☆はじめに…
『山スカ』こと、モハ71系といえば中央東線ですよね? 山口県人の私にとっては縁もゆかりも無いと思いきや、実は私も乗車する機会があり縁のある車両でした。
モハ71系は三鷹電車区から広島運転所に転属し、呉線を中心に運用されましたが、一往復だけ小郡までの運用があったんです。
運用のあった頃、私は電車大好きな幼稚園児でした。時間帯が良かったのか下松から徳山まで行く時はいつも71系だったと記憶します。そして見る度に…
『80系と同じ顔なのに色が違う…』
『たまに黄緑色の車両が付いていた…』
『同じスカ色なのに103系みたいな顔の車両がいた』
『すぐに見なくなった…』
幼心に、幻のような不思議な電車でした。
そして大人になり、HO(16番)の車両を工作するようになると、
『いつかは広島の山スカを作ってやろう!』
と心の中で思っていました。もちろんブラスキットで…
が、そう思っているうちに結婚…お小遣い生活となり自由に使えるお金が限られてきました。そこでペーパー工作にチャレンジしてみようと思い、第一作目として思い出の『山スカ』の10両編成を選びました。
せっかくの初ペーパー工作なので、製作に飽きぬようにと、全てタイプの違う車両をチョイスしました。
モハ71…001・005・012・019
モハ72…673・934
クハ76…017・053・306
クハ79…446
モハ72は山スカではありませんが、そこは突っ込まないで下さいね…(汗)
ペーパー工作というものはブラスと違い、様々な作り方があるものですね~。
十人一重これぞという工作方法は無いようですが、有り難いことに私の周りにペーパー工作の名手の方が数名いらっしゃいます。それぞれの作法を教えてもらい、またペーパー工作のサイトも参考にしつつ、自分に合った工作方法をチョイスしました。あくまでも自己流なので変な工作法もあると思います。間違っている箇所や、ここはこうすれば良いのにと思うところがあれば遠慮なく御教示下さい。
☆作図とプリント
PCを使いコーレルドローというソフトで作図しましたが、特に難しいものではなく、かなり正確に寸法が出ます。正確に寸法が出る反面、少しでも間違えると、正確に(当たり前だが!)間違えてくれるので何度も寸法チェックします。但し、1両分作ってしまうと、修正やコピーでタイプ違いが作れるので楽です。PC作図はお奨めですよ~。
印刷したモハ71005・012・019
作図が終れば『いこま工房』の鉄道模型工作用紙に印刷します。滲み防止のため、インクジェットではなくMDプリンタで印刷してみました。印刷しただけで作った気分になり、もれなく工作が停滞するという“おまけ”が付いてきます…(爆)
☆切り抜き
使用した工具は『OLFA』の30度鋭角カッターナイフ、Rの切り出しには『沖野彫刻』のペーパー窓抜用刃物Aセットです。
切り抜き作業は、なかなか楽しいもので、鼻歌を歌いながらすいすいと進みます。が、定規をしっかり押さえてないと刃がずれて鼻歌が冷汗に… 普段使わない筋肉を使うので手が非常に疲れました。(上下の動きなら得意なんですけどね…謎)
モハ70001
モハ72673
途中から滑り止めの付いた定規に変たところ、切り抜きが多少は楽になります。カッターは切れ味が悪いと思ったら遠慮なく刃を折り、常に切れやすくしておきます。貧乏性の私には涙が出るほど辛いですね…
☆サフェ吹き
とりあえず、試しにモハ72934を先行製作することにしました。サーフェイサーは自動車板金用のソフト99の『プラサフ』を使用し、サフェ吹きと研磨を数回繰り返します。但し、これは粒子が粗いので仕上げはクレオスのサフェを使います。
画像はサフェ吹きと研磨が終わり内張りを貼り付けたモハ72934です。実はこれ、作り直して3両目。まだ気に入りませんがキリが無いのでこれで行きます。
本日の工作はここまで。競作の合間に製作しているのでなかなか進みません…
