昨日の夜、芦屋交響楽団の定期コンサートに家族でェスティバルホールへ行ってきました。
中々な盛況で、音も年々練られてきて面白くなっています。
今回は、初演の曲があって『鱗宮○○』という海中の世界、それも奥津城の深い海までを表現した音楽があって、なかなか、難しかったです。演奏する方はもちろんのこと、指揮者の方もすごい力の入ったコンサートでした。
今回、ず~っと聞いてきて初めて『現代の音楽』と『シューマンの時代』の音曲とか和音とかの変化を実感しました。
シューマンの時代も、時代の気運とか人々の思想とかいろいろと変化の多い頃ですが、その前のバッハとかとは明らかに違う。
「のだめカンタービレ」で、その時代の音とか背景をアナリーゼするというのがあったけれど、音楽って時代を映しているのだと初めて実感しました。
私もクラシックで育ったわけではないのですが、一昔前の和音の方が落ち着いて聞けたところを見ると、そろそろ年輪がまたひとつ増えて、子どもからは『古い』と言われる要素ができたような気がします。
文学で時代の人々の息吹を感じることはありましたが、音楽で感じたのは今日が初めてでした。
なんか、貴重な経験でした。(ちなみに、やっぱり寝てしまいました。)