コオオオオッ カッ ヴェエエエ ゲホゲホっ!
イーッ!
ぼ!盆を目の前にして お迎えが来るところやった・・・
家族「どうしたと!?」
トあるファミレスの席にて 靴底みたいに硬いステーキを喉に詰まらせ
死ぬところであった・・・
あまり 硬すぎて 牛のようにモグモグやっていて 顎が痛くなり
「もう いい加減に飲み込まんと気持ちが悪い!」と想い 意を決して
飲み込むと 奥歯の隙間に肉の一部がと引っかかりピローンと
喉の中にぶらさがったのである。ひーっ!
うーむ かっチョ悪・・・正月に餅を喉に詰まらせ死んじまう爺さんにゃ
なりたく無いと思っていたので、非常に情けなく、かっちょ悪く候。
お店側も 盆で忙しく 肉の火加減を誤り 焼きすぎていたのだ。
「さ!※殺人スリッパのゴム喰わされたぞっ!」
※某国製の滑り止めの溝がなく ツルツル滑るゴム草履 過去、これですっコケて負傷ス
店長さんの額ニャ 汗だくで、臨時で雇われたであろう 気のよさそうな
オバハンが一人で配膳に追われていた・・・
厨房に目をやると もう一人のオバハンがてんてこ舞いしておった。
恐らく 盆休みで常勤の方達が居なかったのであろう。
同じ品を注文した息子に「硬かっただろう この肉?」
息子「いーや!父さん ババ引いたんやろう 柔らかったよ・・・」
私 「そーか まあ お前に靴底肉が行かなくて良かった。万が一
ワシに もしもの事があらば、家督はそなたが継ぐのじゃ・・・
後を宜しく頼むぞ あっ!それと 盆前にサイコロステーキは食うな!
こりゃ遺言だ!」と言い置くのであった。
息子「途中で吐き出せば良かったやん!」
私「!!!」
(そりゃそうだ!と思ったが 違う!)
私 「馬鹿者!そのような オ下劣なことができるかっ!」
昔 小学生の時 給食時、真向かいに座る女子が チーズ蒲鉾なるもの
を 喰うために歯でグルグル回転させ 余りにも頑丈なビニール袋に負
け力尽きてしまい 緊張を緩めた途端に ブルルンと高速で
扇風機の羽根の様に止め金が回転して歯が欠けたという惨状を
見ていたので 一度口に入れた物は出さないと決めていたのだ!
したが、沸々と こみ湧き上がる怒り・・・
だが、こげな状態で苦情でも言おうものなら 余りにも気の毒なので、
「顎が※うっぱずれるごたあ肉でした」と言いたいのを我慢した。
※うっぱずれる=はずれるの最上級
盆数日前の速すぎる墓参り、車が混むからと 行ってみれば、可なりの
渋滞・・・この道は普段から こんな感じらしい。丁度、夕方に行ったので
沿道にある 焼肉店から漂う匂いを嗅いで 一同、空腹になったから
の出来事にて候。
恐らく地域住民の方達も、大変な思いをされているのではと老婆心。
だが、盆は立派な景気誘導期でもあるのだ。
今度は 噛み切れる 柔らかい肉を頼む!
PS たまに 筋だらけの刺身もある・・・これも注意!
なんてったって 原油高と消費税の影響で、供給側も苦心して
いるのでね・・・要は 利潤だけを追求してると シワ寄せが酷い
んだよね・・・昔は そんな事なかったもん。繊細で誠実な日本人
だけじゃあーないからね・・・