今日は早起きして一家で京都にいってきました。
北野天満宮にちょびっと用事があったので、そのついでに京都観光してまいりました。
あいにくの曇り空でしたが、雨上がりの京都もすてきでした。
honyaは、何度か京都に行っているのですがほとんどが東側。夏や年末の歌舞伎の時にたまに行く程度で全然ほかを知りません。
今回は、北野天満宮と金閣をメインに行きました。清水寺もせっかく京都に来たのでとういことで足を伸ばしました。
北野の天神さんは、朝9時頃で雨上がりだったこともあり人も少なめでゆっくり出来ました。それから脇道をてくてく歩いて金閣寺へ。実は、小学校の修学旅行で行ったはずなのですが、honyaはひどい車酔い体質で京都に着いてからの記憶がほとんどありません。どこ回ったもわかりません。バスの中で唸ってたくらいしか覚えておらず、どこかでは降りて記念撮影したのでしょうが、honyaの小学校の修学旅行の写真はhonyaが写っていない二条城の写真をクラスの修学旅行の思い出にされており、少なからずショックを受けた思い出があります。
担任の先生に言うと「お、そうだったか?」と軽く受け流されたような記憶が残っており、honyaの小学校時代はそれで済んでたんですよ・・・センセイが幸せな時代でしたね・・・ホント・・・。
二条城は、今回も外側を観てスルー。
でも、金閣はきちんと鑑賞してきました。
足利義満という人は、繊細な美意識の人だったんだなと感じました。写真や画像で見る金閣と実際この目で見る金閣とでは、ずいぶん差がありました。
そして、なんといってもすばらしいのは庭。
日本の庭がすごいと思うのは、四季を通じ、どの角度から見ても見応えのある景観をだせること。鹿苑寺の板戸に描かれている菊と桜も見事でした。
清水に行くのに乗ったタクシーの運転手さんが教えてくださったのですが、京都には10月の半ばくらいから咲き出しお釈迦さんの誕生日に満開になる桜が5~6カ所あるんだそうです。桜の名前を忘れましたが、北野天満宮のそばにある「平野神社」にも咲いていました。
鹿苑寺の板戸の絵が、大輪の菊と樺桜のような少し小さめの花で枝垂れている桜の絵を一緒に並べてあるのかわからなかったのですが、運転手さんの話で納得しました。今までは狂い咲きかと思っていた桜ですが、ちゃんとそういう種類の桜があることを知りました。
今回の京都行きは、今まで知らなかったことをいろいろと教えていただいたいい経験でした。
清水さんの坂の風景はずいぶん変わっていましたが、「元祖八つ橋」のお店は健在でできたての美味しい八つ橋を買って帰り美味しくいただきました。
honyaの家では、あそこの八つ橋が一番好き。
できたての八つ橋を入れてくださったので、家に戻ってあけたら八つ橋の息の後が残っていて、本当に美味しかったです。
それと、「川勝」さんの千枚漬けとすぐきを買いました。これも、早速夕飯の膳にのせました。ご飯とお菜と千枚漬けであっさりといただきました。
いやはや、本日の収穫は満足満足。
それと、金閣のおみやげ屋さんで買った数珠。
子供用に一つ用意しようと思っており、菩提樹と鉄刀木(タガヤサン)とで鉄刀木の縞のを選びました、なかなか味のある数珠を購入できました。大事に使ってほしいと思います。主人は、父親から菩提樹のいい色の数珠をいただいており、いずれ子供に渡す物ですが、子供にはひとつ手頃なものをと思っていたので、とてもすてきなおみやげを持って帰ってきました。
いつも人が多くてゆっくりできないと思いがちの京都でしたが、今回はじっくりゆっくりできてほっとしました。
また、ちょっとだけ人気のない頃を見計らって静かに訪れてみようと思います。
とはいえ、見頃の風景も見逃したくないのですが・・・、いい小旅行でした。