広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

競作参加作品

2007年06月20日 | 会員の作品
競作に参加した作品を紹介いたします。次の作品が各賞を取りました。

優勝…F原弘氏 相模鉄道6000系
準優勝…F米氏 井笠鉄道ホジ8とホハ2
ブービー賞…K村氏 鹿島鉄道キハ430
ブービーメーカー…I藤氏 三井三池ホハ200

以上の方々、おめでとうございます。
各賞には豪華な景品がありましたが、最も注目されたのはブービーメーカーの副賞『駅の命名件』ではないでしょうか? 新たにホームを作ったのを機に、駅名をつけることになりました。果たしてどんな駅名になるのでしょうか…?

全作品の紹介です。各自が書いたエントリー用紙の文章をそのまま転記しました。


K村氏作 鹿島鉄道キハ430

☆ベースはあまみや。
☆前面が合わなくてタミヤパテてんこ盛りのまま7~8年放置されていた。
☆素組みで床下も付属パーツのみ。
☆運転台仕切と客室シートは取付。
☆今回、試しにマッハのプライマーではなく、ソフト99のプラサフを使用。
☆年代設定はかなりいいかげん。
☆サボと社紋は写真に撮ったものをステッカーに印刷して使用。


事務局I藤氏作 三井三池ホハ200

京都は八条口の模型屋で見つけた、ジャンクのモハ72がベースです。バラしたら歪んでしまい、修正が大変でした。非貫通面は真鍮板から自作しています。特徴ある三段窓はペーパーで自作しています。また、雨どいのないキャンバス屋根はティッシュペーパーを貼り付けて表現してみました。
僚車のホハ100は・・・、ペーパー自作が間に合いませんでした。


O合氏作 名鉄キハ8000系

初めて金属キットを組みました。素材の違いがあり前面の取付と、スキ間を隠すのに苦労しました。完成品と比べたら劣りますが良い勉強になりました。


M山氏作 草軽セット
走りが悪いので、その調整に苦労しました。ホハ15をリアルに改造するのが大変でした。完成まで足かけ十数年…
機関車用カプラーは真鍮線を曲げて作っています。


Y尾氏作 広島電鉄3000型

マスターピース製キットより製作。あまり精度の良いキットではないので箱にするだけでも大変だった。屋根上は作り込んでみました。Hゴム支持の窓はハメコミにしてみました。屋根の継目が目立つのが残念。


M田氏作 名鉄キハ8500系

真鍮作品第二弾。とりあえず完成させることにしたので、細かい点は目をつむってください。細いラインの塗装は苦労しました。


会長作 井笠鉄道シリーズ

動力装置の調整に苦労しましたが、動きがイマイチの車両があるのが残念です。
始めて製作したのが1994年ですが、昨年末にやっと「塗装」し、完成させた車両です


F原弘氏作 相模鉄道新6000系

カツミのキットをベースに製作。妻板が合わないので、半田付けは苦労しました。
カプラーはTomixのTNカプラーに換装しています。
塗装は、マッハ模型のラインナップになく、適当に塗ったが何とかそれなりになった。
塗装の後の艤装が大変でした。


F米氏作 井笠鉄道ホジ8とホハ2

オレンジカンパニーのキットを組立て。内張やシート、網棚、吊革なども取り付けました。サボはMDプリンタ(アルプス電気)で自作しています。


F米氏作 足尾銅山馬車軌道 足尾のフォード

ワールド工芸のキットを組み立てました。苦心点は走りのみ。


I田氏作 日本鉄道547号機

委託品で入手した珊瑚模型の古典体系シリーズ・バラキットを、走るように組み立てました。第2、3動輪がフランジレスなので、走行性と牽引力に不安がありました。
昨年のC53と同様、バルブロッドを可動式にしました。実物とは可動のメカニズムを変えていますが、動きがあって楽しいです。
後ろに続く貨車は、石炭輸送に従事した無蓋車で、形式はそれぞれト1、トフ1です。空制化前の時代設定ですので、ブレーキテコのみつけています

6月例会… 2

2007年06月20日 | 月例会報告
17日は、初めての試みとなった『公開運転会』でした。一体どれだけのお客様がいらっしゃるのか心配でしたが…
公開前に、せっせと車両を並べたりレイアウトの最終調整したりで、あっという間に開始時間となりました。


Nレイアウトの最終調整に余念がないF原君




あとはお客様を待つばかり…

開場と同時に多くのお客様がなだれ込み…とまでは行きませんでしたが、お客様が来て頂き少し安心しました。
レイアウトを走る車両に目を輝かせる子供たち、自分の車両を持ってきて走らせる方、開場の片隅で行った、真鍮キット工作を興味深そうに眺める方…それぞれの方に楽しんでいただけたと思います。




会場の片隅では、客車の真鍮キットの組立実演を行いました。開催時間中に車体を殆ど組み上げました。さすがに塗装待ちの状態にまでは出来ませんでしたが、かなり速いペースでした。これで競作が出来ないのは何故…(笑)


荻原教 広島総支部…?


鼻歌交じりで妻板の小細工を…

初めての一般公開、10:00~15:00迄の短い時間でしたが、私達の活動を知ってもらえ、またお客様に楽しんでいただけたと思います。

これからも、こういったイベントを開いていけたらと思います。参加された、会員の皆様、お越し頂いた皆様。本当にありがとうございました。



6月例会… 1

2007年06月18日 | 月例会報告
6月例会は毎年恒例の競作発表会です。昨年までは安芸太田町の『温井スプリングス』に於いての終夜運転会でしたが、同館の閉鎖に伴い今年は広島市内の会議室借りて、初めての試みとして、一般公開運転会も併せて行いました。

競作のお題は“JR以外の私鉄車両”で、10名11作品の力作が集まり、何れも甲乙付け難い出来した。作品については改めて紹介するとして、今回は16日の準備風景等を紹介いたします。


HOレイアウトの設営

レイアウト搬出班と、会場設営班に分担し会場設営を行いました。一般公開を行うので初めての試みとして、クラブ所有のNゲージレイアウトを使用したF原君の珠玉のN作品の展示運転、会長による真鍮キットの工作実演を行い、その準備も並行して行いました。


Nレイアウトの設営を黙々と行うF原君


工作道具を並べる会長

午前中には、設営作業もほぼ終り各自昼食を取ったのですが、やっぱり始まりました『宴会』が… 因みに撮影している会長も、この時ばかりは手の震えが止まっていたとか…(笑)


この中に“プリン”と“チョコビ”を肴に呑む方が…(謎)

午後からは運転会が始まり、会員が持ち寄った車両達の競演が始まりました。そして、いよいよ競作発表会が始まり、各自が腕を振るった車両達の競演と相成りました。
各作品の紹介と結果発表は、別の機会にいたします。で、優勝したのは…


真剣に審査する会員各氏


優勝者のF原氏 昨年の雪辱を果たしました。

今年は優勝カップが再び、小瀬川を渡ってしまいました。来年は帰ってくるのか…?


電機に牽かれた“緑色の電車” これをやりたいが為に作ったと優勝者の弁



コンテストも終わり、夕方からは会場近くの居酒屋に移動し、お待ちかねの懇親会となりました。丁々発止の会話も弾み、時が経つのも忘れてしまいそうでした。

さて、翌日は初めての公開運転会でした。その様子はまた次回に…