ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
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母かずえ 特養入居2ヶ月で骨折

2021-05-24 05:55:55 | 母 かずえ
ご無沙汰しております。
マンションの庭の紫陽花が、ほんのり色付いてきました。家探しが進んでいるかと思いきや、母が3月からお世話になっている特養からの1本の電話で、家探しは一旦ストップしています。

電話が掛かってきたのは5月13日のこと。12日の入浴の際、母の右肩に内出血(9×7.5㎝)を発見し、翌13日に施設往診医師の勧めで総合病院に連れて行ってくださったとのこと。そこで「右鎖骨遠位端骨折」と診断されたのだそうです。


その週の土曜日、母の様子を見せて貰えるということで、コロナ禍ではありますが、面会が許可されました。こんな風に、ビニール越しですけどね。


えぇえぇ、わかってますって。
そんなに大きな字で書かなくっても!


一番近くまで寄っても、母と私の距離はこれくらい。耳の遠い母とは、殆んど会話になりません。


患部を見せて貰って、ちょっとビックリしました。発見時9×7.5㎝だった内出血が、こんなに広がってて。


右手の中ほどにも内出血が。聞けば「これねぇ、ものすご酷う、こけたんよ」と言っていましたが、その辺の記憶は、全く信憑性がありません。


「あんた、忙しいけ来れんのやろ?しばらく会えんかったけ、お母さん寂しかったよ」と、コロナのせいで会えないのだということも、すっかり忘れてしまった様子でした。

でもこの日、痛みを訴えるでもなく、骨折したことも忘れてしまったように、笑顔をたくさん見せてくれて、私はもうそれだけで涙が出るほど嬉しかった。

ところがこの後、足の付け根も少し痛いという母の訴えで、初診の一週間後、CT検査によって、恥骨と仙骨の骨折も判明したのでした。面会に行った時に、この4月に就任された施設長さんから、謝罪の言葉がありましたが、未だに骨折の原因がわからない。

骨折した場所が、右鎖骨・恥骨・仙骨。そして右手の内出血。これは医師によると、立位から右側に転倒したのでは・・・ということらしいです。車椅子生活の母が、一人で立ち上がることは有り得ず、もし一人で立ち上がって転んだとしても、自力で車椅子に戻ることは不可能だと思われます。

もし家に居たとしても、転ぶ時は転ぶし、骨折する時は骨折します。だから、骨折してしまったことで施設の方を責める気持ちは全くありません。ですが、転倒したことを誰も知らないというのは、やはりとても気持ちが悪い。

施設長も「こんな事態は当施設でも初めてのことで、ご家族の皆様には本当に申し訳なく思っております。申し上げにくいのですが、虐待の可能性も視野に入れて、私自ら職員の聞き取り調査をして、どうして今回のようなことが起こったのか、必ず究明いたします」と仰っていました。

いつもニコニコしていて、穏やかな性格の母が、虐待を受けるタイプではないだろう・・・とは思うのですが、今は静かに施設からの報告を待つことにします。

久し振りの記事投稿で、暗い内容になってしまいましたが、母はとてもにこやかでしたし、食欲も旺盛で、毎食殆んど完食しているようなので、どうか皆様あまりご心配くださいませんように。


母の記録として書いた記事だとお受け止めくださいませ。
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