■東京競馬11R
◾GⅢ 共同通信杯
◆鍵となるのは斤量。
例年、1人気が振るわないのはズバリ、57キロを背負った1人気。
2021:ステラヴェローチェ5着
2020:マイラプソディ4着
2019:アドマイヤマーズ2着(GⅠ馬)
2018:グレイル7着
2017:ムーヴザワールド3着(56K)
2016:ハートレー9着
2015:ドゥラメンテ2着(56K)
2014:イスラボニータ1着(東スポ杯勝ち馬)
2013:ラウンドワールド4着(56K)
2012:ディープブリランテ2着(東スポ杯勝ち馬)
57キロを背負って勝ちきったのはこの10年でイスラボニータただ一頭。
そして2着がアドマイヤマーズとディープブリランテの2頭。
つまり、この共同通信杯で同距離だった東スポ杯で勝っている、もしくはGⅠホースしか走っていないということになり、
1人気に答えられていないということ。
今年の57キロで1人気になると思われる、ジオグリフに、とっては鬼門となりそう。
本日のクイーンCのプレサージュリフト同様に新馬戦で他の馬とは一線を画す末脚で初戦をブッこ抜いた、
ダノンベルーガは遅れてきた大物の予感。
まだまだ成長の余地がある走りで、先々が楽しみな一頭。
ダノンスコーピオンも萩SでホープフルS馬のキラーアビリティに接戦で競り勝ち、自身朝日杯で3着は能力の証明。力を出しきれば、当然上位。
東スポ杯2着のアサヒも時計的に同じだけ走ればこちらも圏内。
個人的に能力を認めている、
ビーアスドニッシドは前走1枠から不可解な抑え込みで折り合いを欠き、直線は伸びあぐねた経験が生きればもう一度狙ってみたい。
ホープフルS7着アケルナルスターは上がり最速、先日きさらぎ賞を勝ったマテンロウレオとハナ差接戦の内容から、能力的には足りている。
騎手がいささか不安ではあるが…。
■東京競馬11R
◾GⅢ クイーンC
■前走重賞組VS新興勢力の図。
能力差が比較的はっきりしていそうで、
前走GⅠ出走で一桁着順のベルクレスタ、スタティスティクス、GⅢフェアリーS2着のスターズオンアースがまずは有力候補。
対する新興勢力組は、新馬戦で非凡な能力を見せつけた、プレサージュリフト、コース相性の良いディープインパクト産駒のラリュエル、ウインエクレール、アオイモエ。
あとは、レースレベルの高かった赤松賞で、スターズオンアースと僅差のモカフラワー、
タフな流れだったシンザン記念で先行、見せ場を作ったモズゴールドバレルも、2戦目であれだけの競馬ができればここは圏内。
上記の馬のレース内容から優劣をつけつつ、おもしろそうな大穴候補を2頭。
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■大井競馬11R
◾SⅡ 金杯
◆長距離重賞でスタミナの有無、血統も大きく影響する一戦。
前走までのレースの格や質。もしくは勢いのある馬に注目。
前走、同距離の金杯トライアルを圧勝したウラノメトリアが1人気。
中央時代は3勝クラスの常連も、移籍初戦で危なげない勝ち方から地方適正は高く、2戦目の上積みを考慮すれば、ここも期待できそう。
2人気はフレッチャビアンカ。
大井記念勝ちが評価されてのもの?
前走は勝ち馬が強く、追いかけての失速で酌量の余地はあるが、
これならば普通に走って4着、現在は4人気のセイカメテオポリスをより、重視したい。
2走前の勝島王冠もレベルは高く、期待の4歳代表格の扱いでいい。
3人気のトーセンスーリアの取捨が馬券の肝。
芝実績だけ見れば実力的には申し分ない。
自身ダートは約4年ぶりも、先手先手なら勝機もあるが……。
5人気はサトノプライム。
中央から移籍直後は川崎のマイル戦で大敗も、その後は距離を伸ばして安定した成績。
ただし、やや他力本願な脚質だけに過度な期待はどうか。
差し届かずの4~6着のイメージも。
大穴候補も存在で波乱決着も充分。
中波乱~で期待したい。
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