GIでも好走経験のあるプレシャスカフェ、シーイズトウショウがそれぞれ56、55で出走。
これは大きなアドバンテージだ。
あとは力の要る函館の馬場と展開を吟味したい。
まずは各馬の見解を。
【プレシャスカフェ】
前走の京王杯SC14着は高松宮記念が完璧な仕上げだったため、調子落ち。
フワッとした出で中団から追走。
4角を回って直線手前でも手応え十分だったが、伸び切れず惨敗。
一瞬の切れ味が待ち味の馬。
1ハロンの距離延長と東京コースもたぶんに影響したろう。
前々走の高松宮記念3着はスプリント戦において致命的な出遅れ。
それを挽回しようと前を追いかけたためになし崩しに脚を使ってしまった。
しかも、直線で馬場の悪い内を通ったのも追い討ちとなって、
ラスト1ハロンは完全に失速。
完全な騎乗ミスだった。
シルクロードS、CBC賞の内容を見ても分かるとおり、一瞬の切れ味は驚異的。
小回りの1200mはベスト条件。
しかし、今回は函館の力の要る馬場。切れ味が殺される懸念も。
ここ2走はスタートもよくない。
実績から考えて他馬と同斤量の56キロは恵まれている。
前走からどこまで体調が戻っているか。
【ロードダルメシアン】
前走のバーデンバーデンCは体調が本物でなく、中団の馬群で揉まれた。
4角で早々と手応えがなくなって惨敗。
前々走のテレビ愛知OP4着はオープンの流れに戸惑い、中団から。
惨敗しておかしくないケースだが、直線でジリジリの伸びた点は評価できる。
前々走の福島民法杯1着は53キロの軽量に加え、スローの流れをうまく先行。
そのまま押し切った。恵まれた感は否めない。
まだ、一線級相手ではスピードは通用しない。
函館の力の要る馬場で、そのあたりが補えれば。
【シーイズトウショウ】
前走のテレビ愛知OP1着は内枠から好ダッシュを切ると終始、抜群の手応えで先行。
開幕週の超高速馬場をフルに生かして圧勝した。
1分6秒7は文句なしのレコード。57キロも関係なかった。
昨秋はテンションが高く、道中ムキになって走っていた。
それが休養されたことで、それが快勝できた。
昨年のこのレースは外枠から揉まれずに好位を追走して快勝している。
テンションの上がりやすい馬だけに滞在競馬はプラス。
長くいい脚が使えないだけに小回りコースもいい。
前走から2キロ減の55キロで出走できるし、外枠から揉まれない競馬ができれば。
【ゴールデンロドリゴ】
前走の高松宮記念8着は終始、馬場の悪い内を通らされたし、
直線も内を通っては勝負にならなかった。
前々走の阪急杯は出遅れ、三走前のシルクロードSは4角の不利と何れも敗因がしっかりしている。
四走前のCBC賞は緩い流れを先行して粘った。
昨年のこのレース2着は最後方待機から上がりの掛かる展開で差してきた。
このように先行、追い込みと自在に競馬できる。
その反面、強烈な決め手に欠け、展開の助けが必要となる。
今回もうまく流れに乗れれば。休み明けは実績があり、問題ない。
【シルヴァーゼット】
なかなか絞り切れてこない。
前走のテレビ愛知OPは道中、2番手から追走するも、直線失速。
太め残りもあったが、レコードの出る高速馬場では仕方なかった。
四走前の阪急杯5着は速い流れを2番手から追走し、あわやのシーンを演出。
時計の掛かる馬場の適性はファルコンS2着で証明積み。
馬体が絞れていることと、スムーズに先行できれば一発がある。
函館は合うはずだ。
【フェリシア】
3歳牝馬が果敢に挑戦してくる。
前走のファルコンS2着は馬場が極端に悪い最内枠を引いた。
道中も終始、馬場の悪いところを通らされ、行きっぷりも今ひとつ。
それでも、直線で怯まずに最後までしっかり伸びた点は高く評価できる。
あの馬場では追い込み一手の同馬にとっては不向き。良く頑張った。
前々走の桜花賞18着は折り合いを欠いたことがすべて。
フェアリーS1着があるように1200mがベスト。
牡馬相手で楽でないが、51キロで出走できるし、流れが向けば一発がある。
【ディープサマー】
函館の地は、デビュー戦でストーミーカフェを子ども扱いにした舞台。
前走のNHKマイルCはスローの流れを好位に控えるも、全く見せ場を作れず。
前々走のニュージーランドT6着もHペースで先行して失速。
デビュー戦の内容を考えれば期待はずれの内容が続いている。
三走前のクリスタルCはマイペースに持ち込んでの逃げ切り勝ち。
現状ではスプリント戦でスピードを生かすのがベスト。
53キロで出走できるし、展開次第では面白い。
鞍上の藤田騎手によれば「追い切り一本足りない」とのこと。
【アタゴタイショウ】
一昨年の高松宮記念で本命視。
ギャラントアローの作る速い流れを好位から追走するも、伸び切れず。
終いが切れるタイプではないので、GIの底力勝負は辛かった。
函館は函館2歳S勝ちのある相性のいい舞台。
力の要る馬場なら瞬発力不足を補える。
揉まれ弱いタイプで、外から被される展開では力を発揮できない。
外枠を引いてスムーズに好位を追走できれば。
枠順と展開などを吟味して結論を出したい。
