広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

『里に降りた山スカ』製作日記…8

2010年01月26日 | 会員の作品
皆様こんにちは、長かったモハ72もついに完成です。

☆床下の塗装

床下は全て金属なので、所定の下地処理をしてマッハのつや消し黒を塗装しました。
しかし、ここで一つ疑問が… 抵抗器の色なのですが、私はグレーだと勝手に判断してマッハのねずみ色を吹きました。しかし可部線をペーパーで作ったF原くんは、銀色と判断してシルバーを塗ったと。一体何色なのでしょうか?



一応、抵抗器を一個ずつマスキングをして、エアブラシで吹きました。

☆動力車の電装

73系なので未電装で出場… なんてしませんよ(笑)
ペーパー10両に対し、動力車が何両必要なのかわかりませんが、モハ72とモハ71に各1両ずつで『2M8T』にします。



まずはモハ72934を動力車としました。動力はエンドウのMPギアシステムを採用してます。集電もエンドウの『集電シューセット』ですが、銅の集電ブラシを黒染めしておきまた。
試運転したところ、全軸集電効果で快調に走ります。試験搭載のウエイトも、重いほうが安定しているような気がしますので、このまま搭載しておきます。
あと、必ずやる試験がありまして、KATOの機関車と同じ線路に並べて走らせます。すると夫々別の方に… あれ? 配線を間違えたようです(汗)
モーターの手前で配線をクロスさせ再度試験、ようやく同じ方向に走ってくれました。


☆モハ72の完成




ようやく、モハ72が完成しました(まだ山スカの『や』の字も始まってませんが…汗) 
出来は今ひとつというところです。あと内装を取り付けていませんが、後々ということで…
試行錯誤で1年以上も掛かってしまいましたが、なんだかやりきった充実感があります。初めてのペーパー製作だったので常に『本当に出来るのだろうか?』と不安に思っていました。そして完成した今でも『こんなものでよいのだろうか?』と不安に思ってます…

☆モハ71012の製作

モハ72の完成に浸る間もなく、本命のモハ71に取り掛かります。どのタイプのモハから作るか迷いましたが、一番両数の多かった新製車からにしました。



これを切り出すだけで1日が潰れました。とりあえずここまで…

ここからは、モハ72とは違う手順で製作してみようと思います。

さて、せっかく楽しみにしていた方には申し訳ございませんが、これからしばらくは『山スカ』の製作ペースが落ちます。実はペーパーの方に集中しすぎて、年が明けたのにまだクラブの競作に取り掛かっていない状態なんです。もう尻に火がついてますので、しばらくそちらをメインで製作していきます。『まだ競作まで半年以上もあるじゃないか…』と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、私は毎回本気で優勝を狙ってますのでこれでも遅いほうです。それでも、最低でも月イチで山スカの製作記を更新したいので、宜しくお願いします。そして『頑張るぜ!!』



1月例会

2010年01月26日 | 月例会報告
1月17日に例会及び総会が開催されました。総会では昨年の収支報告及び活動報告、今年1年の活動内容が承認されました。

(1)2010年の例会開催予定日
  2月21日,3月21日,4月18日,5月16日,6月20日,7月21日,
 10月17日,11月21日

 ☆公民館まつり
  6月6日

 ☆作品コンテスト、運転会&工作教室 
  8月21,22日
  
 ☆お花見と忘年会も通常通り開催します。お花見については、天気により内容を変更
  します。

(2)作品コンテストについて
 2009年 : 『フリーランス』
 2011年 : 『客車』
 2012年 : 『モジュール・レイアウト』(仮)
 
 ☆コンテスト採点は例年通りとします。なお、今年は満30年なので、コンテスト優  勝者には副賞を準備します。
  またコンテストには別部門で、過去の競作で締切に間に合わず、完成させたがお披  露目できなかったもののコンテストを行う。優勝者には参加賞を授与する。

