天候:雨 芝:良
【馬場状態】開幕週のAコース。若干時計の掛かる馬場設定。直前の激しい降雨で、良ながら実質、不良馬場。上滑りもする。
12.5 - 11.2 - 11.8 - 12.6 - 12.5 - 12.0 - 11.9 - 12.8
M (35.5-36.7) (48.1-49.2) (60.6-61.8) 1:37.3
【展開】激しい降雨のなか、アサヒライジングがハナへ。軽快なラップでの単騎逃げ。3角で息を入れて、残り3ハロン地点で再び加速。ラスト1ハロン12秒8と掛かったところを後続勢が強襲。パワー、スタミナ、気力が問われる厳しい戦いとなった。
直前の激しい降雨、レース中盤で起こった突然の雷鳴と波乱続きの2歳女王戦を制したのはテイエムプリキュア。道中は中団馬群を仕掛けながらの追走。4角で早くもステッキが入るなど苦しい展開。それでも、直線で外目へ持ち出されると、首をグイと下げて渋太い脚を繰り出して差し切り勝ち。2歳牝馬には酷な条件のもと、最後まで諦めない勝負根性は乱戦では大きな武器となる。また、直前の降雨で時計の掛かる馬場となったのも良かった。桜へ向けては速い時計勝負への適応が鍵となる。
2着はキャリア一戦のシークレットコード。道中は中団馬群のなかを引っ張りきりの手応えで追走。直線で馬場のいい外目へ持ち出されると、鋭い伸び脚を使って2着へ押し上げた。とても、キャリア1戦の馬とは思えない。道中の手応えを見る限り、良の高速勝負にも対応できるだろう。楽しみな馬。
3着のフサイチパンドラは残念な結果となってしまった。道中は外枠発走で終始、外目を通らされたうえに、折り合いも欠いた。なし崩しに脚を使わされ、本来なら惨敗のケース。それでも、直線で長くいい脚を繰り出して前を急追。最後は脚が上がってしまったが、道中のロスを考えれば致し方ない。キャリア一戦と道悪を考えれば立派。雄大な馬体はまるで男馬のよう。腰がパンとすれば大物になれる。
4着のエイシンアモ-レはテンに折り合いを欠いて気分よく行き過ぎた。しかも、勝負どころで早めに前を捕らえに行く強気の競馬が裏目に出て坂上で脚が止まってしまった。それでも、力のあるところを十分示した。鞍上曰く「まだ体調が戻りきっていない」とのこと。来年へ向けて楽しみ。
5着のアサヒライジングは軽快な逃げを打ち、3角で息を入れて再び残り3ハロン地点でスパートする理想的な競馬。直線半ばまでセーフティーリードながら、ゴール前で垂れてしまった。スピードが持ち味なだけに、道悪と今開催の時計の掛かる馬場は向かなかった。良の競馬で改めて。
1番人気アルーリングボイスは残念ながら結果を残すことができなかった。道中は最後方待機で末脚を温存。手応えもバッチリで折り合いも取れていた。4角で前が詰まって大外に振られる不利があったものの、直線でまったく反応がなかった。ギリギリの距離であるマイル戦でスタミナ、パワーを問われる展開で距離適性の差が出たか。夏場に激走してきた反動がそろそろ出た可能性もある。この距離だとどうしても、自分から動くことができない。小倉2歳Sの回顧でも書いたが、スプリント戦での豪快な競馬が合っている。
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予想がUPできず申し訳ありませんでした
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【展開】激しい降雨のなか、アサヒライジングがハナへ。軽快なラップでの単騎逃げ。3角で息を入れて、残り3ハロン地点で再び加速。ラスト1ハロン12秒8と掛かったところを後続勢が強襲。パワー、スタミナ、気力が問われる厳しい戦いとなった。
直前の激しい降雨、レース中盤で起こった突然の雷鳴と波乱続きの2歳女王戦を制したのはテイエムプリキュア。道中は中団馬群を仕掛けながらの追走。4角で早くもステッキが入るなど苦しい展開。それでも、直線で外目へ持ち出されると、首をグイと下げて渋太い脚を繰り出して差し切り勝ち。2歳牝馬には酷な条件のもと、最後まで諦めない勝負根性は乱戦では大きな武器となる。また、直前の降雨で時計の掛かる馬場となったのも良かった。桜へ向けては速い時計勝負への適応が鍵となる。
2着はキャリア一戦のシークレットコード。道中は中団馬群のなかを引っ張りきりの手応えで追走。直線で馬場のいい外目へ持ち出されると、鋭い伸び脚を使って2着へ押し上げた。とても、キャリア1戦の馬とは思えない。道中の手応えを見る限り、良の高速勝負にも対応できるだろう。楽しみな馬。
3着のフサイチパンドラは残念な結果となってしまった。道中は外枠発走で終始、外目を通らされたうえに、折り合いも欠いた。なし崩しに脚を使わされ、本来なら惨敗のケース。それでも、直線で長くいい脚を繰り出して前を急追。最後は脚が上がってしまったが、道中のロスを考えれば致し方ない。キャリア一戦と道悪を考えれば立派。雄大な馬体はまるで男馬のよう。腰がパンとすれば大物になれる。
4着のエイシンアモ-レはテンに折り合いを欠いて気分よく行き過ぎた。しかも、勝負どころで早めに前を捕らえに行く強気の競馬が裏目に出て坂上で脚が止まってしまった。それでも、力のあるところを十分示した。鞍上曰く「まだ体調が戻りきっていない」とのこと。来年へ向けて楽しみ。
5着のアサヒライジングは軽快な逃げを打ち、3角で息を入れて再び残り3ハロン地点でスパートする理想的な競馬。直線半ばまでセーフティーリードながら、ゴール前で垂れてしまった。スピードが持ち味なだけに、道悪と今開催の時計の掛かる馬場は向かなかった。良の競馬で改めて。
1番人気アルーリングボイスは残念ながら結果を残すことができなかった。道中は最後方待機で末脚を温存。手応えもバッチリで折り合いも取れていた。4角で前が詰まって大外に振られる不利があったものの、直線でまったく反応がなかった。ギリギリの距離であるマイル戦でスタミナ、パワーを問われる展開で距離適性の差が出たか。夏場に激走してきた反動がそろそろ出た可能性もある。この距離だとどうしても、自分から動くことができない。小倉2歳Sの回顧でも書いたが、スプリント戦での豪快な競馬が合っている。
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