ねことねことねこと…

かわいい預かりっ子たち(保護猫)の紹介や、たま~に我が家の家猫たちとのニャンタスティックな日常を綴ります。

うすくち&こいくち 里親さん募集中

2018年11月20日 | 里親さん募集中!
猫カビへの恐怖心はまだまだ去っていませんが、
怖がっているだけでは前に進めないので、
この機会にできるだけ正しい情報を収集して、正しく怖がること、
自分にできそうなことはきっちりやりながら生活することが大事ですよね。
  災害への備えと一緒

・・・ということで、18日の夕方から久しぶりに預かっている猫さん紹介で~す!


何と、醤油シリーズという「濃口」と「薄口」と命名されている生後半年くらいの姉妹猫さん。
よりにもよって何で醤油???
・・・「なないろしっぽ」では、最初に預かった人に命名権があるので、
だれも口をはさむことも勝手に名前を変えることもできないのです!
(もちろん、本当の家族になってくださる方は自由に改名できますけどね・・・)
 
こちらが濃口ちゃん

(言われてみたら、結構 濃い顔をしているかも・・・

そして、こちらが薄口ちゃん

(濃口ちゃんより小柄だし、確かにこちらは濃い顔ではないかな?)

2匹には、最初からとても怖い思いをさせてしまいました。
今までの預かりっ子たちより、大きくなっているだけあって、
最初にキャリーに入れたときから、とっても怯えていた2匹。
濃口ちゃんにいたっては、私から視線をはずさず唸っていました。
預かり部屋に着いても、フードを食べた後は、机の後ろに籠城・・・

しばらくそっとしておいても、どちらも全く出てくる気配が無かったので、
こんな時の強い味方、チュールで誘い出してみる・・・
しめしめ、出てきた出てきた・・・と思っているとき、
ドドドド~~~~~~ン!!! メラメラメラ・・・

外で、ものすごい轟音が鳴り響いたのです~~~~

その日は何と、玉野市の花火大会だった~~~~
季節外れですが、いろいろな事情で今年が最後になるという花火大会が、
予定されていた8月初めには、悪天候のため実施できず、
一昨日に延期になっていたというのをすっかり忘れていました・・・

打ち上げられている海岸は我が家から1~2㎞のところ
 家が揺れるレベルの近さなんです・・・

当然、2匹はまた机の後ろに逃げ帰り、
仕方なく私は、窓の外の花火を見ながら過ごしましたが、
その夜、2匹が私に近づいてきてくれることはありませんでした・・・


なので、これらは昨日撮った写真です。

薄口ちゃんは、鼻に傷があって大きなカサブタになっていますが、
  (何度か検査しても、カビではなく傷によるカサブタだという診断だったということです)
大きな目が印象的なかわいこちゃん。(猫にもここまでのたれ目さんがいるんですね~~~)

でも、とっても活発で動きが俊敏。
部屋や私や夫、ネット越しの「はるま」や「ムーさん」に最初に近づいて行ったのは
薄口ちゃんの方でした。
慣れるにつれ、膝の上に上がってグルグル言う様子も見られるようになってきましたよ。


濃口ちゃんは、体格もよくずいぶん凛々しい顔をしているので、ほんまに女の子?と思って、
つい調べてみましたが、やっぱり女の子のようです。

見かけによらず、怖がりで、でも、どんくさくてのんびりしていて、
おもちゃを薄口ちゃんに取られるタイプです。
そして、「こいちゃん」と呼ぶと、ちゃんと返事をしてくれるんです~~~。
    かわえええええ~~~~


2匹とも、はるまやムーさんに鼻チューで自主的にご挨拶。
   でも、その後は、全くリスペクト無し。


平気で近くで遊んでいます



キジ白柄のところ以外、顔も性格もあまり似てない姉妹ですがとっても仲良し。

   できれば一緒のおうちの家族にしていただけるといいなあ


猫カビ発症・・・

2018年11月19日 | 猫たちとの日常
ご無沙汰しております!
前回記事の数日後から、猫カビと戦っておりました

1ヶ月前に預かっていた「ひな」「みさ」をはじめ、
常設譲渡会場「なないろしっぽ」の子猫たちはほぼみんな発症。(「みさ」は再発らしい…)

