。
名前は、ちいさな実の形を巾着に見立てたもの。
ベニバナボロギク「キク科」
花の様子が武士の旗印の「そぼろ」にてソボロギク
と呼ばれていたのがボロギクとなる。
武士の旗印だったのですね~ボロでは無くて良かった。
撮影:亀嶋
シラヤマギク「キク科」ベニシジミ(蝶)
シラヤマギクは一番初めに咲き始める白色のキク科植物
舌状科は数が少なく6個以内下部の葉は長い柄がある。
名前不明のキノコ
ご存知の方は教えてください。
咲き始めてきました夏秋の白い花。
センニンソウ(仙人草)キンポウゲ科センニンソウ属の多年草。
学名 Clematis terniflora)
茎の先端付近の葉腋から三出状の散房花序を出し、多数の白い花をつける。
4枚の花弁に見えるのは萼片で、本当の花弁はない。
果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いた。
有毒なので、注意を要する。
撮影:釘宮
不明の蝶です
ルリタテハ
親切にありがとうございました。
薬草として珍重されます
カワラケツメイ「マメ科」
葉は互生、有毛 萼片5個の黄色花を付ける。
ケツメイ=エビスグサの仲間に使われる。
エビスグサの実はハブ茶として使用される。
これも美しい写真です。
ノヒメユリ「ユリ科」
世界で一番小さな百合 今年は豊年当たり年でしょうか?
至る所に顔をのぞかせています。ありがとう~声をかけたくなります。
何の花だかわかりますか?
ツバ「セリ科」
普通の散形花序らしくなく、花の柄に長短があり、全体には円錐
花序らしくなる。あの食用に使われるミツバです。良く見ると可愛い花ですね。
これもまたあこがれの花
ミズタマソウ「アカバナ科」
実は丸く全面に鉤型の刺毛を密生し、水滴を
付ける。この実を水玉に見立てたものです。
おめでたい紅白です
ミズヒキ「タデ科」
穂状の花を水引に見立てたもの。
花も紅白に分かれている目出度い時の水引でしょうか?
撮影:桃坂
宮中の儀式・・風習~ついた名前
キセワタ「シソ科」
昔、宮中で菊の花に綿を着せる儀式が行われこれを被綿と言い
ピンクの菊の花に綿を被せたような花の集団花序から付いた名の様です。
そう云えば花嫁は綿帽子を被って嫁に行くのもそうした
習慣から来たものでしょうか?
花の咲いた後の面白さ
ダイコンソウ「バラ科」
下部の葉は羽状の複葉で、大根の葉に似ていることが名前の由来。
アキカラマツ「キンポウゲ科」
萼片は早く散り多数のおしべが目立つ。
キンミズヒキ(金水引)
バラ科キンミズヒキ属
学名は、Agrimonia pilosa var. japonica
雄しべの数が10~13本。2個の雌しべは普通1個のみが成熟する。
萼筒がよく発達し、萼片は5個。萼筒のふちにはカギ状の刺が多数ある。
そう果は萼筒と萼片に包まれて熟す。
撮影:吉松
日差しを求めて競うように咲き始める花。短かった夏を取り戻すように
頑張っていました。
盆休み後、体調を壊された方が多数でした。
雨の多い夏でしたが、谷を渡る風は涼やかで山はすでに秋に向かっています。
早く元気に成られて歩きに来て下さいネ。
次回は9月10日(第2水曜日)
平尾台自然の郷花工房9:30分出発です。