昔ばなし こがねーさん

「キレイなお姉さん」で検索し、出て来た画像の中からお借りしました。



私には兄が二人おります。
次兄とは6歳離れています。



その兄がアルバイトを始めた頃の話。
その時私は、小学生でした。



バイトから帰って来た兄は、母かずえに向かって
「こがねーさんがね、今日はこれを教えてくれた」だの
「こがねーさんに、メシおごって貰った」だの
やたら「こがねーさん」を連発していた。



小学生だった私の脳内では、「古賀姉さん」と変換されており
どんなお姉さん？キレイな人？･･･と
何でも知っていて、何でも教えてくれ、ご馳走までしてくれる
優しい古賀姉さんのことをあれこれ想像したものだった。




ある夜、バイト帰りに兄がお客さんを連れて来ると言う。

「こんばんは、こがねーです」と

玄関先に立っていたその人は、見た目が余りパッとしない
ちょっと滑舌の悪い中年男性でした。




その時の衝撃ったら。
何か悪い夢でも見ているようでした。



こんなんじゃない！！
古賀姉さんは、これじゃなーーーーい！！(これてー)と

子供心に物凄いショックを受けたことを思い出します。



小金井という名字があることを知らなかった･･･。



以来、何かの折に、小金井という名字を見つけると
ぷぷぷ･･･っと笑ってしまいます。



子供の頃の、そういう勘違いってありますよね？
え？無い？


いえ、正直に、あったらコメントしてくださいね。

さぁ皆さんも、全部吐いて、スッキリしよう
コメント、少なそうやなぁ。笑
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