baurokuサンさんの漫画で「べんじょ~っ」と鳴る 便所のドアの存在を知る。
錆付いた蝶番が鳴るのだと言う・・・ドアボーイを常駐させた贅沢なトイレ!
これが メリケン国であれば 一々、チップを払わねばならぬので
俺にしてみれば、ノイローゼになる代物だ。
私の妻のお腹も 飯食った後で 「終わりっ!」と小人が号令するような 甲高い声で
音がする・・・おそらく「ゴロリッ」という音に近いのだろうが、
所有者(妻)曰く、もう、これ以上 飯は喰うなと警戒しているとの事。
お抱え医を雇っているような物で、彼女(妻)は前世、高貴な身分だったのだろう。
思わず 私は、
「ほ~!便利なお腹じゃのう」と感心し、ひざを叩く。
マタマタ別の話・・・
いつしか、静まり返った 図書館で 屁を垂れる オッサンの音が滑稽だった・・・
「プア~ン♪」 ほら よくあるでしょう、日本古来の音を連想させるような
草笛にも似た クラッシックな音・・・雅楽?宮廷音楽?か判らぬが 個性的な音。
ありゃ、ビニール質の椅子に腰掛けているので ケツと板面との微妙な摩擦で
あの音を醸し出していたのだなと・・・草笛が鳴るのもあの原理なのだ。
インテリ男の屁ってのも 凡人で下品な俺達の「ぶーっ!」とは違い
上品で奥深い物があるなあ~と感心したのだ。ほんでもって 周りの人も
知らぬ顔をする・・・やっぱり 図書館に居る人間は上品で気づかいができる人種
なんだな・・・
か、と思えば 下品で騒々しい音もある。
朝の出勤時間、駅のトイレで用を足していると ドアを「ドーン!」と閉め
カチャカチャカチャ(ベルトを緩める音)間髪いれず
「ブバババババっ!ドサッ!」終止符には「ぷう~っ」と
便器に共鳴ス。
ソレを聞いた私は、声を押し殺し「くくくくくっ!カッカッカッ~」と笑い転げる。
なんちゅう、騒々しくも 切羽詰った 不憫な奴だと・・・
音だけで 相手の事情を察する事ができるからだ。
人生いろいろ、音もいろいろ・・・
まとまりの無い話になってしまったが・・・上品に〆よう でないと 教養を疑われる。
9月に入り 夜も涼しくなり そろそろ 虫の声を聞いて 秋を感じることが
出来るかと思うと、ほっとするのであった。
だが、あの恐怖を煽る 国民保護サイレン(jアラート)の音だきゃ 聞きたくないですな。
ps 妻には 釘をさされた 下ネタで笑いをとろうなんて みっともないと・・・
まあ、確かに 人間性を疑われるのが怖い。