散歩のコースはどこですか

79歳の老人です。2年前まで現役で仕事をしていましたが、今は、趣味の
囲碁と読書と旅行などのほか朝の散歩が楽しみです。

英国のEU離脱に思う

2019-03-18 10:58:32 | 日記

今日も、青空の素晴らしい天気で、遠くに真っ白な富士山が見える。上さんを

青梅まで編み物教室で車で送ってきた所である。報道で似ぎ合わせているのは、

英国がEUに離脱をまたもや延期したことだ。英国が何故に、国民投票で離脱を

選んだかを振り返ってみると、やはり、英国だけでなく、世界的に、移民の問題

が一番の問題のように思う。EUは当初は第一次大戦と第二次大戦でドイツとフランス

との戦争が起こったとの教訓を反省して、フランスとドイツが中心となって

造られたのであるが、その後英国の加入を促し、より強硬なヨーロッバの組織を

つくったのである。この加入した国の間では、人、物、金、サービスなど

が自由に取り扱うことが出来るようになった。このことによりユーロ圏のGDP

は、アップしたが、その反面、国により、その財政の差が発生し、ドイツなど

豊な国はよいが、ギリシヤなどの赤字国を救うために、加入國間で不満がでてきた。

それ以外に、シリアでの戦争で発生した難民をヨーロッパで受ける移民が増加

してきたが、この受け入れた国では、自国民との間に宗教や人種や風習の違い

から溶け込むことが出来ないばかりでなく、国の財政面でも、この移民に対する

負担が大きく、このことを自国民が不満を呈してきていた。このようなことが

原因で、英国でもは、EUを離脱することになったのである。しかし、離脱

すれば、ヨーロッパの国々と自由に貿易が出来なくなることで、GDPは相当に

下がり、暮らしは悪くなると言われていることから、その結論を出す時期を

遅らせているのだ。メイ首相は6月にはその結論をださねばならないが、

どうするのであろうか。日本でも、安倍政権は、相当の外国人を労働支援

要因として入国させる方策を取ろうとしている。将来、移民が多くなって

来た時には、やはり英国と同じような問題が起こりうることになるであろう。