■東京競馬11R
◾GⅡ 毎日王冠
◆能力チェック
①レッドベルオーブ
前走は大逃げの新境地?
、ではなく、恐らく偶然の賜物。
前半は掛かって大逃げ、1000通過が57.6なのでかなりのハイペースで、言ってみれば暴走。
それでも粘りきったのは流石はGⅠ3着実績馬、といったところか。
ここも理想は昨日の、グラニットのような大逃げで、開幕週や、叩き2戦目を考慮すれば、残り目も?
が、相手が、かなり上がっているので、色気が出て、抑え気味の逃げなら好走の可能性は低くなる。
②ノーズブリッジ
モーリス産駒らしく、やや晩成の血が開花模様。
以前はクラスが上がると凡走を繰り返していたが、久々に連勝と勢いづいてきた。
瞬発力よりも持続力で勝負のタイプなので、レットベルオーブが大逃げで後続に足を使わせない流れなら、昨日のドルチェモアのような競馬ができる。
③サリオス
前走は久々に国内GⅠで好走。
近走は2.3歳時に比べれば物足りない成績だが、
距離適性外の高松宮記念を除けば、決して悪くはない内容。
一昨年で勝っている舞台だし、戦ってきた相手を考慮すれば、ここでは能力上位だが…。
この馬もやはり流れに左右されるだけに全幅の信頼を置くにはどうか。
その他、気になる材料もあり、評価が難しいところ。
④ダノンザキッド
以前は中距離でも結果をのこしていてが、現時点ではマイラーとして確立。
あまり間隔が開くと良くなく、関屋記念を叩きと考えれば、悪くはないし、能力も足りている。
ただし、川田Jからの乗り替わりはやはりマイナス材料。
⑤レイパパレ
こちらも評価が非常に難しい。
まともならば当然、勝ち負けではあるが、やはり気になるディープの血。
オールカマーのデアリングタクトでも触れたが、牝馬の休み明け、特に年明けと夏明けは注意で、別馬のようになっている可能性もある。
軸にするにはリスクも伴う。
⑥ポタジェ
この馬もまた悩みどころ。
右回りに比べると左回りは決め手にかける。
抑え評価妥当か。
⑦キンクストンボーイ
ドゥラメンテ産駒もまた、牡馬は晩成なイメージで、前走できっかけを掴んだ?
前走ハナ差惜敗のイクスプロージョンが次走新潟記念で惨敗。
ちょっと評価しづらいですが、ルメールで勝負気配があり、警戒は必要。
⑧キングオブコージ
前2走はGⅠで相手も強かったし、喉の異常で度外視はできる。
距離短縮も有利に見えるし、条件は緩和されるが、今の馬場で脚質的にはやや不利。
時にロードカナロア産駒は距離短縮の東京で穴を空ける(イメージ笑)
穴なら?
⑨ジャスティンカフェ
強力な末脚が武器で、前走エプソムCは重馬場でも、33.5の切れ味。
ただ、前半で置かれるだけに開幕週の前残り馬場はやや不利。
人気し過ぎ感もあり、馬券妙味は薄い。
⑩ハッピーアワー
今年出走馬で唯一、圏外かなと思う馬。
※今年は非常に難解です。
前に行く馬が有利だと思いますので、馬券の中心は、先行馬から。