飲めもしないのに、赤提灯に惹かれてテンプレート変更です。
この夏は、いろんなことを考えさせられました。
人間、平穏に生きてると欲も出るのですが、一端病を得ると「無病息災が一番、健康でいられりゃあ何も文句なし。」と思うのに、また、病が治れば欲が出る。
困ったモノです。
現在は、親としての欲に困っております。
元気で無事で人として素直に正直に生きてくれりゃあ文句ないはずなのに、やれ勉強だ、進学だと目先の先々のことを心配してしまいます。
親バカの典型かもしれませんが、子どもには、ちょっとはましな学校に行き、無事に就職して社会で平穏に生きてくれることを親は望みます。
欲と言えば欲ですが、できたら平穏な一生をと望んでしまいます。
今日、『白い巨塔』の再放送を見ていたときに子どもが「人生の終わりに”ありがとう”といって死ねるのが、一番良い」と言いました。
本当にそうです。
誰を恨むこともなく、感謝して”ありがとう”と言えるそんな人生を送れることを私自身も望んでおりますし、子どもにもそういう人生であるようにと望みます。
そのためには、やはり自分自身努力もし、身を慎み、生きていこうと思いますし、子どもにもそのためには何をしないといけないかを少しでも伝えられたらと、思うのです。
感謝の心を大切に、日々欲少なく生きていけたらと思います。
それにしても、我が子ながらそんなことを考える時期に来たのかと、子どもの成長を喜んでおりました。
子どもの体温は、小さい頃と変わらず大きくなった手のひらの感触もまだ小さい頃のやさしいものです。
どうぞ、このやさしい手のひらを大切に生きてくれますよう。
感謝を忘れない人生を歩めますよう、親として導いていけますよう。
日々祈り、謙虚に生きていけますよう、と、ふと、深呼吸したくなるひとときでした。
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