今週の日曜日、特養に入居している母に会いに行って来ました。面会は月に一度と決められています。先月は兄夫婦が行ったので、2か月ぶりの面会です。時間はわずか10分間。
面会室で待っていると、介護職員の方に車椅子を押してもらって、母が入ってきました。
「あ、あれ、私の娘なんですよ」と職員さんに説明する母。
え?私のこと分かったの?もしかして今日は絶好調!?
「お母さん、元気そうやね~。よかった~」
「あんたも元気そうやん。久し振りに会えて嬉しい・・・」
「よし!今日は調子よさげだから、早速クイズです!
第一問!長男さんのお名前は?」
考えること十数秒「長男の名前は〇〇〇△△△です!」
「おぉ~!すごい!正解です。では第二問、次男さんは?」
「えぇっと・・・〇〇〇✕✕✕です」
「すごいねぇ、またも正解!
じゃぁ最後に第三問、長女さんのお名前は?」
「あの・・・えぇっと、〇〇〇◇◇◇です」
「わぁ!お母さん、全問正解だよ~!!
それじゃおまけの問題です。あなたのお名前は?」
「私?私は・・・あの、その、〇〇〇◇◇◇です」
「いやそれ、あたしの名前やから!
お母さんは〇〇〇かずえさんでしょ?」
「はははは~そうか。そうやったねぇ」
その後も少し話をしましたが、
ある瞬間から、目線が遠くを彷徨っている様子。
「あの、失礼ですけど、あなたのお名前を教えて頂けませんか?」
「え!?私はお母さんの娘の◇◇◇でしょ?」
それは完全にシカトし
「私ね、先日広島教会に行って来たんですよ。私にも娘がいるんでけど、昔はスラッとして痩せとったのに、今はもう中年太りで見苦しいことになっとるんです 笑」
ゲ!それって、回りくどく他人を借りてあたしの悪口を聞かされたってこと?見苦しいとか思ってたの、知らんかったわ~ 言っとくけどね、あたしあの頃より6kg減量してるからね!
そうこうしている内に、瞬く間に10分が過ぎ、私は廊下へ。
この日も前回と同じく娘家族が外で待っていたので、職員さんの計らいで窓越し面会をさせてくださいました。
廊下も、母がいる場所までは進入禁止となっていたので、私も直ぐに外に出ました。
娘に抱っこされて、サンバくんもひい婆ちゃまと会えた!!
「まぁ、大きゅうなったねぇ。」と、ちょっとウルウルする母。
この日、事前に施設から、アームウォーマーを数枚用意して欲しいと言われていたので持参しました。いつものPC接続専用のテプラを使って、またもお名前シールを作ります。
この場合、布製のアイロンラベルを使います。出来たラベルをまずはアイロンで接着させ、その後ミシンで縫い付けます。アイロンだけだと、何度も洗濯する内に、剥がれる可能性があるので、縫い付けておけば安心。
何故室内にいる母にアームウォーマーが必要かと言うと、母は昔からよく内出血する人だったのですが、入浴や着替えやトイレの介助の時に、少し腕を強く握ると内出血してしまうのだそう。介助の方々も気を付けてくださるそうですが、念のために欲しいとのことでした。洗い替えにこれくらいあったら足りるかなぁ。
人一倍暑がりの母が、大人しくアームウォーマーをつけてくれるかどうか、ちょっと心配です。でもお名前シールを見て、私の愛情を感じてくれたら嬉しいな、と思います。
たった10分の間に、とてもしっかりしているかと思えば、訳の分からないことを言い出したりもします。母の脳内で記憶を司る海馬が、痴呆症によって思わぬ働きをしているようです。どんなことを言い出しても、怒ったり嘆いたりしないで、ニコニコ笑って話を聞いてあげることが、今の母には一番嬉しいことでしょう。
今月の面会が終わってからでないと、次回の面会予約は入れられません。7月の予約を・・・と言いましたら、もう予約が一杯で8月しか取れないとのこと。予約枠が小さいので、それも仕方ありません。と言うことは・・・8月は兄夫婦、そして9月が取れなかった場合、私は10月かぁ。今度は4か月後ということになります。
毎週送っていたおやつも、最近は硬いものが食べられなくなったし、かなりダブついているので、少し時間を空けてくださいと言われました。仕方ない、それなら手紙だけでも送るか。
面会室で待っていると、介護職員の方に車椅子を押してもらって、母が入ってきました。
「あ、あれ、私の娘なんですよ」と職員さんに説明する母。
え?私のこと分かったの?もしかして今日は絶好調!?