『山スカ』こと、モハ71系といえば中央東線ですよね? 山口県人の私にとっては縁もゆかりも無いと思いきや、実は私も乗車する機会があり縁のある車両でした。
モハ71系は三鷹電車区から広島運転所に転属し、呉線を中心に運用されましたが、一往復だけ小郡までの運用があったんです。
運用のあった頃、私は電車大好きな幼稚園児でした。時間帯が良かったのか下松から徳山まで行く時はいつも71系だったと記憶します。そして見る度に…
『80系と同じ顔なのに色が違う…』
『たまに黄緑色の車両が付いていた…』
『同じスカ色なのに103系みたいな顔の車両がいた』
『すぐに見なくなった…』
幼心に、幻のような不思議な電車でした。
そして大人になり、HO(16番)の車両を工作するようになると、
『いつかは広島の山スカを作ってやろう!』
と心の中で思っていました。もちろんブラスキットで…
が、そう思っているうちに結婚…お小遣い生活となり自由に使えるお金が限られてきました。そこでペーパー工作にチャレンジしてみようと思い、第一作目として思い出の『山スカ』の10両編成を選びました。
せっかくの初ペーパー工作なので、製作に飽きぬようにと、全てタイプの違う車両をチョイスしました。
モハ71…001・005・012・019
モハ72…673・934
クハ76…017・053・306
クハ79…446
モハ72は山スカではありませんが、そこは突っ込まないで下さいね…(汗)
ペーパー工作というものはブラスと違い、様々な作り方があるものですね~。
十人一重これぞという工作方法は無いようですが、有り難いことに私の周りにペーパー工作の名手の方が数名いらっしゃいます。それぞれの作法を教えてもらい、またペーパー工作のサイトも参考にしつつ、自分に合った工作方法をチョイスしました。あくまでも自己流なので変な工作法もあると思います。間違っている箇所や、ここはこうすれば良いのにと思うところがあれば遠慮なく御教示下さい。
☆作図とプリント
PCを使いコーレルドローというソフトで作図しましたが、特に難しいものではなく、かなり正確に寸法が出ます。正確に寸法が出る反面、少しでも間違えると、正確に(当たり前だが!)間違えてくれるので何度も寸法チェックします。但し、1両分作ってしまうと、修正やコピーでタイプ違いが作れるので楽です。PC作図はお奨めですよ~。
印刷したモハ71005・012・019
作図が終れば『いこま工房』の鉄道模型工作用紙に印刷します。滲み防止のため、インクジェットではなくMDプリンタで印刷してみました。印刷しただけで作った気分になり、もれなく工作が停滞するという“おまけ”が付いてきます…(爆)
☆切り抜き
使用した工具は『OLFA』の30度鋭角カッターナイフ、Rの切り出しには『沖野彫刻』のペーパー窓抜用刃物Aセットです。
切り抜き作業は、なかなか楽しいもので、鼻歌を歌いながらすいすいと進みます。が、定規をしっかり押さえてないと刃がずれて鼻歌が冷汗に… 普段使わない筋肉を使うので手が非常に疲れました。(上下の動きなら得意なんですけどね…謎)
モハ70001
モハ72673
途中から滑り止めの付いた定規に変たところ、切り抜きが多少は楽になります。カッターは切れ味が悪いと思ったら遠慮なく刃を折り、常に切れやすくしておきます。貧乏性の私には涙が出るほど辛いですね…
☆サフェ吹き
とりあえず、試しにモハ72934を先行製作することにしました。サーフェイサーは自動車板金用のソフト99の『プラサフ』を使用し、サフェ吹きと研磨を数回繰り返します。但し、これは粒子が粗いので仕上げはクレオスのサフェを使います。
画像はサフェ吹きと研磨が終わり内張りを貼り付けたモハ72934です。実はこれ、作り直して3両目。まだ気に入りませんがキリが無いのでこれで行きます。
本日の工作はここまで。競作の合間に製作しているのでなかなか進みません…