TVだったか何かで、コメンテーターの方がおっしゃってた言葉です。
「子供を”しかる”」と「子供に”あたる”」は違いますよ。
子供をしかっている風を装って感情的に声を荒げて子供に雑言をぶつけるのは、「親が子供を受け皿にして、自分の感情をぶつけてるんです。」
この言葉に、はっとしました。
自分は躾のためにこんな声を荒げて叱っているんだ。
と、思いこんでいる方がいらっしゃいますが・・・その時点で感情のもって行き場を子供に向けているわけです。
自分の感情をコントロールするというのは非常に難しいことなのですが、子供をコントロールの的にすることは・・・なんと、怖ろしいことでしょう。
子供はそれでも親を思って慕い寄ります。
自分が、親の感情のはけ口になったら・・・そんな状況に置かれたら、耐えられるでしょうか?
己の日々子供に向ける言葉を思い返して、反省することしきりです。
「叱る」と「あたる」は違う。
短いこの言葉に、重い意味がある。
忘れないでいたいです。
愛しているから、大切にしたいから、どこまでも愛しい存在の成長を見守っていけるように、親としての自分を成長させていかねばなりません。
そして、その経験や想いをいつか子供に話せる日も来るでしょう。
自分の子供が同じ年になったとき、どんなことを考えているのか・・・遠い未来で聞いてみたいと願っています。
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