福岡の看板屋 独り言(看板.・カワムラ)TEL092-935-7058

皆様に生かして頂いてる看板屋としての呟きです。内容は独り言なので、万が一気分を害された方が居られましたら何卒ご容赦。

危機意識

2016年10月23日 | Weblog

2013年記事

異常な暑さ・・・

梅雨とは言いながらも 気温は30度を越えるカンカン照りに

汗を拭き拭き思うこと・・・私らが 子供の頃、盆に最高の暑さで やっと

30度越えるか以下だった・・・

どんどん 環境がぶち壊されていっとるじゃない・・・と憂う今日この頃。


それにしても この暑さ

 

作業ズボンが 乾いていなかったので 仕方なく ジーパンを履いて

高所現場で作業していると 突然、足の動きが取れなくなってしまった


ジーパンの生地が汗を吸い込み 自由を奪ったのだ。(ひいーん!

日頃の運動不足も祟ってか 足がつりそうになった。

そうか!鳶職の方達のズボンが ブカブカなのは これが理由か・・・

なんて 勝手な解釈をしてしまった。


それにしても、たまに 若者が半ケツむき出しで ズボンをずんだらかして

履いているのを見かけるが・・・あれって チンピラに絡まれて 応戦する

時は どうすんだろう?と疑問だったので、此間、親戚の甥っ子が来た時、


「ちょっと 御免ね!」と言いつつ 足技を使って 投げ飛ばしてみたら

あっけなく 技あり! 「危険だから こういう ズボンのはき方は止めなさ

い」と注意したら 「そういう時代じゃないから。」と、あっさりかわされて

しまった・・・ふと 安心しつつも 時代とはいえ 危機意識が無さ過ぎる

のも どうかと複雑な気持ちになってしまったのだ。

武道が廃れる筈だ・・・

 

此間 友人U氏と トあるバイキング料理店で食事をした・・・

2人とも 朝飯抜きで腹を減らして 挑んだので かつれた狼の如く

タタタタタっと 給仕を済ますし さあ食おう!という時に 

遮る様にU氏・・・

「カワムラさん!あの配膳係のババア 風邪ひいとった!」と

眼鏡の底から おぞましく目を細め 声を殺して囁いたのだ。

私:「イーッ!本当ですか?」

金を払って 風邪をうつされたのであっては たまったものではない

二人で こそこそ 「は、配膳やっとってからに、マスクばせんかい!不届きな 

おなごじゃ!」と陰口を叩いたのであった。

U氏は早速 懐より ビタミン剤を取り足し さっと 勧めてくれた。

「あっ !かたじけない。

「これで よし!」と安心顔のU氏を見て 流石だ!と関心したのだ。


私もU氏も同年代なので 危機意識がハンパないのだ・・・


危機と言えば

消費税還元セールの禁止・・・庶民にとっちゃあ痛手だけど ありゃ簡単な

話 デフレ阻止の法案だな(何で周りくどい表現するのか判らんが)

中小企業を守る為にゃ当然の事じゃないだろうか・・・

(一時だけのガス抜きにならんなら良いが

転化カルテルは禁止だが デフレに立ち向かうなら 有りなんだろう

禁じ手を 使わなきゃならん程 経済はおかしな事になっとるんだろうな。


でもデフレ阻止なら、TPP導入後は効果無しになるんじゃ・・・

止めとこう


PS 今年は 毎年やってくる つばめを 見なんだ・・・ひぃーっ!

