よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

新聞記者   望月衣塑子

2019-07-13 07:47:16 | 
先週映画の方の「新聞記者」を観てきましたが、映画は望月氏の原案で本書とは全く別の内容でし

た。映画はとてもよく出来ていて、観て面白く、深く考えさせるもので良かったので、本は改めて

読むといいと思います。ネット上で変な叩かれ方をしていますが、本書を読めば真面目で、正義感

が強く、とてもまともに思えるのですが、そういう人間が今一番安倍政権にとって不都合なのだと

思われるのでしょうか。


元々望月氏本人は政治にそれ程感心があった訳ではないようです。しかし、これはオカシイと思え

るモノに深く関わっていくうちに持ち前の正義感で追及する姿勢が加速度的に対象物に迫っていく

事になっていったようです。思えば私自身政治に積極的に関心を持っていたかというとそれ程でも

なかった。小泉政権時代から何か違和感を感じるようになって、その頃から廻りでごく自然に政治

の話をするようになって、情報を積極的にとるようになった。


日本では今沢山の問題が生じ始めているのに全然議論をする余地がなく、いつの間にか政治家や大

企業、行政に都合のいい政策ばかりまかり通るようになった。普通に生活している人がちょっと息

苦しさを感じるようになったり、生活が苦しいと感じるようになる人が増えるのはいい傾向ではな

い。将来を考えどうすることがいいのか考えるいい機会だ。是非本書も読んで、ちゃんとした情報

を共有してほしい。


新聞記者   望月衣塑子     角川新書
コメント
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