Honyaraka Room ~おもいもまたつれづれ~

お星様になったボタンインコ「ぴーすけ」と「ちーちゃん」そしてセキセイインコ「青すけ」へのお便りブログになりそうです。

香りについて・・・

2008年09月24日 | 日々雑感


 久々の更新です。
 夏の暑さも和らいで、お山は冷たい風が吹く季節になってきました。
 そこはかとなく風のにおいに秋を感じます。
 変なものですが、季節が変わるにおいというか秋の匂いがするのが不思議です。

 それが、お山を下りて街に行くと匂いが変わります。
 まだ、街には秋の匂いがそんなにありません・・・不思議・・・。
 お店や商店には秋のものが売り出されているのに、もう少しかかるのでしょうか?
 そんなことを考えて通勤の電車に乗っていたら・・・
 横から強烈なトイレの芳香剤「桃の香り」バージョンの匂いがやってきました。
 honyaは、ちょびっとだけアレルギーがあるので鼻への刺激はご勘弁なのですが・・・そんなこと他人のお姉さんにはわかりません。
 強烈な桃の香りが襲ってきました・・・。
 たまらずにハンカチを取り出し、鼻をふさいだのですがお姉さんは、気づくことなくタオルハンカチでばたばたと自分を仰ぎます。
 幸い風上にいたので、直撃は避けられたと思うのですがそれでも強烈に人工的な「桃の香り」がやってきます。
 がんばって3駅分我慢して、お姉さんは別の電車に乗り換えました。
 助かった・・・これで大丈夫・・・。
 一息ついたのもつかのま、今度はすごい汗臭いおじさん(ごめんよおじさん)が乗ってきて隣に座りました。
 おじさんというのは、いつも思うのですが、どれだけ席があいていようが男の隣には座りません・・・なぜ、女の隣に率先して座るのだ・・・。
 おじさん以上の年齢の人は、なぜ、女の隣に嬉々として座りにくるのだ、それも、接近して・・・。その横のスペースが空いていても、なぜ、離れて座ろうとしないのだ・・・。(ごめんなさい、おじさん)
 「強烈な桃の香り」の後はこれまた「強烈なあせのにほひ」
 どっちがましかなと・・・思ったのですが、どっちも・・・ごめんなさいです。
 夏場ならともかく、この時期に久々に強烈な匂いのダブルパンチを食らいました。
 それでも、いきなり席を立って別の席に座ったらとても失礼だと思って、がんばっていたのですが・・・なかなか・・・出勤前に強烈な経験をしました。
 自分の匂いというのは、気づきにくいですが、私も気をつけようと、今更ながらに思いました。
 汗だくで電車に乗ったりしたとき、ちょっとおしゃれ気分でコロンなんぞ振りかけるとき、必ず周囲には自分とは異なる嗜好の持ち主がいることを念頭に人様に迷惑をかけないようにしようと、改めて思ったのでした。
 自省、自制!

 そして、お仕事を終えてお山に帰って深呼吸。
 虫の音を聞きながら、少し冷たいお山の空気を嗅いでほっと一息です。

 時々出会う強烈な香りの人々・・・花粉とは別のアレルギーの季節がやってくるのかな?
 ちょびっとばかり、ショッキングで改めて己を戒めた朝の体験でございました。
 ほにゃん。
 

 

アンコールワット旅行記 ④

2008年09月02日 | 日々雑感

 9月に入って曇り空が続きます。
 今年は、台風でなく大雨にたたられた夏のような気がします。
 各地で例年にない集中豪雨、また雨の被害が出ていて、そういう年もあるのかと季節の巡り合わせだと考えたり、巷の異常気象という言葉も気になります。 
 さてアンコールワット旅行記④です。
 バンテア・スレイにゆきました。
 シェムリアップから約一時間。バンに揺られて懐かしい田舎道をガタゴト揺られていきました。なかなかスリリングな揺れなので、車に酔いやすい方は酔い止めがあった方がいいでしょう。honyaも車は弱いのですが、結構な揺れだったので緊張しすぎて酔うのを忘れていりました。
 町から離れるので、地雷撤去作業は進んでいるとはいえ、ガイドさんから離れて勝手に歩き回っては危険な場所です。


   
  バンテア・スレイの門      バンテア・スレイ外周から

 バンテア・スレイは、たしか「女の(作った)砦」という意味だったと思います。
 本当に女の人が作ったのかは、定かではありませんが、こじんまりした遺跡です。
 アンコール・ワットやアンコール・トムと違って、ラテライトという砂岩が主に使われているもので、アンコールワットより古い建物です。
 この砂岩の色は、カンボジアの土の色です。

  
 美しい女神の彫刻    入り口の門上部にある彫刻
 
 入り口から、数々のヒンズー教の神話を象った彫刻が現れてきます。
 シヴァ神(地震を起こそうとしている?)彫刻とか、お猿の軍団とか・・・ヴィシュヌ神とか、インドラが雨を降らせているところとか、中のいくつかの塔の奥に、女神の彫刻があります。ヒンズー教のお話を知ってたら、もう少しよくわかるかもしれません。
 雨の話ですが、今でもお坊さんが「雨乞い」をするそうです。
 ソーさんのお話では、彼もはじめは信じていなかったのですが、ある日「雨乞い」お坊さんが「雨乞い」のお祈りをしていたら晴れた空に雲がやってきて雨が降ったのだそうです。それから、お坊さんの「お祈り」を信じるようになったそうです。
 彫刻の装飾の細かさは、アンコールワットやトムにも劣りません。
 ここだけは、なんとしても入場したかったのでツアー選びに苦労しました。
 その甲斐あって、どうしても見たかった「東洋のモナリザ」といわれるデヴァター像にもあえました。

    
 バンテアイ・スレイ遠景 お池に蓮が咲いていました。
 
 お昼は、シェムリアップに戻ってクメール料理。
 お魚をココナッツミルクで蒸し煮にした「アモック」という料理と「揚げ春巻」「焼きそば」「カレー」「空心菜の炒め物」を頂き、デザートは「カボチャプリン」でした。
 「アモック」は、とても手間がかかるのでカンボジアの方たちもなかなか食べられないとのことでした。ありがとうございました。
 個人的にhonyaは「空心菜の炒め物」がひどく気に入り(ほかのもおいしいんですよ)ほかの家族が食べないのをいいことに一人で皿を占拠しておりました。
 ちなみに、日本に帰ってきてからも「空心菜」を探しては食べております。
 オイスターソースで炒め物をするととても美味しい!(ミネラルも豊富で、これはおすすめです)