聖上(明治天皇陛下)は鮎を始め川魚を大層お好みで、
琵琶湖のひがひの如きは聖上の御好みと言ふので、
鰉といふ文字が出来たので御座います。
……又平生御好みで召上られる鮎なども、西京の桂川のと、
東京の多摩川のとは確つかりと御味ひ分け遊されました。
御給仕の私たちに、時折、鮎の御料理を下され、
「其場で食べて、どちらが桂川か多摩川か申し当てゝ見よ」など仰せになつた事さへありました。
児玉四郎『明治天皇の御杖』東山書院 昭和五年 p97-98
特にお好みだった川魚は、
琵琶湖産のビワヒガイという体長13センチほどのコイ科の小魚で
とうとう魚偏に皇で「鰉」ヒガイという字がつくられたということです。
鮎も召し上がって産地を
言い当てるほどでした。
それにも関わらず、連光寺村での鮎漁天覧は一度限りでした。
次に連光寺村を訪れるのは、やはり兎狩りのためだったのです。
この兎狩りへの明治天皇陛下のと西郷隆盛がよく狩りをしたからみたいです。
皇紀2679年わが国繁栄
琵琶湖のひがひの如きは聖上の御好みと言ふので、
鰉といふ文字が出来たので御座います。
……又平生御好みで召上られる鮎なども、西京の桂川のと、
東京の多摩川のとは確つかりと御味ひ分け遊されました。
御給仕の私たちに、時折、鮎の御料理を下され、
「其場で食べて、どちらが桂川か多摩川か申し当てゝ見よ」など仰せになつた事さへありました。
児玉四郎『明治天皇の御杖』東山書院 昭和五年 p97-98
特にお好みだった川魚は、
琵琶湖産のビワヒガイという体長13センチほどのコイ科の小魚で
とうとう魚偏に皇で「鰉」ヒガイという字がつくられたということです。
鮎も召し上がって産地を
言い当てるほどでした。
それにも関わらず、連光寺村での鮎漁天覧は一度限りでした。
次に連光寺村を訪れるのは、やはり兎狩りのためだったのです。
この兎狩りへの明治天皇陛下のと西郷隆盛がよく狩りをしたからみたいです。
皇紀2679年わが国繁栄