広島鉄道模型友の会 公式ブログ

ここでは、活動の様子や会員の作品を紹介します

3月例会

2018年03月28日 | 月例会報告
3月例会が開催されました。

今回は、参加会員の人数がやや少ないか…

と、思いきや…



意外と参加者が多かったので、にテキパキと準備が整い



ダルマ35号さんのクリーニングカーが早速出動!


さて、内ヤードには今回の予告先発(?)キハ58系がどんどん増殖します!!




その数50両!!

いえいえ、外ヤードには西のワムハチさんの



こんなのや…




かっぱさんの北海道シリーズ!

某国営放送の紅白の如く、双眼鏡片手に数えると総勢65両になりました(爆)

というのは嘘で、当日誰も数えていなかったので、画像を見ながら後でこっそり数えちゃいました(汗)

漏れがあったらご容赦下さい…


国鉄色の他に、九州・四国・広島の黄色などなどカラフルな車両が揃いましたが、特徴的なところで…



四トクにたった1両在籍したキロハ28
2列目は、JRになって登場したキロ28‐500番台を改造した。キロハ28‐100番台。



勿論、ちゃんと車内まで再現してあります。



そしてこちら、屋根上に水タンクがあるキロ58



非冷房車もいます。




広島の黄色には、おまけでキハ30とキハ20も…

大気動車大会は拡大の一途で、しみじろうさんの



キハ82系『かもめ』と、181系『はまかぜ』が。


外ヤードに目を向けると、申し訳なさそうに電車が少々・・・



かっぱさんの223系は、なかのひがしクローバーZさんの強力な後押しで無事8両編成に!!

あと4両・・・時間の問題ですね(糞爆)


その、なかのひがしクローバーZさんが先月の名残で持ち込んだ115系には…



ド変態平面顔のクモハが・・・。



さて、部屋の片隅では



旧客のドアパーツを地味に仕上げるダルマ35号さん



M田さんのお手軽Nゲージ


そしてI藤先輩の



トワイライトエクスプレス牽引用C59・・・(大嘘)

そして、K野さんは



こんなモノも(笑)


そうそう、ウソと言えば・・・



西のワムハチさんの網双・・・ありそうで存在しない妄想貨車。


大先輩の遺品に手を出してしまった、えるがさんは



気動車軍団に押されながらも、20系フル編成のあさかぜ!!



ヤード・駅・本線上…気動車以外にも貨物列車も見えますが、どうしても小数派に。






最後まで気動車が圧倒的なウエイトを占めました!!


さて、来月の予告先発は何が提案されるのでしょうか?






鉄道ジャーナレ増刊号『EF67の再生』

2018年03月06日 | 会員の作品
広島の皆さんは、広島駅新幹線口2Fにあった16番レイアウト…覚えていらっしゃいますか?
今や伝説となった(?)『レールショップタブレット』

そして、そこ走っていた車両達の中で、コンテナ列車の殿を務めていたEF67が居た事も…そのEF67を作ったのが、若かりし頃のアタシなんです!



今は、そのレイアウトはおろか店もも無くなり、そこを走っていた車両も某所へ引き取られていったのですが、紆余曲折がありながらも元店長さんの御尽力により、5年前にアタシの元へ帰って来たんです!

そもそものきっかけは元店長の他愛のない冗談で、当時新発売によりモデラーを狂喜乱舞させたKATO製EF65を眺めながら…

『EF67作れんかねぇ?』

と、元店長の冗談を真に受けたアタシが1週間位で作って、一同驚かせたものです(笑)

ただ、実車取材も全くせず勢いだけで作ったのでアレコレ違いますけど、広島界隈で初めて製作されたEF67の模型なので、今も殆ど手直しをしてません。



ところで、アタシにとって更新された今のEF67の色は、どうも好きになれません…
やっぱりこの頃が良かったなぁ…(遠い目)
全検出たての足回りは灰色塗装の筈ですが、ここまで汚れると、模型では塗らなくてもイィやって感じ…(笑)
この割切り感が、棚の肥やしから卒業させる事となりました!



勿論、本務機はコレでしょう!
タンク車ばかりだと逆に寂しいので、気持ちほど有蓋車を現車20両位足して…(爆)



さて、この当時EF67製作はインパクトが強く、この車体を含めて3両製作したと記憶します。

この当時、この車体を含めて3両製作したと記憶します。

2両目は、確かシンコーさまの依頼で車体のみ…

3両目は、JR貨物の方の依頼で動力車として…

散々人ので練習しといて、いざ自分のを作る番になって…

飽きちゃった…



そして出来たのがだったりします(爆)



とりあえず、足回りに車体を乗せただけの状態から、自分好みでパンタグラフをPS-17から、予備品のPS-22に交換します。Soft99のプラサフを吹いて、スライダーは磨き出しています。 屋根上は、もう少し汚して良いかも…

そして、100番台で一番大事な1END側の整備を行います。
t0.3プラ板を接着しステーに見立て、BP管を接着します。
誘導ステップは、KATOの予備パーツが無かったので、たまたま手元にあった天賞堂製のロストパーツを接着しました。
緩衝装置の部分に鑢をかけて、気持ちだけですが後退角を付けて、Tomix製EF62予備パーツの標識灯掛を接着して塗装しておきます。
塗料は、当時使用したMrカラー№82(赤11号)を、『蒲焼のタレ』の如くシンナーを継ぎ足しながら保管していたので、これを使います。



途中で中間台車が崩壊するといったアクシデントに見舞われましたが、直ぐにKATOのオンラインショップを確認したら、幸いにもEF65の中間台車があったので即ポチっ!



