よしーの世界

好きな神社仏閣巡り、音楽、本、アートイベント情報を中心にアップします。

日本の名目GDP世界4位に転落へ

2023-10-28 07:51:50 | 政治

 経済の規模を示す名目GDP=国内総生産。日本はこれまで世界3位でしたが、今年、55年ぶりにドイツに抜かれ

4位に転落する見通しとなりました。背景にあるのは、円安インフレです。

                  〈中略〉

 観光していたドイツ人から聞こえてきたのは、「日本は安い」という声。大きな要因は円安です。円安の影響は、

世界の中での日本経済にも影を落としています。

 

 各国の経済の規模を示す、名目GDP=国内総生産を表したグラフ。日本は2010年に中国に抜かれて世界3位に。そ

れから10年以上、3位でした。しかし、今年はおよそ4兆2300億ドル。人口が日本の3分の2程度のドイツの、およそ

4兆4300億ドルに抜かれ、世界4位に転落する見通しです。

                  〈中略〉

 西村康稔 経産大臣 「いずれにしても日本の成長力が低下している、低迷しているというのは事実」

 

 西村大臣は「日本の成長力の低下」は事実だと指摘。政府が促す企業の生産性向上や、持続的な賃上げがどこまで

実現できるか。世界4位となる今後の日本の経済のゆくえを左右しそうです。(TBS NEWS 10/27 金) 

 

日本の名目GDPが世界4位に転落する見通しが出ても政府は何の対策も打たない。円安がどれだけ進行しようとも

日銀は今までの政策を変えないので、日本の地位はドンドン低下していく。輸入品は値上がりし、原材料費は高騰し

続けているので、あらゆる業種で原価が上がり、収益は減少する一方だ。賃金も物価高に追いつかないので消費は減

退し、個人消費が6割に及ぶGDPはさらに落ち込む可能性がある。

 

今頃になって岸田首相は所得税減税をするつもりのようだが、景気低迷に何ら効果を及ぼすこともないだろう。すで

に失われた30年としながら、マスコミの報道に何の危機感も感じる事は無い。ニュースでは節約生活に安いスーパ

ーを日々報じるだけだ。政治の無策を報じ、意味のない政策を正し、日本の将来の為にするべきことを考える番組が

あってもいいのではないか。

 

いずれにしても自公政権に任せておけない事はハッキリした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする