ぴーすけへ
可愛いあなたが忘れられず、49日を過ぎてからパパが鳥を見にいこうと言ってくれました。
ちょっと遠くにある鳥の専門店に連れて行ってもらって、ぴーすけのお仲間のルリゴシボタンインコ(多分メス)と出会いました。
まなざしが、ぴーすけにそっくりで、お店の人曰く「手乗りだったことを多分忘れていて、かみついたり性格きついです。でも賢いです。」
お店の中にいても、上の方の籠から目が合うとじーっとこちらを観察していて、なぜか、ぴーすけが家に来た時みたいで目が離せなくなりました。
パパとお兄ちゃんは別の鳥さん(愛想がよかった)も見ていたのですが、「こんなきつい子でよかったら」と言われて、「可愛い、ぴーすけのお家にやってきた頃のようだ」と思ってしまい、ついでに「きつい、きつい」と言われて(多分愛情をもってですが)「この子引き取り手あるのかな?」とも思い、もひとつ「そんなに自己主張してくれる子ならいいか~」と思い、他の子に目をやることができず、お家に来てもらうことにしました。
それでもパパが「ダメ」といったら、あきらめようと思ったのですが「いいよ、悪くないよ」と言ってくれたので今回はママの思いを通させていただきました。
なんと言っても、「ぴーすけとまなざしが似ている」この気持ちが消えませんでした。
お店の人は、「火曜日に新しい雛が入るので、手乗りに育ててお渡しもできます。」とおっしゃってくださったのですが、やはり「この子で!」とあくまでもぴーすけの面影を追うママでした。
名前も、あなたは「ひろゆき・ぴーすけ」(雄が雌かもわからないのに!)でしたが、この子はまだ「※※・ぴーすけ」最初の部分を考え中です。
生まれて一年ちょっとらしいです。色は、ぴーすけより少し濃いです。
honya家では、ボタンインコには、すべて「※※・ぴーすけ」という名前がつくこととなっています。
「ぴーすけ」は雄だろうが雌だろうが強制的につくのです。
メスでお迎えしたら、卵つまりを起したりしてかわいそうなことにならないか心配でしたが、お店の人が「ボタンインコはほとんど卵つまりしないし、一羽で飼うと卵をあまりうまないですよ。」と教えてくださったので、それなら大丈夫かと、少し安心して多分メスですが、ぴーちゃんに来てもらうことになりました。
ぴーちゃんは、今、慣れないケージでじっとして様子をうかがっています。
ぴーすけ、これから妹(?)分をお願いします。
この子は、「ぴーちゃん」と呼ぶことになるでしょう。
ママにとって「ぴーすけ」は、あなた一人。
もしかしたら、ママの中では「ちーちゃん」かもしれない。(まだ一年ちょっとの子だから)
あなたとの3年間は、ママの宝物です。できれば、この「ぴーちゃん」は、あなたにしてあげられなかった分も含めてせめて長生きしてもらえたらと祈っています。
ぴーすけ、ぴーちゃんを見守ってあげてください。
ママより