ビニールシート越しなので、いつもより更に写真が不鮮明です。
「お母さん、元気そうやね~。よかった~」
「あんたも元気そうやん。久し振りに会えて嬉しい・・・」
「よし!今日は調子よさげだから、早速クイズです!
第一問!長男さんのお名前は?」
考えること十数秒「長男の名前は〇〇〇△△△です!」
「おぉ~!すごい!正解です。では第二問、次男さんは?」
「えぇっと・・・〇〇〇✕✕✕です」
「すごいねぇ、またも正解!
じゃぁ最後に第三問、長女さんのお名前は?」
「あの・・・えぇっと、〇〇〇◇◇◇です」
「わぁ!お母さん、全問正解だよ~!!
それじゃおまけの問題です。あなたのお名前は?」
「私?私は・・・あの、その、〇〇〇◇◇◇です」
「いやそれ、あたしの名前やから!
お母さんは〇〇〇かずえさんでしょ?」
「はははは~そうか。そうやったねぇ」
その後も少し話をしましたが、
ある瞬間から、目線が遠くを彷徨っている様子。
「あの、失礼ですけど、あなたのお名前を教えて頂けませんか?」
「え!?私はお母さんの娘の◇◇◇でしょ?」
それは完全にシカトし
「私ね、先日広島教会に行って来たんですよ。私にも娘がいるんでけど、昔はスラッとして痩せとったのに、今はもう中年太りで見苦しいことになっとるんです 笑」
ゲ!それって、回りくどく他人を借りてあたしの悪口を聞かされたってこと?見苦しいとか思ってたの、知らんかったわ~ 言っとくけどね、あたしあの頃より6kg減量してるからね!
そうこうしている内に、瞬く間に10分が過ぎ、私は廊下へ。
この日も前回と同じく娘家族が外で待っていたので、職員さんの計らいで窓越し面会をさせてくださいました。
廊下も、母がいる場所までは進入禁止となっていたので、私も直ぐに外に出ました。
娘に抱っこされて、サンバくんもひい婆ちゃまと会えた!!
「まぁ、大きゅうなったねぇ。」と、ちょっとウルウルする母。
この日、事前に施設から、アームウォーマーを数枚用意して欲しいと言われていたので持参しました。いつものPC接続専用のテプラを使って、またもお名前シールを作ります。
この場合、布製のアイロンラベルを使います。出来たラベルをまずはアイロンで接着させ、その後ミシンで縫い付けます。アイロンだけだと、何度も洗濯する内に、剥がれる可能性があるので、縫い付けておけば安心。
何故室内にいる母にアームウォーマーが必要かと言うと、母は昔からよく内出血する人だったのですが、入浴や着替えやトイレの介助の時に、少し腕を強く握ると内出血してしまうのだそう。介助の方々も気を付けてくださるそうですが、念のために欲しいとのことでした。洗い替えにこれくらいあったら足りるかなぁ。
人一倍暑がりの母が、大人しくアームウォーマーをつけてくれるかどうか、ちょっと心配です。でもお名前シールを見て、私の愛情を感じてくれたら嬉しいな、と思います。
たった10分の間に、とてもしっかりしているかと思えば、訳の分からないことを言い出したりもします。母の脳内で記憶を司る海馬が、痴呆症によって思わぬ働きをしているようです。どんなことを言い出しても、怒ったり嘆いたりしないで、ニコニコ笑って話を聞いてあげることが、今の母には一番嬉しいことでしょう。
今月の面会が終わってからでないと、次回の面会予約は入れられません。7月の予約を・・・と言いましたら、もう予約が一杯で8月しか取れないとのこと。予約枠が小さいので、それも仕方ありません。と言うことは・・・8月は兄夫婦、そして9月が取れなかった場合、私は10月かぁ。今度は4か月後ということになります。
毎週送っていたおやつも、最近は硬いものが食べられなくなったし、かなりダブついているので、少し時間を空けてくださいと言われました。仕方ない、それなら手紙だけでも送るか。
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