平尾台自然の郷野草勉強会

平尾台の自然と野草を見守り観察し
記録するボランティアのグループ。

平尾台自然の郷9月後半野草勉強会

2015-09-25 | 野草の観察
3日前曇り雨の予想が曇りに変わり
ホーッとしながら台上へ、カーブを登るにつれ
一面の霧この霧が、台上の花を育んでいるのだが、
調査は困難を来しそう。

雨を予想してCコースを先に調査していました。

シラバナサクラタデ「タデ科」




また珍しいアキノタムラソウの写真

アキノタムラソウ「シソ科」
花糸が退化していない葯をむすぶ葯隔と同じ太さで
,一直線につながったようになっており,葯は雌ずい(雌しべ)
にそって花の上部に出る.その後,花が咲き終わるにつれ葯隔は
外側に向かって曲がる.アツノタムラソウ、ハルノタムラソウの比べ
アキノタムラソウの特徴と言えます。


    
アカバナ「ナデシコ科」  コケオトギリ「オトギリソウ科」  サイヨウシャジン「キキョウ科」
前回の調査で不明のオトギリソウはコケオトギリと判明しました。

報告・写真:森


天候も回復に向かいつつあり、D班とA班B班が分かれて調査開始
今回も各班から写したままの写真をたくさんいただきました。


撮影:山中 明子
最近大分、足腰の筋肉が上部になられたようです。
甘やかしてはいけない鍛えましょうが合言葉です。


ダンドボロギク「キク科」
何気なく見過ぎしてしまうダンドボロギくアップにして
その可憐な蕊の姿に一同感動しました。少しトリミングしています。



    
コウゾリナ「キク科」  ヤナギアザミ「キク科」  ヌバタマ「アヤメ科」


    
オニノゲシ「キク科」  ゲンノショウコ「フウロソウ科」  ハバヤマボクチ「キク科」




撮影:吉松 安子
とても元気な方です。野の花に夢中、一生懸命撮影されています。


ツクシハギ「マメ科」
旗弁と舟形弁が等しく翼弁が小さいと言われています
花としては大きな花弁を持ち豪華に見えます。


      
ナワシロイチゴ「バラ科」  ワレモコウ「バラ科」  スイラン「キク科」  ヒメノハギ「マメ科」

とても気になる写真です。

ヤマドリゼンマイ
湿地一面に広がりつつありカルスト台地での湿地の将来が不安です。
湿地に人工的に溝を作ったのが、一番の原因だと思います。早く以前の形に戻してほしいものです。

    
ホザキノミミカキグサ「タヌキモ科」 ニッポンイヌノヒゲ「ホシグサ科」 アカバナ「ナデシコ科」



撮影:鶴田 フクエ
ご本人の弁によりますと思いやりがあり優しい性格と言っています。

ツクシコゴメグサ「ゴマノハグサ科」


      
センブリ「リンドウ科」  キンエノコログサ「イネ科」 ヒキオコシ「シソ科」


     
ヒメヒゴタイ「キク科」  ヒナノキンチャク「ヒメハギ科」  ホソアオゲイトウ「ヒユ科」  ウド「ウコギ科」 



 
撮影:下猶 節子
最近ひざ痛に悩まされているようです。
一日も早い回復を祈っています。

センブリ「キキョウ科」


ヒキオコシ「シソ科」


撮影:松島 清香
秋吉台と平尾台両方を観察されています。
同じカルスト台地と思いますが咲く花は少し違ってるようで、参考になります。

ヒメシオン「キク科」



撮影:桃坂 建信
綺麗に咲いた花を見つけて教えてくれます。素晴らしい観察眼を
お持ちです写真も繊細です。

アカネ「アカネ科」


      
ツクシコゴメグサ「ゴマノハグサ科」  センブリ「キキョウ科」  ヒメノハギ「マメ科」  ヒキオコシ「シソ科」


      
マメアサガオ「ヒルガオ科」  オオメナモミ「キク科」  ノダケ「セリ科」  チジミザサ「イネ科」



撮影:釘宮 智子
ご主人の体調が順調なご様子、花散策に専念されています。
センターボランティアとして草刈り、道路整備、にも参加勉強会でも調査票の取り纏め
下見にと協力いただいています。