そして、何と私も発症してしまったんだよ~~~~
 右上腕部の裏側で、鏡じゃないと見えないところだったけど、
 不気味に赤い、小さなまん丸の点(発疹)を発見!
すぐに皮膚科にかかり「猫カビがうつったかもしれない」と言ったのに、
 発見が早すぎたのか、医師に「虫刺され」と言われたのです。
結局数日で10円玉サイズくらいまで大きくなり、かゆいことかゆいこと・・・
再度皮膚科にかかり、薬チェンジで3週間弱、何とか完治間近ですが、
猫カビの菌は、水虫と同じ白癬菌で、とにかくしつこいらしい・・・
治ったと思っても、まだ菌が皮膚の下で生き続きていて、
ちょっと免疫力が落ちているときとかにまたぶり返すこともあるそうなので、
もう、薬あるうちはずっと塗っていこうと思っているところです。
ネット情報では、どんどん発疹の数が増えていった人もあるらしいので、
とにかく、ちょっとかゆいと思ったら、すぐ鏡でチェック、
何やら赤くなっているようなら、何だかわからなくても、
抗真菌薬をぬる・・・という毎日を送っております。

申し訳ないけれどありがたいことに、
「なないろしっぽ」で発症した子猫たちは、みんなまとめて皮膚科のスペシャリスト?が
預かってくださり、治療をしてくださっています。

その間に、私は自分の治療と、家の掃除(除菌)に励みました。

何より、我が家の4にゃんたちにまで症状が出たらと気が気じゃなかったので、
毎日どきどきしながら、症状が出やすい耳周りや口周り、しっぽや前足などをチェック!

だって、「はるま」は、何日か預かり部屋に入って、
「ひな」ちゃん、「みさ」ちゃんと一緒に過ごす時間が結構あったし、


ムーさんも、シニアだし、子猫部屋をのぞくのが好きだったし、
何より、夜は私の右腕を枕にして寝ていたし、(長袖だったからセーフ?)


「すず」は、性格上 預かりっ子たちに対して、大きなストレスを感じているし、


「めい」は、猫風邪キャリアだし、何となく菌やウィルスに弱そうな気がするし(憶測)、


どの子も、本当に気がかりでしたが、
幸い今のところ症状は出ていないようです。
   やれやれ・・・
   まだ油断はできませんけどね。

まあ、猫カビを発生させる菌は「常在菌」で、一般的な家庭にはどこにでもいる菌だそうです。
猫カビになってしまったのは、掃除ができてなかったからというわけではなく、
  ・かかった猫や人自身の皮膚が弱い
  ・シニアや1歳未満のため体力・免疫力が低い
  ・その他 何らかの要因で免疫力が下がっていた
ということが主な要因なのだそうです。
つまり、受け手側の問題が大きいということです。

でも、猫カビの猫や人がいる家は、その猫や人からもカビの胞子が飛ぶそうなので、
通常よりもカビ菌が多く存在している状態。
部屋の掃除を通常より入念にしないと、菌が増え続けることになります。

もちろん無菌状態にはできないけれど、
今、私、「趣味は、除菌・・・かも・・・」といえるくらい、
いろいろやっています。
  それについては、またの機会に・・・


保護猫は、生まれた後 劣悪な環境に置かれる場合が多いので、
いろいろな病気や体調不良があって当たり前。
初夏以来、「なないろしっぽ」の子猫たちはほぼみんな「猫カビ」の洗礼を受けているらしいです。
私自身、「めい」を保護した後も、本当にいろいろな虫や病気と遭遇したので、
今回の保護猫の預かりも、そんなことも覚悟のうえで始めたことです。
猫カビは初めての経験でしたが、
「なないろしっぽ」のスタッフの方々や専属の獣医師さんからも
いろいろなアドバイスを受けることができて、
本当にありがたかったし勉強になりました。

さあ、猫カビキャリア?の私だけど
また、1匹でも多くの猫たちが幸せをつかめるよう、再スタートをきりましたよ~~~。

預かり再開です!
子猫たちは、まだ治療中の子が多いので、今回の預かりは少し大きいこの2匹。

今日はとっても長くなったので、この子たちの紹介はまたおいおいに・・・