来週迎える63才の誕生日のお祝いにと
もこちんがプレゼントしてくれたお花
もこちんがプレゼントしてくれたお花
ブログを始めて5年と6ヵ月。
こんな記事を書く日が来るとは、夢にも思いませんでした。
事の始まりは3月半ば。
副社長と次年度の嘱託契約の話をしていた時でした。
「以前にも話したけどね、〇〇さんには、65才を過ぎても、パートでもいいから仕事を続けて欲しいと思ってたんだよね。けど、コロナで業績はガタ落ちするし、業務を縮小しようという話が決定してね。残念なんだけど、うちでの仕事は65才までということになっちゃったんだよね。」
まぁ日々の売り上げの集計も、私の部署の仕事なので、ある程度は覚悟していたことでした。でも、実際にそうなったと告げられて、思った以上にショックを受けている自分に気付きました。
そうか。家のローンは68才まで続くのに、今の仕事は65才で終わりか・・・。65才を過ぎてからの新たな仕事・・・。どうしよう・・・。最後までちゃんと払っていけるんだろうか。そんなことを考えて、眠れない夜を幾度も過ごしました。
そんな折、娘たちからこんな提案がありました。
「ねぇ、この家を処分して、田舎で一緒に暮らさない?」
無理無理無理無理~。
子供と一緒に暮らすなんて、今まで一度も考えたことがない。
一緒に暮らして良いことなんて、ひとつも思い浮かばない。
ところがそこで、娘が調べてLINEで送ってくれた売り出し物件を見て、私の気持ちはグラつきました。それは、完全に生活空間を分けられる二世帯住宅でした。キッチンもトイレも、お風呂も別。うん、これなら自分だけの空間をちゃんと確保できるかも。互いに干渉しないで、それぞれが自分らしい生活を送ることが出来るかも。
それでも乗換の不動産売買など、全く知識も経験も無い私は、何をどう始めればいいのか、途方に暮れました。
そこで基礎知識を学ぼうと、ご縁のあった不動産会社に娘と一緒に出向きました。売って買うという乗り換え不動産売買の手順など、丁寧な説明を受けました。
そこで知ったのは、私の住むこのマンション、地域の中でとても古い物件にもかかわらず、ダントツの一番人気なのだとか。実際管理組合がとてもしっかりしていて、何から何まで整っています。しかも最近、これ迄にない高値で売買されていることを知りました。
考えてみれば、そもそも引きこもりの私が、都会に住んでいる意味は殆んどない。ならば65才で仕事を辞めて、残りの人生をポンちゃんと一緒に、好きなことをして暮らすというのは、想像以上に幸せなことではないか。
このマンションの売値の相場、そこからローンの残債を支払うと、購入可能な金額がおおよそ分かりました。
場所は千葉県内として不動産情報を検索すると、購入可能な沢山の物件が見つかりました。
今住んでいるこの家は、最初は家族4人。第二夫と別れて3人。息子が結婚して2人。母が来て再び3人。施設に入って2人。そして最後に娘が嫁に出て1人。殆んどが引き算によって今の形が出来ました。その形は決して私にとって大満足!という訳ではありません。
田舎の広い家を見ていると、あぁここで私とポンちゃんの、新たな理想に近い形の家を作ることが出来るのかも・・・。そう思うと少しワクワクしてきました。
買えそうな物件があることを確認したら、そのためには先ずこのマンションを売り出さなければ話が始まらない。早速不動産屋さんにお願いして、物件の販売を始めて貰いました。
そんな訳で、このところ多忙を極めていました。平日夜は、ネットでの物件探し。毎週末には、母へのおやつの差し入れ、そして娘たち家族と物件の内覧に行く。いつ売り出したマンションが売れるかは分からないので、事前に調べておくに越したことはありません。
田舎暮らしを長いことやっていない私が、その生活に慣れることが出来るのか・・・と、全く不安が無いわけではありませんが、これを人生最後の大きな決断として、これから先の人生を見据え、いっちょ頑張ってみよう!と思います。
ブログで記事にする前に、息子夫婦と、夫婦だった頃、このマンションの支払いに貢献してくれた、別れた第二夫にも報告し、みんなに激励して貰えました。もこちんにも、親友Cさんにも、直接会って話をすることが出来ました。
悔いの無い「終の棲家」探しをするために、しばらくはブログを休もうと思います。そして近い将来、田舎暮らしの様子を、また皆様にお届け出来たらな~と思います。大した面白味もない当ブログにお越しくださった皆様、本当にありがとうございました
それでは、またお会いできる日まで、ご機嫌よう
※ハンドメイドのオーダーも、しばらくはお受けできません。
悪しからずご了承くださいませ
ポチ、ありがとうございました~
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