   大陸に異常有りと見た。



百年来の友人

2016年10月21日 | Weblog


2012年記事

ポンコツ太郎(軽トラ)が復活した・・・

あーでもない こーでもないと 迷いながらの思索ではあったが

デストリビューター以外に原因があったとは・・・


「んなもん素人になおせるかっ!」と地団太を踏んだのだ。

しかし 復活した・・・


修理業の方達の手前も考えて修理の実況について ここで

深くは書かない。なんと言っても今回のテーマは「友」 

我が愛しの軽トラ復活の影の功労者U氏のご尽力があった事を

書かねば 彼への恩義に報いる事が出来ないのである。


出会ったのは今年の春頃・・・

トある共通の師匠が他界される あれは確か・・・2ヶ月位前に 

師匠が来る用事も無いのに わざわざ思いついた様に 

彼U氏を伴い当事務所にて顔つなぎをして下さったのであった。


師匠「まあー!このUは お前と言う事とする事が よく似ておって

   なあ・・・可笑しかったんで 引き合わせようと思ってな・・・」

この会話が師匠の最後になってしまった。


あれ以来の付き合いだが お互い意気投合して 今でも一日中

スカイプで会話する事が多い・・・ まるで 百年間会えなかった

友人と再会し 逢えなかった時を惜しむように夜中まで語り合う

姿は妻に言わせて見れば 可笑しな光景らしい・・・


メモリ不足で相手の声が聞こえなくなるとパソコンにすがり

「Uさん!Uさん!」と連呼する私の姿が滑稽らしいのだ。


なんと言っても驚かされるのは 彼の知識の豊富さ・・・

これは判らないだろうと 専門の知識を投げかけると 答えを

10倍に色をつけて返してくる・・・徹底的なインテリなのだ。

あらゆる分野に精通する彼は 自分から語り出す

人間パソコンの様な男なのだ。


まあ それも其のはず 同級生である彼は 私と違い、誰もが知る

県下一の名門進学校出身。だからと言ってインテリ特有の嫌味が

丸で無いのには貴重さを感じる。常に相手を気遣う人格を見るに

余程 苦労されたのではないかと察した・・・実際 勤めた企業の

繁栄は彼の手案で立て直した部分に寄るものが大きいみたいだ。


長州の桂小五郎が軍学者、村田臓六(大村益次郎)を迎えた如く

今の私は彼に依存しているのかも知れない・・・

(人を当てにしない私が・・・)


自分だけが頼りだと 一匹狼を決めた人間としては こんなに心強

い事は無く 引き合わせして 亡くなられたA師匠に感謝しておるの

あります。


PS 初っ端 会話したての頃 お互い 敵だと勘違いして 

   にらみ合い黙り込んだのも 不思議な縁・・・

   酒嫌いの私達はジュースで乾杯しつつ人生を

   語り合うのでありました。

   ※ 酒嫌いの理由は 深酒して 酩酊し 応戦できず

      寝首をかかれそうだから嫌だと言うのも共通点。

      二人とも 飲めないのではない 飲まないのだ。

 


貴方は神を信じますか?

2016年10月16日 | Weblog

2010記事

秋の空、吸い込まれそうな高い空・・・

仕事場の窓からボーっと空を見つめていると 品のあるご婦人達が

二人くらい来られて「貴方は神の存在を信じますか?」と問われた。

暇だったんで 「もちろん!」と即答した。

忙しいときは 「わかりません」と言って その場をやり過ごす

のだろうが、「面白い議題だ!」と思い 


問答になるのを承知して 臨戦態勢にはいったのだ。

(後で父上に「この暇人がっ!」と怒られたが)


一時 ご婦人方の講釈が続き、聖典を読むように勧められた。

さあ、今度は私の番だとばかりに 開口一番


私:「神にすべてを 委ねるのは結構な事ですが それじゃあ 

   他力本願になってしまいませんか?

   現実、この世に存在するのは人間だ。人間を無力な存在として


   捉えているのなら賛同いたしかねます。 逆にお尋ねしたいのですが

   宗教の存在意義は何ですかね?」

  (手強い嫌な奴と思われたのかも知れない)


しばらく 的外れの答弁が続いたが 外でお互いの主張をしている姿は

世間にゃ奇異にしか映らないだろうとおもい、その場を上手く終わらせた。

(中々噛み合わない 会話に苦悩し エキサイトして外国人顔負けの

 私特有の癖 身振り手振りのオーバーなディスチャーが 沿道を行く

 人々の目線を誘っているようだ。
 
 「ひょっとして、俺の前世は外国人か!?」等と考えながら
 
 おばはん相手に あのイカレ頭は一体何をむきになっているのだろうと

 思われているのではないかと 不安になったし 一体全体、俺は何を

 やっているのだろうと思った・・・否!寧ろ 対話打ち切りの本当の

 理由は・・・我が母の出身地は 隠れキリシタンと縁のある土地なのだ 

 ひょっとしたら「神」と云う言葉に知らず知らずの内に強く反応して
 
 しまったのかも知れん そう考えると複雑な気持ちになったのも事実

 結論、早く止めて正解だったのだ)


それじゃあ お前の宗教の存在意義とはなんぞや!?と問われると

結論、「人間のあろうべき姿を説いているから必要なもの」と即答する。


その奥底には当然、争いのない平和への願いが込められているのだろう

が、人間の成長を疎かにして 唯、神への依存心だけであれば

それは「死んだ宗教」「絵空事」になってしまうのではないだろうか?