(3)役員改選
 
  昨年と変わらずのメンバーで運営していきます。

 以上、宜しくお願いします。

『里に降りた山スカ』製作日記…7

2010年01月11日 | 会員の作品
皆様こんにちは、今年もよろしくお願い致します。

モハ72も、ようやく完成が見えてきましたが、年明けから風邪を引いてしまい製作はストップしてます…

☆床下の製作

床下については最初台枠を組むつもりでしたが、冷静に考えてみると『10両も作るのに、ひっくり返さないと見えないものに時間を掛けれないな…』と思い、取り付け板式に変更いたしました。



使用した床下機器取付板はT車もM車もエンドウのものです、この板は厚みがあるので車体に取り付けると下にはみ出しますが、それを承知で使用してます。私は余り気にしませんけど… 夫々長すぎるので台車に干渉する部分は糸鋸でカットします。

床下機器は、日光モデルの『旧型電動車C』です、ただしT車のブレーキシリンダと締め切りコックとうず巻ちりとりはエコーのパーツを使用しました。
機器配置については実物に関係なく付属図面にほぼ合わせてますが、エアタンク類だけは台車と緩衝するので5mmほど中心に寄せてます。M車の一部機器はウエイトと緩衝するので機器の方を糸鋸で切り取りました、あと一部に空気配管をしましたが、それらしく適当に行いました。ここで、ちょっと話が脱線しますが…

『機器配置が実物通りではなく配管も適当…』賛否両論あると思いますが、私は床下にあまり拘りもないし、それほど興味もないのでこれで良いと思ってます。趣味ですから自分の自己満足で良いと思います。

以前、飯田線の流電を製作し、作品を某模型店に展示させて頂いた時、それを見たある方から『パイピングの支持の位置はどうやって調べた?』という旨の質問を受け、その時『適当です』と答えたら『ちゃんと資料を見て実物どおり配管しなければダメだろう!』といった感じに、えらい剣幕で怒鳴られました。いきなり怒鳴られ、私は頭の中が真っ白になり、唖然としましたが、後になり『なぜ怒鳴られなきゃならないのだろうか!』と怒りが沸々と湧いてきて… こんな、イヤ~な思い出でがあるんですよね…

ちょっとどころか大幅に脱線しましたね…申し訳ありません。
まあ『他人の作風にケチをつけないように気をつけなければ…』と自分自身に置き換えて考えるようにしています。



さて、話を戻します。連結器はトミックスの密連を使用し、ジャンパー線はエコー製のパーツに1mmのプラ板で下駄を履かせ取り付けました。連結器回りの配管は目立つ部分なのですが省略します。
台車は日光モデルのDT20とDT17を使用し、DT17はトレーラとしたので、軸受けをピボットに改造してます。

試験的にウエイトを取り付けてみましたが、ペーパー車輌をこんなに重くする必要があるのか判りません…必要なかったら取り外します。あくまでも試験ということで…(汗)

モーターはエンドウのLN-14を取り付けました。このモーターを選んだ理由は『細いから…』それだけです。本音は、価格的にも性能的にもEN-22で十分なのですが…



☆窓アルミサッシの製作

車体と一緒に作図したもので、それを切り出してサフェ吹きと研磨を繰り返します。細いので何回か崩壊させてしまいましたが、それを修正せずに新しく切り出しました。



塗装は当初アルミシルバーを塗りましたが、何だかおもちゃっぽくなってしまったので、手持ちのグンゼメタルカラーのクロムシルバーを塗ってみました。
如何でしょうか? 暗すぎるような気もしますが、これで行ってみます。

☆窓やサッシの貼り付け

窓ガラスはエコーの窓セルです、サッシを2段表現をしたので、セルを切り分けて貼りました。手間は掛かるし曲がりやすいし2段表現にしたのを少し後悔…(涙)



こんな感じですが、なんだかサッシがねじれているような気が…(汗)
気にしないでください…



やはりこちらもねじれてますね… ドアコックの蓋も汚いです。『鑑賞距離は3m』という事でお願いします(爆)

忘れてましたが、モハ72934の側面表示灯は、KATOのNゲージ機関車用のテールレンズです。いつものブラス感覚で押し込んだら歪んでしまい…失敗。

さあ、遂に床下の塗装と電装のみになりました。まだ、山スカが8両が残ってますが、一区切りになりそうです。