タミヤのウェザリングマスターの、『スス』『サビ』『アカサビ』『マッド』を適宜使い分けながら、尚且つブレーキシューに、ガイアエナメルの『黄サビ』を塗ってみました。
鋳鉄シューであれば錆色が目立ってくるので、アクセントになるかと…

エアーフィルターは『スス』をうっすらと、フィルターの縁や庇、水切り、BP管にはガンダムマーカーで墨入れして、メリハリをつけてみました。



最後に、西のワムハチさん特製の『JRマーク』、くろま屋製のインレタを貼って、仕上げにクリアーを吹いたら完成です。



目標としては90年代半ば頃の貨物列車が出来たらなと…

一度は手放したコンテナ車も、少しずつ増やしていこうかなと…

鉄道ジャーナレ第3号『ホキ9400形 コークス粉専用車』

2018年03月04日 | 会員の作品
あれは忘れもしない…何故こんな車両を作ろうと…

それは、KATOのホキ2200の遮熱板がパカッと外せたので、それを外した車体を眺めながら…

『この取付け孔を埋めたら何か作れるぞ…』

と思ったはずなのだが、そうとも言い切れない(汗)

ホキ2200に似ていて、ある程度の加工で作れそうな形式…

ホキ9300がいるではないですか!
そして、次の形式はホキ9500…9400がちょうど空いている!
さぁ、網双…もとい、妄想の始まりです!(爆)

しかし、いざ作り始めると…

『どうせ妄想なら所有者が異なる2両を作っちゃえ!』

と、倍率ドン!更に倍! 2両同時進行と相成りました!


『ホキ9400形 コークス粉専用車』とは

ホキ9300形コークス粉専用車の設計を基に、ホッパ材質を普通鋼から耐候性高張力鋼に変更し、それに伴う自重減と荷重増を実現した車両。
ホキ9400と9401の2両が、昭和50年に2両が製造されました。落成後は先輩形式のホキ9300と共にコークス粉輸送に使用されましたが、試作要素が強く2両で細部が異なる事が災いし、晩年は長期休車を経て、ひっそりと廃車になってしまいました。

ホキ9400 伏木海陸運送所有、伏木駅常備
ホキ9401 日本陸運産業所有、神栖駅常備

『模型について』
KATO製ホキ2200を加工しました。ホッパ部の加工がメインで、他は台車をタキ43000のものに振り替えただけです(加工中の写真をあまり撮っていません…)



製品の遮熱板を外したあと、ホッパの上部をカットして3㎜ほど嵩を下げています。実際に並べると、ホキ2200の通風グリル(?)の一帯がカットされた分、低くなっているのが分かります。



上の継ぎ目の部分にはプラ棒を接着して、このあと接着する側柱の厚みよりも出っ張らせます。
加工の際に除去した通気管のモールドは洋白線と、エコーモデルの締切コック(右向き)で再現しました。

製品のホッパは上下で分割されており、内部にウエイトと妻面の梁(内側2本)がはめ込まれています。この梁のパーツはこの後の加工で分解・塗装ができなくなりますので、前もって黒で塗装しておきます。ホッパには遮熱板を取り付ける凹みや、上下ホッパを固定するツメのはめ込み穴があるのでプラ板やプラ棒で塞ぎます。この後、梁をはめ込んで上下ホッパを組み、分割部分を接着します。接着後はパテやサーフェイサーで平滑化します。隙間埋めにタミヤのイージーサンディング、仕上がりチェックにクレオスのサーフェイサー(黒の缶スプレー版)を使ってみました。




ホッパ側柱は9400がプラ帯板を5本、9401が三角形のプラ棒を4本貼って、形態に変化を付けています。

塗装は黒のみですが、台枠部は殆どのパーツが軟質プラなのでミッチャクロンマルチをスプレーしておきます。塗装後に塗料が剥がれるリスクを少しでも下げたいので、小さいパーツは出来るだけ取り付けておきます。また、この車両は構造が複雑なので塗料の吹き残しが無いよう、ホッパ、ハシゴ、台枠、エアータンク、ブレーキシリンダ、積荷取り出し口を別々に塗装して組み立てました。




完成後、種車のホキ2200と並べてみました。




加工は、塗装変更と全高を下げた程度ですが、思っていたよりも重厚感のあるホッパ車が出来て満足です。