Honyaraka Room ~おもいもまたつれづれ~

お星様になったボタンインコ「ぴーすけ」と「ちーちゃん」そしてセキセイインコ「青すけ」へのお便りブログになりそうです。

電車の中で本を読む

2006年11月17日 | 日々雑感


 良いお天気ですが、風が冷たくなってきました。

 日記を、こっちのブログに差し替えようかどうしようか迷っている途中のhonyaです。

 最近「シュミじゃないんだ」(三浦しおん著)を買って読んでいます。
 これが、ボーイズラブについてのエッセイなのでいろいろと面白いネタも多いのですが、honyaが本を読むのはお家と専ら通勤電車やバスの中。
 佐藤さんの「オクシタニア」とか浅田次郎さんの「勇気凛々・・・」を読んでいるときには誰も寄ってこないのに、この本を読んでいると何故か周りに通勤のおじさん方が林立する。
 通勤列車の中こういう内容の字面を読んでいると、「ハッツ」と我に返った瞬間、おじさんと目が合うと実に気まずい。
 そんでもって、人の読んでる本を横から覘くおじさんはもっとたちが悪いというか不幸というか・・・。
 朝っぱらから読んでいる字面に「ボーイズラブ」だの「オヤジ物」だのという言葉が目に入った日にゃぁ、出勤の途上勤労意欲に燃えたおじさん達の志気は、ちょっといやんな気持ちになるかもしれない。
 私はいいんだ。好きだから。ちゃんと読めるから。でも、ちょっと字面を見て「えっつ」という顔をされたら「見たな、おっさん」というか「ご愁傷様」というか・・・アナタの知らない世界の本を読んでいますというか・・・。
 でも、乗り物酔いの酷いhonayには、通勤列車の中で読む本が何よりの気を散らすことの出来る宝物なのである。
 いろんな本を読んではいるが、お仕事場の室内でのネットワーク構築のことやちょっと基本的なことを知りたくて「シスアド検定」の本を読んでいた。これは、結構基本的なこともちゃんと書いてあって、職場内での仕事をPC業務化するときのイイ参考書になるのでhonyaはヒマになるとコレを引っ張り出すのですが、あるひhonyaの後ろにいたオッサン二人が、honyaの背中越しに喋っている声を聞いた。
「こういう、一見なんにもパソコンと縁のなさそうな女の人がパソコン関係の本を読むなんて以外だよな。」「何の仕事だろう?」

 

 おっさん、声聞こえてるよ・・・。
 ふふふ、中年女を馬鹿にしちゃいけないぜ。只のデブだと思ったら大間違いさ、ちょっとだけ賢くなろうと足掻いている大ちゃんとは、アタシのことさ
 なんぞと、心の中で思ったり。
 オッサン達の眼には、私は一体どういう人物に写っていたのだろうか?と、思ったり・・・でも、あんまり賢くないのは事実なので、ひたすら聞こえないふりをして本を読んだ。
 ことも・・・あった。
 でも、今回の私の読み物は「ボーイズラブに関するエッセイ」只のエッセイじゃないところが三浦さんなのだが、おじさん達はきっと私の読む字面の中の単語に首をかしげることだろう。
 私だって、時々オッサンが読んでいるスポーツ新聞の霰もない挿絵のついた小説のとあるポイントを見て、「何をしているところの表現だ?」とか「どんな意味だ?」「具体的に、これは何のことを指しているのだ?」と、思う単語を拾うこともあるから、お互い様かも知れない。
 電車の中は、いろんな出会いに満ちているのでした。

 ふふふ・・・ 

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