大雨の雨宿り

　酷い雨です。ｈｏｎｙａ家は、現在雲の中。

　＆

　　夜なのに、背景が白い・・・暗いけど、白いんですぅ～。
　
　という、状況の中玄関近くのｈｏｎｙａ家のトイレの前に普段では見慣れない珍客がいました。
　おおきなムカデ君です。
　
　そんなのんびり「ムカデ君」とは言えないのが、人間の余裕のなさ。
　20センチ以上ある長い胴体に無数のアンヨ。
　これで、人を噛まないのなら『気が済むまでいて良いよ』位の寛容さももてるのですが・・・これが『噛む』。
　噛まれた方は、脚が腫れあがって即病院に行かないとイケナイほどの事件が起こるので、主人に薬を使って弱らせて外に出してもらいました。
　ムカデは殺すと、連れ合いが絶対と言っていいほど復讐しに来るのです。
　一匹殺しても必ず対の一匹が酷い目に遭わせた相手を噛むのといわれているので、できるだけ殺さずにお外に出してもらいました。
　殺虫剤で結構弱ってたけど・・・大丈夫でしょう・・・ムカデの生命力は凄いから・・・咬みに来ないでね。
　まあ、普段は絶対人のいる方に入ってこないんですが（外には山ほどいるようですが）雨が酷かったので、雨宿りに来たんではないかと思います。
　たまたま、子どもがトイレに行こうとしたときに見つけて声を上げたのでびっくりしました。
　良かったです、子どもも咬まれなくて。
　咬まれていたら脚が腫れ上がって大変なことになっていました。
　ｈｏｎｙａは一度小さいムカデに耳の中に入られたことがあり、馬が耳にアブが入って狂ったように暴れる気持ちがわかりました。
　あの異様な感触・・・殺してくれと言いそうなくらいの気持ち悪さ・・・主人が耳に水を入れて上手に出してくれたのでちょっと耳の中を引っかかれた位ですんだんですが・・・あれは地獄でした・・・。
　ムカデをみるとあの体験が甦り、ちょっとぞっとします。
　まあ、山の中のｈｏｎｙａ家に来た夜の珍客でした。
　しかし、差別するよなウチも・・・ヤモリと蜘蛛ならＯＫなんだけど・・・。