メハジキ「シソ科」


  
ツリフネソウ「ツリフネソウ科」  ヒメジソ「シソ科」



怪しい天候も午後からは汗ばむような蒸し暑さ途中パラパラと小雨にみまわれたものの
無事開花調査を終わることができました。お疲れ様でした。
午後からのコゴメグサも監察した場所は、殆どツクシコゴメグサでした。小さいので
踏み荒らしを恐れて早々に引き揚げました。
今年も、後3回開花調査は10月1回のみ、後一息頑張りましょう。


今月の昆虫

  
アカタテハ♂「撮影:鶴田」


  
クロヒカゲ「撮影:松島」





次回は10/14日(水曜日)
自然の郷花工房9:30分発
お間違いの無いようお越しください。












































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下見ー連休にわく台上の賑わいー

2015-09-23 | Weblog
大型連休がおわり平常生活が戻ってきました。
始めの一日高隅山のタカクマホトトギス・宮崎のハチジョウシュスラン・ヤクシマアカシュスラン
サクララン・アリモリソウ他を観察。
後は下見を兼ねて平尾台周辺の探索に出かけました。
素晴らしいラン科の出会いもありましたが
ラン科以外の植物をアップしてみます。
16日Tの同級生、友人のHさん突然の死、悲しい出来事でした。
シランの写真を欲しいと言っていた友の死を悼みながら雨の中、野へ

ヒガンバナ


18日東側の散策後、台上を迂回して西側のヤマへ

トラノオスズカケ「ゴマノハグサ科」


    
ママコナママコナ「ゴマノハグサ科」  ツルリンドウ「リンドウ科」  



20日西側ダム周辺探索 Tが蜂に刺され一箇所のみで退散。

ツルギキョウ「キキョウ科」


21日平尾台台上がすごい混雑8時出発の所為か駐車場はまずまず
降りてくると県外ナンバーの車でごった返していました。

ヒメノハギ「マメ科」


  
マキエハギ「マメ科」   メハジキ「シソ科」

22日お彼岸の仏様詣りののちアキザキヤツシロラン・ハイチジョウシュスラン
どちらも蚋・蚊の大群に襲われ体中かゆい事。

23日少しだるい体に鞭打ち再度ツルギキョウへ挑戦の後
ヒツジグサ・ミズオオバコの開花を求めて西側へ

ミズオオバコ「トチカガミ科」

ヒツジグサは池の中ほど双眼鏡で確認のみ
池の周辺には水草の群生が広がっていました。
    
イボクサ「ツユクサ科」  ポントクタデ「タデ科」   ヤノネグサ「タデ科」




最後に珍しい蛾でしょうか?

シロヒトリ


  


近場でしたが、忙しく素晴らしい自然の花を観察出来ました。


撮影:森






 
 














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自然の郷野草勉強会

2015-09-09 | 野草の観察
午前中は曇りの予想に、急いで回らねばと
車を走らせます。台上に上がると様子が変。
霧と小雨と風が、出発時間が迫る中、強風が吹き始め
ました。下見で観察した場所を断念。
急遽、桃坂氏が下調べした東側山麓へ
観察に行くことにしました。

