このテンプレートを見つけて、思い出したことがあります。
TV番組ウルトラマンガイアのエピソードの一つ、「ウクバール」の街の話です。
「ウクバール」からこの地上に落ちてきて生活しているというおっちゃんの話で、皆おっちゃんの話を信じません。おっちゃんには「ウクバール」というあだ名まで付く始末。しかし、おっちゃんはいつかウクバールの街が自分を迎えに来てくれると信じて生きています。
いつも風が吹いていて、風車がたくさんある風の街ウクバール。
時計がなくて、夕方に合図の音が鳴るとみんな仕事を終えて家路に就くウクバール。
なんと、のんびりとした世界でしょう。
一時は、単なる夢想だと思われたこの「ウクバール」が・・・。
とてもファンタスティックなお話の回でした。
空を海を空間を自在に旅する街「ウクバール」。
その街を護る怪獣は、ウルトラマンガイアより強かったです。
おっちゃんは、消えました。
おっちゃんのことば通り、ウクバールに迎えられたのか果たして・・・。
それでも、印象に残るあのウクバールの町並みを渡る風の音。
私の中で「ウクバール」は、不思議であこがれる街の代名詞になりました。