これは大きなアドバンテージだ。
あとは力の要る函館の馬場と展開を吟味したい。
まずは各馬の見解を。
【プレシャスカフェ】
前走の京王杯SC14着は高松宮記念が完璧な仕上げだったため、調子落ち。
フワッとした出で中団から追走。
4角を回って直線手前でも手応え十分だったが、伸び切れず惨敗。
一瞬の切れ味が待ち味の馬。
1ハロンの距離延長と東京コースもたぶんに影響したろう。
前々走の高松宮記念3着はスプリント戦において致命的な出遅れ。
それを挽回しようと前を追いかけたためになし崩しに脚を使ってしまった。
しかも、直線で馬場の悪い内を通ったのも追い討ちとなって、
ラスト1ハロンは完全に失速。
完全な騎乗ミスだった。
シルクロードS、CBC賞の内容を見ても分かるとおり、一瞬の切れ味は驚異的。
小回りの1200mはベスト条件。
しかし、今回は函館の力の要る馬場。切れ味が殺される懸念も。
ここ2走はスタートもよくない。
実績から考えて他馬と同斤量の56キロは恵まれている。
前走からどこまで体調が戻っているか。
【ロードダルメシアン】
前走のバーデンバーデンCは体調が本物でなく、中団の馬群で揉まれた。
4角で早々と手応えがなくなって惨敗。
前々走のテレビ愛知OP4着はオープンの流れに戸惑い、中団から。
惨敗しておかしくないケースだが、直線でジリジリの伸びた点は評価できる。
前々走の福島民法杯1着は53キロの軽量に加え、スローの流れをうまく先行。
そのまま押し切った。恵まれた感は否めない。
まだ、一線級相手ではスピードは通用しない。
函館の力の要る馬場で、そのあたりが補えれば。
【シーイズトウショウ】
前走のテレビ愛知OP1着は内枠から好ダッシュを切ると終始、抜群の手応えで先行。
開幕週の超高速馬場をフルに生かして圧勝した。
1分6秒7は文句なしのレコード。57キロも関係なかった。
昨秋はテンションが高く、道中ムキになって走っていた。
それが休養されたことで、それが快勝できた。
昨年のこのレースは外枠から揉まれずに好位を追走して快勝している。
テンションの上がりやすい馬だけに滞在競馬はプラス。
長くいい脚が使えないだけに小回りコースもいい。
前走から2キロ減の55キロで出走できるし、外枠から揉まれない競馬ができれば。
【ゴールデンロドリゴ】
前走の高松宮記念8着は終始、馬場の悪い内を通らされたし、
直線も内を通っては勝負にならなかった。
前々走の阪急杯は出遅れ、三走前のシルクロードSは4角の不利と何れも敗因がしっかりしている。
四走前のCBC賞は緩い流れを先行して粘った。
昨年のこのレース2着は最後方待機から上がりの掛かる展開で差してきた。
このように先行、追い込みと自在に競馬できる。
その反面、強烈な決め手に欠け、展開の助けが必要となる。
今回もうまく流れに乗れれば。休み明けは実績があり、問題ない。
【シルヴァーゼット】
なかなか絞り切れてこない。
前走のテレビ愛知OPは道中、2番手から追走するも、直線失速。
太め残りもあったが、レコードの出る高速馬場では仕方なかった。
四走前の阪急杯5着は速い流れを2番手から追走し、あわやのシーンを演出。
時計の掛かる馬場の適性はファルコンS2着で証明積み。
馬体が絞れていることと、スムーズに先行できれば一発がある。
函館は合うはずだ。
【フェリシア】
3歳牝馬が果敢に挑戦してくる。
前走のファルコンS2着は馬場が極端に悪い最内枠を引いた。
道中も終始、馬場の悪いところを通らされ、行きっぷりも今ひとつ。
それでも、直線で怯まずに最後までしっかり伸びた点は高く評価できる。
あの馬場では追い込み一手の同馬にとっては不向き。良く頑張った。
前々走の桜花賞18着は折り合いを欠いたことがすべて。
フェアリーS1着があるように1200mがベスト。
牡馬相手で楽でないが、51キロで出走できるし、流れが向けば一発がある。
【ディープサマー】
函館の地は、デビュー戦でストーミーカフェを子ども扱いにした舞台。
前走のNHKマイルCはスローの流れを好位に控えるも、全く見せ場を作れず。
前々走のニュージーランドT6着もHペースで先行して失速。
デビュー戦の内容を考えれば期待はずれの内容が続いている。
三走前のクリスタルCはマイペースに持ち込んでの逃げ切り勝ち。
現状ではスプリント戦でスピードを生かすのがベスト。
53キロで出走できるし、展開次第では面白い。
鞍上の藤田騎手によれば「追い切り一本足りない」とのこと。
【アタゴタイショウ】
一昨年の高松宮記念で本命視。
ギャラントアローの作る速い流れを好位から追走するも、伸び切れず。
終いが切れるタイプではないので、GIの底力勝負は辛かった。
函館は函館2歳S勝ちのある相性のいい舞台。
力の要る馬場なら瞬発力不足を補える。
揉まれ弱いタイプで、外から被される展開では力を発揮できない。
外枠を引いてスムーズに好位を追走できれば。
枠順と展開などを吟味して結論を出したい。
プレシャスカフェ、シーイズトウショウが軸で
しょうかね?
枠順発表後もう一回検討してみます。