「そげなこっちゃあ 神はおらんばい!」


お前はさっき「神の存在を信じる」と言うたやんけ!と言われれば

神とは、感謝される(人の気を集める)そこらじゅうに遍満する気(生命)の

事じゃないかと結論している。


こないだ 福岡でホークスのパレードがあった・・・

同じ人間に生まれながら、これだけの賞賛を受ける因は何んなのだろう

上辺は 唯の野球フアンの喝采なのだろうが 余りにも盛大だ。


ドラフト指名や有名選手の活躍をみると 昔、国のために

命を投げ出した 神風特攻隊の青年達と同じ 印象を受けるのは

私だけだろうか? 野球選手に限らず 人気芸能人等、

オリンピック選手も然り。

前世、国や人の為に尽くした人間が生まれ変わり 今世に

何らかの形で、皆に賞賛されているのではないかと確信する。

「人気」とは偶然に集まるものではなく 前世と今世のその人の

行いにより 必然的に約束されている「褒美」なのではないだろうか


※人気が必要な商売やっている奴ァ「功徳(善根)」を積めなはれ!

だから若い奴も沿道で闇雲に「ヤーとかヨーとか喚いても駄目だ!」
 
 同年代の人間には伝わるだろうが時代が変われば 「かっちょ悪ー」

 となってしまうのだ。

 近年で例をあげるならば、弁当箱頭のヤンキースタイルや

 顔を真っ黒に塗りたくった女の子達みたいにに後世の人から見たら

 ならず者か頭のイカレた人間にしか映らない筈だ。

 

 
 あっ!それから嘘つきの政治家は折角、築いた財産をすり減らしている

 ようなもんだぜ(これっ!トムや嘘はいかーァん!地獄行きだべー♪)

 地域主権改革はどげんしたー!?


(あー それにしても 何の賞賛もない私。此間 近所のお年寄りに
 
 「良き青年じゃ」と褒められたよお・・(涙))


物議を醸すかも知れないが

日本にゃ昔、人柱信仰という風習があったと聞く、

これは稚拙な人間の宗教観が招いた悲劇だとは想うが 

生贄にされた方はたまった物ではない。

(このあたりは 確か、新渡戸稲造の「武士道」にもあったような・・)


この間違った、我流信仰に対して 仏教やキリスト教等が人間の命の

尊さを覚醒させてくれた功績は 計り知れない物があったとおもう。

だから日本から人柱信仰がなくなった。

(戦時中には復活しちゃったけど・・・)


しかし、最近は 受け手(教団)が教条主義に陥り、自分だけが正しい等と

言っている姿は 信者獲得の金儲けにしか映らない。

(おまんらの目的はなんぜよ!?人間を幸福にするのが 目的だったんと

 ちがうんかい!)と坂本龍馬なら突っ込みそうだが


確か 釈尊は「人は生まれでバラモンになるのでは無い 

その人の行いで バラモンになれるのだ」と言ったとおもうが


戦争という背景は間違えではあるのだが 「祖国、家族」を命がけ

で守ろうとした行為は神なのだと思う。

まあ、ミスリードした人間には それなりの未来が待っているとは

おもうが・・・そうで無いと帳尻があわない。


まあ 何宗がどうのこうのと言うたとて 


信者の「人としての振る舞い」こそが大切なのであって


現に今の世の中が悪い方向に行っていいる状況をみれば

宗教が全く役割を果たしていない証拠だろう。

おまけに戦争までおっぱじめようとする始末・・・

 

大体 恐ろしいほどの支配欲・金儲けの餓鬼どもが 宗教を隠れ蓑に

して神仏のフリをしているから この世が良くならぬのだ!


最近、カルトという言葉が流布してしまった・・・・・

ますます 宗教をやっている人間は異端視扱いされ 様々な教えの

肝心な部分が歪められ 人間の道しるべがなくなってしまい

弱肉強食の資本原理主義という教えが、グローバル主義という

耳あたりの良い言葉に名を変えて 国を滅ぼしてしまうだろう。

(TPPじゃと!?食料自給率が下がるやんけ。移民労働者の自由化やっ

在日外国人参政権みとめたら 国が滅ぶやん!

もっと しっかりせんば!

それにプラザ合意以降ずっと円高じゃぞ!日本にゃペナルティやんけ 

大丈夫かいなこの国は!

安政時代の日米修好通商条約どころの騒ぎじゃなかぞ!)



