年末 福岡市民美術館より通達がありました。息子の絵が入選したそうです。
正月6日に重い腰を上げ 行ってきましたよ。
娘を抱っこして駐車場を歩いていると タクシーから降りて早歩きで入場する人物に驚き
小声で妻に「森永卓郎先生だ!」妻「あの経済アナリストの?」
妻の制止する言葉も聴かず 小躍りし 握手してもらおうと 小走りに 娘を抱え
たまま スッコケそうになりながら 「先生!」と近づくのでありました。
沿道 歩いている人達も「わあっ」とした表情になり。
振り向いた その人は 正面から見ると全くの別人・・・・。
恥ずかしかったっすね・・・。後ろから来た人は 人違いと気づき 何もなかった
かの表情で 私達の横をチャップリンの如く走り抜けて行かれました。
(スキップで駆け抜けて行かれた方もおられましたよ。ぷぷっ!かっちょ悪い!)
妻「こんな所に 居るわけないやん!(笑)」
いやー でも 良く似てました、横顔や雰囲気は森永先生その人でしたよ。
20代の頃昔、タレントの「イッセーおがた」さんに 良く似た方がいらっしゃいま
して周りにいる 高校生やヤンキー兄ちゃんに
「イッセーおがたがおるぜ!サインばもろうて来い!」と引っ掛けては 喜んでおりましたが・・・。
因果応報とは よく言ったもので・・・。あの報いかな・・・・懺悔(汗)
照れる息子を「天晴れ!でかした!」と作品の前で記念撮影・・・・。
(うっ!ピンボケです。 それに肝心である息子の作品が写っていません!)
携帯電話のカメラは期待を裏切りました。不覚!
「おなかが空いた」と息子に急かされ スーパーで買い物。
私「うっ!森久美子さんだっ!」
妻「またあ!」
人違いでした・・・・。ただの、福よかな女性です。今日はどうかしてます・・・。
でも、新年早々、父に良い報告ができました。
父の兄弟も絵を描く人が多いですね。祖父が芸達者で絵が上手な方だったみたいで
す。血はあらそいません。(上の風刺漫画は父の弟(川村圭が書きました)
毎年、作品を贈ってくれます。題名「子や孫が居れば・・・」2007
(私はこの作品が好きです。)
父が言うには「書くことが好きで 何枚も描く事」これが上達の道なのだそうです。
「好きこそ 物の上手なれ」って事でしょう。才能の異名は 興味を持ち こだわり
精進していくDNAの様な気がして来ました。
その道でプロになれる幸運な人は 良き指導者(教え上手)に出逢える人なのかも知れま
せん。それと 良き仲間・・・。息子の担任はベテランの先生です。彼は恵まれました。
「独覚(どっかく)」という言葉もありますが、要らぬ寄り道をするより 高いステージ
からのスタートは有利な条件でしょう。
昔 中学で美術の時間 レンガを描く授業がありました。
先生が芸術肌の人で 何を言っているのか 意味が判らず
「赤、黄色、緑 心に感じ取ったものを 画用紙にのっけていけ!」との言葉を真に受け
色キチガイのレンガを描いてしまいました。
同じクラスメート半分は 私を信じて真似をしたらしく 美術の教師から
「おまえら 色盲かっ!」と怒鳴られていましたね・・・。
あしからず・・・・・・。
PS 最近、とても暖かく ぼったくり灯油を買わなくて済みます。庶民を虐めるから
諸天の神様が守ってくれたのでしょう。仏教で説く「因果応報」(原因結果の
法則)と言いますが 良い行いも 悪い行いも 最後は結果となって 自分に
帰ってくると説いています。皆が節約して 灯油が売れないのですから...
それで被害を 被った人達がいるのなら 是非 心を改めて頂きたいものです。
できれば 生活の必需品が市場のおもちゃにされない事を祈ります。
人生ゲームはおもちゃで遊んで欲しいですね。