小さな小さな花の写真です。

ヒメミカンソウ「トウダイクサ科」


  
ヒメミカンソウ(花)  ヒメミカンソウ(花AP)
撮影:森         撮影:桃坂
 
小さな花の撮影に成功・・・<拍手>



今回も沢山の写真をいただきました。
撮影したばかりのカメラからメディアを気持ちよく差し出されます。

今回下関から初参加の吉田さんの写真から

タヌキマメ「マメ科」


  
ヤハズソウ  スズメウリ


腕は良いんだけどカメラが今一とジョークが飛び出していました。
初日とは思えない気さくな方で若くて良い方に参加いただきました。



吉松さんの写真から


シバハギ「マメ科」


    
ノゲイトウ  カラスウリ  タカサブロウ
「ヒユ科」  「ウリ科」  「キク科」


    
スズメノトウガラシ  ミズタマソウ  ザクロソウ
「ゴマノハグサ科」  「アカバナ科」 「ザクロソウ科」


沢山の野草が写せて時間が足りない様でしたが立派な写真を
何時も頂いています。



山中さんの写真より

ヒキヨモギ「ゴマノハグサ科」


    
トキワハゼ     エノキグサ    ヤブツルアズキ
「ゴマノハグサ科」  「トウダイグサ科」  「マメ科」


  
タヌキマメ   カヤツリグサ
「マメ科」  「カヤツリグサ科」

今回はヒキヨモギの蕊の写真があり
何時も見てるヒキヨモギの蕊に驚きました。



鶴田(フ)さんの写真より

センダイハギ「マメ科」


    
ナンバンギセル  ツルボ  カラスウリ
「ハマウツボ科」  「ユリ科」  「ウリ科」


    
イヌガラシ  クワクサ   ツルマメ
「アブラナ科」 「クワ科」  「マメ科」


先月より写真を頂くようにまりました。とても野草に詳しい方です。 



釘宮さんのカメラより

ミソナオシ「マメ科」


    
 ヒキヨモギ    タヌキマメ    ヤハズソウ
「ゴマノハグサ科」 「ゴマノハグサ科」 「マメ科」


下見にも参加コース案内から調査票のパソコン記入まで
とても協力して頂いています。



最後は桃坂さんのカメラより

ハシカグサ「アカネ科」


      
カラスウリ    エノキグサ    ザクロソウ    ヒメイタビ
「ウリ科」  「トウダイグサ科」 「ザクロソウ科」  「クワ科」

桃坂氏の写真がプロゼクターに映し出させるとワァーッと 歓声が上がるほど
丁寧にしっかりした写真を撮られます。


今月の昆虫
  
キマダラセセリ  ルリモンハナバチ

撮影:松島



14:00近くに観察センターへ帰着
雨が風が・・・センターの軒下を借りて昼食。 観察中雨が降らないで
良かったホーッと一安心 食後センターの庭にて撮影、写真展を鑑賞、ゆっくりと
郷へと帰りました。


みなさんのお蔭でしょうか、順調に観察が出来ました。
場所が個人の土地なので、班ごとに分かれ注意しながら観察を続けることが
出来ました。下見に参加された皆さん、今回参加のみなさんお疲れ様でした。


次回は9月25日(金曜日)
平尾台自然の郷 9:30分発
定例の区間開会調査です。











    
 












 



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野草勉強会下見へ

2015-09-08 | 野草の観察
台風一過の北九州、次の台風も接近中
周辺山麓の下見をしてみました。
9/2日
サネカズラも咲いているころ


サネカズラ「雌花」マツブサ科サネカズラ属(常緑つる性)
雌雄異株のこの花の開花を見るのは難しいものです。


ネコノチチの花を見てなかったので行って見ますと


ネコノチチ「クロウメモドキ科 ネコノチチ属」
実の形を猫の乳にたとえたものです。

7/3日センター調査で東側山麓へ


ホソバヒメミソハギ「ミソハギ科 ヒメミソハギ属
短い花柄があるのでホソバヒメハギと思います。



ハイニシキソウ「トウダイグサ科」
斑点はない。歪んだ倒卵形から長円形
稜にそった部分に立った長い毛が生える。



7/5日6人にて下見
昨年の観察場所の様子を見てみたい。
物凄いヤブコギ・・一緒に参加した方達は本番で此処に来るなら
欠席するとキツイ言葉が出るほど大変でした。


ホドイモ「マメ科」

    
カワミドリ「シソ科」  コカモメヅル「ガガイモ科」  イガホオズキ「ナス科」



ネコハギ「マメ科


    
ヌルデ「ウルシ科」

9/7日
台風接近を予想して近場の開花状況を

ヒメシオン「キク科」


    
メハジキ「シソ科」  ミツバグサ「セリ科」  チョウセンヤマニガナ「キク科」



    
ヒメノハギ「マメ科」


最後は観察センター内に咲いている
マネキグサ「シソ科」ナンバンハコベ「ナデシコ科」キセワタ「シソ科」

近場の登山道
フシグロ「ナデシコ科」マキエハギ「マメ科」またシダに詳しい方と
一緒でしたのでサジラン、コバノヒノキシダ、タチデンダ、ツルデンダ、コミヤマミズ
等のシダ類を確認してきました。



下見で出会った昆虫

      
キマダラルリツバメ  ルーミスシジミ  オオチャイロハナムグリ  ゴイシシジミ


桃坂氏より貴重な蝶の写真を頂きました。


ゴマダラチョウ

    


  
ツベメシジミ  ツバメシジミ♂


不変な天候なため良く歩きましたが予想外に登山道は見えなくなり
苦労続きの下見でしたが皆さんを案内するには危険すぎると・・・思案中
明日は勉強会の様子をアップしたいと思います。  




















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