ダーウィンの呪い

野良猫一族が

家の床下に住み付いて、

抜き足差し足。

昔はこんな風景が

あちこちで見られたわ

昨日、

ネット見てたら

『ダーウィンの呪い』

という本が紹介されていた

ダーウィンの進化論を

利用して

独自の極端な解釈で、

自分達の行為を

正当化するっていう話。

たとえばユダヤ人虐殺や

人体実験した

ヒトラーとかね。

人間に対して人為選択を

して、

不適格と認定した人々を

排除したり、

遺伝子操作をしたり、

それが優生思想って事

らしい。

でもダーウィンの考える

進化って、

進歩でも秩序ある発展でも

なくて、

生命があらゆる方向に

枝分かれしながら

無目的に変化した結果、

人間を含めて

果てしない多様性が

生まれるといった展開を

進化と言ったんだって。

年取るとか病気とか

障害があっても

ダーウィンは多様性がある

展開と言うだろうけど、

今現在だって

希望しない不妊手術や

やまゆり園みたいな事件も

起こるわけだし、

優劣は誰に決められない

のにね。

ダーウィンは言う。

地球が重力の法則に従い

回転している間に、

最も美しく最も素晴らしい

無限の姿へと進化するのが

壮大な生命感だと。

・・だけど

この回転してる

地球のどこかで、

人間の選別を進める

何かがいるんだよなぁ。

恐ろしいです