パワーストーンの縁

本物の石は着けると
冷たいがーけど、
プラスチックの偽物は
軽くて温かいんだよね。

そいが、そいが。

初めて会った人と
パワーストーンの話。
お互い知ったかぶって
石の効果など話す。

そのブレスレット
どこで買ったが？

通販。
星の貴石って所んがーけど
親切でさ、
修理も早くて有難いて。

そいが。
私はさ、
弥彦神社の鳥居のとこの
店に行くがーよ。

へぇ～。

弱い部分を石のパワーで
補おうとするあたり、
性格が似ているのかも知れない

・・・が、
誰？この人。
どこの人。

やがて私の番が来て
お先に～と言って別れる。

銀行の順番待ちでの出来事。
まあ、縁があれば
どっかで会うかな？

如何にせむ

昨夜書いた昇段試験の課題。
調子悪い・・絶不調。
書けん。

今日は第５週目で
お稽古休み。
練習しなきゃと思いつつ
座椅子でうたた寝。

ダメじゃん、今ねたら。
また夜中眠れん。

しかし、
思うように書けなかった
原因は何だろう。

どうも墨と筆が
食い込まない気がして
紙をとっかえひっかえ試す。

あ・・紙じゃなかった。
やっぱり私の書き方が悪いか。

考える。

う・・・
夜が更ける。
明日になる。

はっ、
そういえば
いつもと違う墨使ってた。

墨もどしてみよう。

北斗

６月太空条幅課題「北斗」



いろいろな北斗を
イメージしてみるけど

新函館北斗
北斗七星
北斗晶・・・

やっぱり
北斗の拳かな

ケンシロウばりに
筆を紙に叩き付ける

またまた
血が頭に逆流
ヤバイ・・・
血圧MAXです

無声の遠吠え

不平不満
様々な愚痴
罵詈雑言


ぶつけるー！！！


あれ？
こんな悪い心で
作品書いていいのー！！！


天の神様ごめんなさい


でも
血がタギル
逆流する


声に出さず遠吠えした感じだ

とりあえずガンダーラ仮名

さあ、太空６月提出の仮名を
練習しましょ。と
お手本を広げると、
墨の濃淡で
使われている変体仮名の
漢字が分からない。


字典で調べるも
勉強不足でなかなか発見できず、
特に「ばかり」の「か」で苦戦。
家かな？
我？それとも閑？


あっ、よく見たら家ですね。


こんな風なので
仮名の昇段試験などは
西遊記のガンダーラより
遠くにある。


道のりは険しく遠いのだ。


だけど、
このまま留まってはいけません。
朝になったら
とりあえずは
ガンダーラに向かって
出発しましょうか。