でも、人の為に生きる人間は神にも仏にもなれる。

坂本龍馬はテロには遭ったが、日本人にとっては立派な神だ。

例え 人生の末路が悲劇だったとしても 世の中の法則

(正しい教え)が彼をほおって置く筈がない

今頃 もう既に生まれ変わって国難と戦っておられるか

出番を今か、今かと 待って居られるのかも知れない。


国家、国民 大きく広げるならば、全世界含めて

これらに 無私の精神で命を捧げられる人こそが

神であり 仏なのである だから 神は存在する。

私はそう信じている。


勘違いして欲しくはないのだが、私は 人身御供を賛美しているのでは

ない!大勢の人を救うために無私の精神を最大に発揮している優しさが

神仏其の者だと言いたいし 戦争だけは絶対にやっちゃいかんのだ。


ありゃ 如何考えても魔物の祝宴で 「やもうえず」とか

「相手が消しかけて来たからだ」とか言って理由をつける連中たちも

全員含めて地獄の使者だと断言しておく。


追伸 虚飾は駄目!坂本龍馬の凄い処は 大政奉還の功が

   横取りされても 悔しがる同志に対して 

   「この様な大事は十中八九成し遂げ 誰か他の人間が
 
   仕上げるのが良い形なのかも知れん」と笑っていたらしい。

 

    最近、明治維新の新説を唱えている方がおられるが

    アノ時代の人達の精神は現代人には推測が出来ぬだろう。

    列強の影があった事は誰でも承知の上だ。だからと言って

    いきなり売国奴は短慮で短絡的はないかと思ふ。

   

   逆に昔の日本人からすると「無私の精神」が希薄な現代人の

   我らの方が宇宙人的に見られておるのではないかとおもう。

    

   
   うーむ 龍馬ステキ!小学生の頃から憧れとりました!

   それにしても 龍馬好きが増えましたねぇー

   うれしい限りです。

   幼少期、東京にいたせいか 靖国神社で撮った写真が
  
   あった、ここに龍馬も祀られているらしい・・・

   いつか もう一度 新たな気持ちで参拝してみたいものだ。

   

   


うわっ 毛虫だっ!

2016年10月14日 | Weblog

2013年記事

家族で、トあるアイドルグループの娘さんが グループご法度の禁を犯し

丸坊主になった話をした。(相当 古い話題だが)

「何か むしり取られたような頭してたなあ。むしり取られた・・・」

ふと裏庭の柿木の事が心配になった。

 

気になりだしたら とことん気になる性格なので、日暮れ時なのに

庭に飛び出る!

 イーッ!

「かっ!柿木が丸坊主やんけ!」

夕暮れ迫る 深きコバルトブルーの空に むしり取られたように

無残な葉っぱの影がハワイのやしの木の様に夕日を逆光に

浮き上がったのだ。 あの某アイドルの懺悔・泣き面のように林立し

「無念!この様な仕儀に合いなりました!」と私の心に強く訴えたので

あった!(一瞬 美しいじゃねーか・・・とは思ったが 損を考えるとカッと血が上った)

不景気な時に損をすると たかが、どげな小さな事でも 余計精神的に

まいっちまうのである。趣味には何万円を惜しまないのにスーパーで

買い物をする時 1円を惜しむ、奥方達と同じ心境になるのだ!


お・の・れ!カラスの奴めがっ!」と事務所の屋根に梯子をかけ   

背中に木刀を背負ってカラスに一太刀浴びせんと 得意の忍び足で

そーっと近づいたのであった。枝にしがみついとる まだ青い柿の実を

鋭い口ばしで ツイばんでおったのだ!食い物の恨みは恐ろしい!

別にカキが食いたいのではないのだが 農耕民族の血という物だろうか

折角 実った柿をツイバムとは不届き千万!怒りは頂点に達した。


「おのれ!おのれ!おのれっ!」木刀はカラスの羽を捕らえはしたが

数枚羽根を散らしただけで 打ち損じてしまった!「不覚!」


ラジオ体操をやってなかったので 足がツリ 突然バランスを崩す!

「うあっ!なんちゅ・・・!」なんちゅうこっちゃ」と言いたかったのだ

屋根から 落っこちそうになったので 思わず柿の枝をつかんだよ!


びびびびびっ!感電でもしたかのように 手に激痛が走った!

