26日からトライ入りが決まっている預かりっ子のりつ君
先週水曜日、冷や汗が出るような出来事がありました。
夜9時過ぎごろ、預かり部屋の様子を見て電気を消そうと部屋をのぞくと、
ちょうど「なずなちゃん」がトイレを使っているのが見えたので、
掃除をしておこうと、中のネットフェンスを開けて部屋の中へ・・・
掃除をしている時、「りつ君」がネットフェンスの外に置いているおもちゃで遊んでいるのは
分かったのですが、短時間なので「ま、いいか」とそのまま好きにさせていたら、
掃除のあと振り返ったちょうどそのとき、りつ君、何やら ごっくん!
「えっ?!何か飲み込んだ?」
と、おもちゃを見たら、
え~~~~~~~っ!!!!
赤い竿についていたオレンジ色のにょろにょろのおもちゃが噛みちぎられていて
どこにもない~~~~~~~~っ!
(矢印の先には、下の黄緑色のものと同じ形態のオレンジ色のものがついていたのです。
最初の写真は、そのおもちゃで遊ぶその日の昼間の「りつ君」)
まさか、こんなに長い物(15㎝以上)をごっくん????
もちろん口を開けてみても見えず、背中をとんとんしても吐く気配もなし・・・
でも、おもちゃが胃の中にあるうちなら すぐ病院に連れて行ったら
薬などで吐かせることができるという記事を読んだことがあったので、
急いで、会の代表に連絡、スタッフの獣医師さんにもアドバイスを仰いで、
病院に連れて行くことになりました。
ただ、時はすでに夜の9時半前、
夜間診療をしていると思っていた岡山市の病院は今は夜はしていないことが分かり、
倉敷市の夜12時まで診療をしている「倉敷夜間ペットクリニック」に行くことに・・・
代表も一緒に行くからと言ってくださり、病院近くで待ち合わせ、
病院に着いたのは、夜10時半前。
幸い、ほかに患者さん、いえ患畜さんはいなかったのですぐに診察を受けることができました。
持って行ったおもちゃを見せると
「これならひょっとしたら、下から出るかもしれないから様子を見られてもいいかも・・・」
とも言われましたが、代表が
「いえ、この子は来週里親さんのところに行くので、
できれば吐かせる処置をとってくださって、出なかったら内視鏡でとっていただきたいです!」
ときっぱり!
あああああ、 一人で行ける とは言ったものの、
心細そうな私を気遣ってか、一緒に行くと言ってくださった代表に心から感謝~~~!
結局、止血剤を投与し、その副作用の「嘔吐」を利用して吐かせるという処置を試みてくださって、
その15分後くらいだったでしょうか、
見事?りつ君、ほぼ原形のままのおもちゃを吐き出しましたとも!
良かった~~~~!ほんとに良かった~~~~!
こんなに長いおもちゃ、よく丸呑みできたもんだ・・・なんて感心してる場合じゃないない!
私の不注意で、りつ君をつらい目にあわせ、代表にもとてもご心配やらご迷惑をおかけしてしまって、
もう、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
「大丈夫!こんなこと、今までにもいっぱいあったから~。」
とは言ってくださいましたが・・・
今回のことを教訓に、
猫がおもちゃで遊んでいるときは、短時間でも決して目を離さないようにしよう!
遊んだ後は、今まで通り、猫たちの手の届かないところにきちんと片づけるようにしよう!
と、かたく心に誓っている私です
どの病院が、何時までなら受け付けてもらえるかということを時々は確かめておくことも
大切ですね。(診療時間が変わることはよくあるので・・・)
何はともあれ、りつ君が何事もなかったように元気でいてくれることが嬉しい!
もうすぐお別れだけど、それまで、甘々なりつ君との時間を
楽しみたいと思います。
長々と失礼しました。
でも、皆さんもお気を付けくださいね。
大きなおもちゃでも、猫は一瞬で飲み込んでしまうことがあります!
あ、ちなみに、こちらの なずな女王は、引き続き里親さん募集中で~す!