初任者さんができる社会科の教材研究(12)

2012-03-28 | 社会科の教材研究法
初任者さんができる社会科の教材研究9つ目。

それは、
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板書計画を3分割法で立てる
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ということです。

私は最近は教材研究というと「板書計画」がメインになっています。
教科書を見ながら、A4のノートに、授業終了後の板書を書いていくのです。

板書計画を立てていく過程が教材研究に直結するので、
慣れると非常に効率的です。


板書は中身が当然大事です。
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「構造的な板書を!」
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と、初任研などでは必ず指導をされるのではないでしょうか?
しかし、「構造的」といっても意外と難しいものです。
慣れやセンスが必要です。

そこで、3分割法です。
3分割法とは、
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黒板を縦に三つに分ける
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という事です。
そして、そこに
「課題」「予想」「追究」「まとめ」
について、書き記していきます。

このパターンで書いていくと、
ある程度構造的な板書ができあがります。
だれでもできる板書のパターンです。

私はノートに簡単な枠を書き、その中に、学習の過程を書き込んでいきます。

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左が「課題」「予想」
中が「追究」
右が「まとめ」
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というパターンが(自分の場合は)多いです。

ただ最初は、ざっくりでいいと思います。
「課題」と「まとめ」を書くだけでもいいのだと思います。



見本にはならないかもしれませんが、
自身の板書をこのブログの中から拾って
アップします。







だいたい、三分割でまとめられているのではないでしょうか。

しかし、
最初は難しい事を考えず、
「まずはノートに三つの部屋を描いてみる。」


ということを実践してみるといいかもしれません。




ちなみに
本ブログ左の「カテゴリー」欄の「授業記録」に、
6年社会科授業のほぼ全時間の板書記録を入れてあります。
それぞれ拡大して詳しく見ることができます。
(中身の質は保証できませんが・・・)

興味のある方はご覧下さい。
後日、さらに整理していく予定です。



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