「あ痛たたたたたたたっ!」手を見ると アボカドでもぶっ潰した様に

ねちゃりとしたねばねばが手の中で糸を引いたのだ。

どうやら毛虫を握りつぶしたみたいだ 「うわーん

頭にきた私は 再び木刀を振り回し 毛虫退治に心を移したのであった。


夕闇迫る 夏の季節 事務所の屋根の上で 「こんつくしょうが!」と

叫びながら 木刀を振り回す男に 散歩帰りの近所のオッサンが声を

かける・・・・

「何?どげんしたと!?カキの採取ね」

(夏真っ盛りだぞ んなわきゃないでしょうがっ!

答えるのも面倒なので

「虫!虫!毛虫!」と指を指しながら 興奮し狂う男に

あーの一言で会話が済んだのだ。


辺りが真っ暗になり 娘が「パパーご飯よぉー」と呼んでいるので

ミミズのように腫れ上がった手を押さえながら 

「お前達は柿木に近づくで無いぞ!」と告げ 愛犬にとび蹴りを喰らいな

がら 雪崩れ込むように食卓についたのであった。


次の日・・・

よくよく考えてみれば カラスが柿の葉を食ったなど聞いたことがない!

やはり あの惨事は、あの毛虫が関係しておるのでは・・・

 


たまに来る父や 子供達が怪我をしては成らぬので 一戦交える事

したのだ!ここで食い止めなければ あのアイドルの頭みたいに

秋の収穫、毛をむしり取られたヒヨコの様な頭で迎える事になるだろう

だったとしたら 縁起も良くない!


敵を知り己を知れば百戦危うからず 孫子の金言よろしゅう

インターネットなるもので この腐れ毛虫の正体と己の防御方法を

導き出した! 正体はイラガと言うらしい。ナマコと似た幼虫だ

目玉もあるよ・・・気色悪っイーッ!

刺されると 毒針があり かなり痛いらしい。

これは経験済みだ!電気虫と言うらしい 名前を聞いただけでゾッとする


成虫は ナント私が最も恐れるだ! 敵には情け無用になった

誰だっ!蝶々になるよと等と言った うつけ者は!?

ネット検索は有難いものだ。アゲハチョウの幼虫だと思って舐めていたら 

トンデモナイ事になっていた・・・・

麦藁帽子を被り 長袖を着て ゴム手袋をして完全防備に努めたよ。


先ずは水圧で落してはみたが ガッチリと葉っぱに喰らいついている

ので 落ちるわきゃあないのだ。諦めて トングのような金属製の箸で

一匹一匹「こんつくしょうがーっ!」と憎しみを込め 潰しながら地面に

落っことしてやった。 保護色なので 何処にいるか見つけるのに

苦労したのだ。もう良いかと フト目をやると 枝の上を移動してたりする

のを見つけ「ヨー来たのう ワレ!」とブツブツ言いながら事務所の屋根の

熱く焼けた鉄板屋根に 憎しみを込めながら落っことしてやるのであった。


100匹位落しただろうか 日中気温が上昇し ふと息をついた其の時!

アーモンドの木の様に パラパラと何かが落ちてきた

肩に目をやると モゾモゾと動くナマコが3匹!

「ぎゃっ!」 脚立に載っていた 私はバランスを崩したが 何とか

着地に成功(脚立の高さを舐めてはいけない この中途半端な高さでの

死亡事故は多いのだ)

パチンコ屋でスリーセブンがかかり 嬉しさの余り「バンザーイ!」と

そのままひっくり返り 後頭部を打って即死という人の伝説を聞いたことが

あるが・・・柿木に付着していた毛虫と格闘して死んだなんて事になると

末代までの恥になってしまう。だから 用意周到に危険を避けなければ

ならぬのだ。イヤ!それより 汚い溜り型の公衆便所で 汲み取りも

せず 満杯になっていた トイレに駆け込み「ブーッ」と屁を垂れた途端

セーターの 静電気が引火してドカーンと爆死した人の話も気の毒じゃ・・・って 

何を言っとるんだ わしゃ

麦藁帽子にも一杯くっ付いていた・・・恐らく 余りの暑さで葉っぱの裏に

移動しようとしたが そのまま落っこちたんだろうと思う。

全く!余計な一日を過ごしてしまった。


ところで イラガの天敵を探すと なんと是がカマキリだそうな!

イッー!カマキリは嫌い・・・私はゴキブリや爬虫類等は大丈夫なのだが


人間に似たカマキリは苦手なのだ。過去、こいつとの格闘を書くと長文に

なるので辞めておくが 駆除した時の罪悪感がたまらなく否なのだ。


だからカラスに「カキの実を食わんで イラガを食え!」と伝えたいのだが

嗚呼ードラえもん!翻訳こんにゃく器を出してたもれ!