広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

8月例会…その2

2011年08月31日 | 月例会報告
さて、お待ちかねの競作発表会の様子です。

今年の競作のお題は『客車』でした。作品数は寂しかったのですが、近年稀に見るハイレベルな作品ばかりで、皆さん採点に苦労されていました。


集計結果

で、厳正(?)な採点の結果、第1位はF原さんの『14系アコモ改造車』でした!


優勝カップの授与


副賞は自分でリボンに名前を書く…(笑)

それでは1位から順に作品の紹介です。

1位 14系アコモ改造車


KATO製14系より改造した、JR西日本のアコモ改造車です。以前、競作で製作した12系「ムーンライト高知」と併結すべく製作されたとのことです。


展望室部分はプラ板からの自作です!

「ムーンライト高知」+「ムーンライト九州」

工作過程を何度も拝見しましたが、仕上がりの美しさは群を抜いています!

2位 青大将編成+α


F原氏の作品で、FUJIモデル製の真鍮キットを組んだ編成です。展望車の製作が間に合わなかったとのことで、急遽ペーパーで展望車を製作されたそうです。しかも当時の国鉄が構想していた密閉式展望車を模型化されたそうです。



実際には製造されることのなかった展望車ですが、実在していたらそれまでとは違う美しさを醸し出していたでしょうね。



で、拘りは床板をエバーグリーンのプラ板で製作し、軽量化と細密化を同時に行った力作です。本人曰く「金属とプラ、ペーパー工作を同時にするとは思わなかった…」

3位 急行『妙高』号


セノハチさんの作品で、FUJIモデル製の真鍮キットを組んだ編成です。郵便車や寝台車は間に合わなかったので、座席車のみのエントリーでしたが、その完成度は上位2名と並ぶものです。



窓からチラリと見えるてブレーキハンドルに萌えますね(笑)

3位 寝台車他


K野さんの作品で、FUJIモデル製の真鍮キットを組んだ編成です。特に編成を特定はされていないそうですが、室内も作りこまれた美しい作品です。



本人曰く『好みで艶々の仕上がり』だそうですが、昔の国鉄車両はこまめに洗浄していたので艶はありました! 干からびて艶のない車体なんて、廃車直前の放置プレー中でもない限り無かったですよね…と、全員の意見が一致!

5位 戦災復旧客車


呉生まれさんの作品で、真鍮キットとプラ車体からの改造品です。
時代的にありえない編成ですが、引き揚げ列車をイメージしたそうです。オハ71はホビーモデル製の真鍮キットをストレートに組んだそうです。



手前のオハフ71はKATO製クモハ41の余剰車体を再生したもので、オハ60は谷川製真鍮キットを組んだ“ジャンク品”を見事に完成させた労作です。ジャンクとして手放した方も草葉の陰で喜んでいることでしょう…    ヘッ…ヘックシッ!

完成に至らなかった作品もついでに…(笑)


会長の凶作…もとい競作に出そうとした作品…


かっぱさんの作品はあと少し…かな?

さて、来年の競作のお題は『モジュール・レイアウト』です。
個性的な作品が出てくるのが楽しみですね!!

8月例会…その1

2011年08月26日 | 月例会報告
8月21日に例会が開催されました。今回は競作発表会と一般公開運転会です。
今回は初の試みとして、前後1時間ずつの延長を行い、存分に運転を楽しみました。



1年振りの大きな会場で、しかも机の上にレイアウトを並べ目線の高さで列車たちを楽し診ました。ただ準備の時には机の配置で一苦労…



会長はいきなり車両を並べ始め、セノハチさんも加わり何故か『飯田線』ワールドが展開…
『何故に飯田線かって?』
『それは言い出せん…』(byセノハチさん…爆)



かっぱさんは新たな北海道シリーズを展開、一同を驚かせ、笑賛を嵐が(笑)
KATOの“あてにならない”発売予告に北斗星客車なんて出ていましたが、再び私たちを驚かせてくれるでしょうか?




F原氏は、美しい仕上がりの広島の湘南電車+クモニ83で私達を楽しませてくれました。湘南電車とはいっても、所謂“湘南顔”が居ないのは氏のこだわりだとか(笑)



飯田線に飽きてきた会長は、カプラーを共通化したクモユニと165系電車を連結して、多分ありえない編成でご満悦…はっきり言って病気です(笑)




部屋の片隅のテーブルに載っていたコレ、中身はなんとお弁当でした。これは一体…?

遊びすぎて画像を撮り忘れたのですが、シンコーさんの香港トラムやT中さんの身延カラー+αの電車達が一服の清涼剤となり、いよいよ競作発表会へと…




シンコーさんより香港トラムの画像を提供して頂きました!

つづく