BSーNHKで放送している「世界のドキュメンタリー」は面白そうなタイトルを録画して、よく
観ています。再放送の「よみがえる氷河時代の足跡」はアメリカ・ニューメキシコ州ホワイトサン
ズ・アルカリフラットの1部で米地質調査所(USGS)のチームが発見しました。正確な位置は伏
せられていますが780平方キロの広大な場所に、更新世の高さ4メートルを超える巨大マンモス、
大きなかぎ爪を持つ体長6メートルのナマケモノ、さらに人の足跡をクッキリと見ることが出来ま
す。調査すると足跡の形で人が子供を連れ歩いている様子、その数時間後にナマケモノが歩いてき
て、人の気配に気づき慌てて方向転換する場面までが推測できます。
番組では先住民を祖先に持つ研究者も加わり、その受け継いできた生活様式、文化を元に考証を重
ね、その時代の人々の生活に迫っていきます。そして足跡の付近で採取した種子から慎重に放射性
炭素年代測定をして、それまで北米大陸に人類が到達したと思われる1万6000年前より7000年も早
い2万3000年前から2万1000年前という研究結果を発表しています。
考古学の世界も日進月歩で次々に新たな発見があり、今までの常識とされてきたものが一気に覆さ
れることが沢山あります。今回の調査に参加したネイティブアメリカンの末裔にあたる科学者は彼
らの文化についての研究も40年ぐらい前からやっと始まったと言います。科学的研究はその分野に
よって細かく分類され専門化されていきます。今回の調査チームも地質学者から足跡の研究者まで
様々で、それぞれの研究者が集まり、知恵を出し合うことで成果が表れます。単独では誤った見解
に導いてしまうかもしれません。(アメリカ 2022年)
観ています。再放送の「よみがえる氷河時代の足跡」はアメリカ・ニューメキシコ州ホワイトサン
ズ・アルカリフラットの1部で米地質調査所(USGS)のチームが発見しました。正確な位置は伏
せられていますが780平方キロの広大な場所に、更新世の高さ4メートルを超える巨大マンモス、
大きなかぎ爪を持つ体長6メートルのナマケモノ、さらに人の足跡をクッキリと見ることが出来ま
す。調査すると足跡の形で人が子供を連れ歩いている様子、その数時間後にナマケモノが歩いてき
て、人の気配に気づき慌てて方向転換する場面までが推測できます。
番組では先住民を祖先に持つ研究者も加わり、その受け継いできた生活様式、文化を元に考証を重
ね、その時代の人々の生活に迫っていきます。そして足跡の付近で採取した種子から慎重に放射性
炭素年代測定をして、それまで北米大陸に人類が到達したと思われる1万6000年前より7000年も早
い2万3000年前から2万1000年前という研究結果を発表しています。
考古学の世界も日進月歩で次々に新たな発見があり、今までの常識とされてきたものが一気に覆さ
れることが沢山あります。今回の調査に参加したネイティブアメリカンの末裔にあたる科学者は彼
らの文化についての研究も40年ぐらい前からやっと始まったと言います。科学的研究はその分野に
よって細かく分類され専門化されていきます。今回の調査チームも地質学者から足跡の研究者まで
様々で、それぞれの研究者が集まり、知恵を出し合うことで成果が表れます。単独では誤った見解
に導いてしまうかもしれません。(アメリカ 2022年)
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