あれはゼッタイ美味しくナイ筈と敵意に近いものを持っていたのに、食べてみると不味くはナイ。
でも、やはり美味しいとも食べたいとも思わない。
やはりナンダカナァ~の感じが捨てきれない食べ物・・・って結構あるじゃないですか。
例えば、ツナマヨネーズおにぎりとかサラダ饂飩・・なんか?
タラコスパが登場したときも似たような気になったものです。
・・・で、ほていの焼き鳥・ガーリック・ペッパー味
焼き鳥缶ですから王道は楊枝でプツプツと刺して、焼き鳥の小片をチビリチビリ。で、一緒にビールをグビリグビリ・・・つまり、プツチビグビリの法則に則って食べるのが王道なのであります。
しかしながら、この缶詰、テレビを見ながら一人で呑んでいたとしても、開缶の瞬間にテレビより缶の中に見入ってしまうのです。
皆と飲んで盛り上がっているときでも、開缶の瞬間、誰かがオナラをソッとすかしたみたいに、会話が止まってしまうのであります。
匂いが焼肉のタレみたいな、焼豚みたいな・・で、やはりそのドチラでもない、知っているようなで知らないような・・・まるで「去年マリエンバートで」って映画みたいなカンジなのであります。
開けた瞬間に立ち上るこの匂いに、お酒呑みたい感がシボんでしまうのであります。
シボンちゃんなのです。フランス語ではセ・シボンと言います(サスガニイワナイナ)
で、味の方は、タレ味に胡麻、ガーリック、ペッパーが効いているのでありますが、タレの味とガーリックペッパーが合わないのであります。
一回書いたのでありますが、なにやら〆切りに間に合うようにやっつけたと言うか、良く考えずに取り敢えず作ってみたとか、そんな感じがするのであります。
そんな訳で、私にとって、不味くはないのですが、さりとて食べたいとは思えない、個性がありそうで実は無いような缶詰なのであります。
さて、これをそのまま食べるのはちょっとキツイので、なにか料理にしちゃいます。
単純に、照り焼きチキンサンドウィッチ・・・・それとツナマヨネーズおにぎりのどこが違うんだ!と、お怒りの方はこの先は読まないでください。
サラダ饂飩とナニが違うんだとお怒りの方は・・・もう、ウルサイナー・・ほっといてくださいね。
そんな訳で照り焼きチキンサンド。
作り方なんか別にかいてもしょうがないので、サンドイッチを作るときのチョットしたテクニックを書いておきます。
サンドイッチを作るときには、野菜の下ごしらえが大事です。
と、言っても、たいしたことをやる訳ではありません。
たとえばトマトなら、ペーパータオルの上に置き、塩・胡椒で下味を付け、更にペーパータオルを上からかぶせて水気をとります。
トマトの水分を取っても、あじは濃くなりこそすれ、味が抜けることはアリマセンからご心配なく。
同じように玉葱もスライスして塩をふり、ペーパータオルで水気を抜きます。
レタスは洗ってから、やはりペーパータオルで水気を取ります。
つまり、サンドイッチに挟む野菜は、なるべく水気を切るのがコツであります。
トーストしたパンにバターをお好みで塗ったり塗らなかったり・・私はぬりません。
私はマヨネーズとマスタードだけであります。
で、出来上がったら・・・アララ・・・マヨネーズとマスタード、野菜の味が混ざったら・・美味しいジャン!
う~ん、これは素材缶詰としてのポテンシャルが高い缶詰なのかもしれませんね!
なんて思っていたら、娘が缶に残ったガーリックペッパー味を見つけて食べても良いかと聴きますので、イイヨって言ったら・・・・・一口食べて
「ウマ~~イ!!」
と叫んで、全部食べちゃいました。
味と言うのは千差万別・・・と言うより、流行り廃りがあるのでしょうか?
・・・・・諸行無常の響きあり
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